風情豊かな坂の街、リスボン。この街で、男性同性愛者のあいだでA型肝炎が流行、123例発生して当局がワクチン7000ドース無料接種に追われるという騒動になっています。
- ポルトガルのリスボンでA型肝炎、Martim Moniz health centre にてワクチン7000ドースの無料接種。
- A型肝炎流行中で、その感染者の多くは男性⇒男性性愛者(MSM)。
- 当局スポークスパーソンは「これ(A肝)はあらゆる性的傾向の人に可能性があるが、今までのところを申し上げると、実際のところ、男性の方が多いのであります。それだけというわけじゃないですけど、いや、その、女性に比べて男性の方が多いのです。それでもって、男性のなかでも、男性とセックスする人がより引っ被っているように見えるんです」と苦しさにじみ出るコメント。”This can happen to any individual with any sexual orientation, but what has been so far described, in fact, is a predominance of cases in men – not exclusively – but comparatively many more cases in males than females. And among males, men who have sex with men seem to be more affected,” explained the DGS spokesperson.
MSM男性同性愛者のA型肝炎、最近になり一般報道に出るようになってきましたが、管理人は、評論家の宮台真司氏がよく使われる「日本は米国のケツ舐め政策の国だから・・・」って表現を思い出しちゃいます。同性愛者のケツ舐めはワクチンで予防可能なA型肝炎という結果を招くだけですが、米国のケツ舐めは妙なテロや戦乱に巻き込まれもっと深刻なことにならねば...ここ最近のシリアや北の国のニュースを見るにつけ懸念するのです。
リスボンといえば、管理人の外務省在勤中にパリから定期的に巡回検診の出張に行っていたところです。しっとり落ち着いた坂の街、もの悲しいファドの調べを聞きながら安くてうまいポルトガルワインを傾けるのは楽しみでしたが、ケツ舐め肝炎騒動もリスボンの影ですね。
ソースは
http://outbreaknewstoday.com/lisbon-free-hepatitis-vaccines-offered-response-outbreak-22585/
Lisbon: Free hepatitis A vaccines offered in response to outbreak