新年あけましておめでとうございます
時はまたたく間に流れ、さらに脱兎のごとく卯年に入りました。
2023年はコロナをめぐるあれやこれやから、「平常を取り戻す年」になりますが、これは同時に、コロナ以外のウイルスや細菌にとっても「平常を取り戻す年」になりそうです。
コロナ対策のもと抑えられていた通り道・・半径1mの感染対策から国際往来まで・・の回復とともに、海の向こうに目を転じれば、身近なアジアではデング熱など蚊媒介の激増をはじめ、麻疹、インフルetcもまた、因幡の白兎よろしく海を飛び越えて来ようとしているようです。渡航医学の立場からは、しっかり視点を切り替えつつ、情報提供してゆきたいと考えております。
私自身は、国際交流基金の海外派遣研修の再開(すでにインドネシア・タイ向け依頼いただき)、文科省からは高校生の海外派遣事業関連の委員など、国際往来の本格的回復を見据えたお仕事の依頼をいただいております。こちらも渡航医学の立場から、頭を切り替えて努めてゆきたい2023年です。
さまざまに大展開になりそうな新年、みなさまの健勝とご発展を願っております。
2023年吉日
勝田吉彰