インドネシアの日系企業にアンケートおこなわれています

以前紹介させていただきました、インドネシア在住の相木さんのブログ「インドネシア鳥インフルエンザ情報」http://beritafluburung.blogspot.com/
にて、インドネシア進出企業へのアンケートが行われています。
http://service.cubequery.jp/003911ef

SARS流行時の北京で在勤していた感覚からすると、これは非常に喜ばしい動きです。０３年当時、どの企業も自分で考え自分で行動するのが苦手なのか、「大使館がどうするのか」「大使館が（我々に）指示を与えてほしい（渡航情報を出してくれ）」というリクエストが多数あった模様で、SARS説明会でも最前列に陣取った某東証一部上場有名商社のエリートが「（一時帰国について）大使館（の皆さん）はどうされるのですか」と尋ねてみたり・・　それから５年、民間がちゃんと自分の頭で考える動きがあるのはうれしい限りです。（ひとつには、０３年当時には一般的じゃなかったブログなるものの普及も大きいのでしょうが・・・）

インドネシアに関係する方々、協力してあげましょう。

訂正

訂正です

インドネシアの最近の３例、

４月１日付で２２歳女性としたケース、21ヶ月の赤ちゃんの誤りでした。４日付で見出しは２２ヶ月の赤ちゃんとなってますが、これも21ヶ月赤ちゃんの誤り。失礼しました。

インドネシアの３例目は「２１ヶ月の赤ちゃん(♀）」が正解です。

メッカの巡礼はどう出るか？（H5N1)

石油の国、サウジアラビアでオーストリッチの養殖が行われている・・・オイルマネーにオーストリッチ、リッチそうな響きでマッチしそうですが、鳥インフルエンザＨ５Ｎ１はここにも襲い掛かります。
　サウジでオーストリッチ１３５００羽処分！！　です。

このソースはＡＦＰ↓
http://afp.google.com/article/ALeqM5jMlFqVTTAs9vmz0cL2CmBCXkOk7A

今この時期のサウジといえば、メッカの巡礼です。世界中のイスラム教徒がイスラムの聖地を目指し、サウジ行きの飛行機に乗り込みます。私がスーダンやセネガルといったイスラム国に在勤していたとき、巡礼（ハッジ）前のハルツーム空港やダカール空港は”ＧＷの成田状態”だったのを思い出します。この、多くの途上国から１ヶ所に集まり、また帰ってゆくというプロセスは感染症の拡散にぴったりです。たとえば、髄膜炎W135の大騒動なんてのもSARSの前か前々年ぐらいにあったと記憶しています。　オーストリッチの大量処分も、メッカ巡礼でピリピリした雰囲気と関係があるようです。

こちらのソースはThe　Mideast　News↓
http://www.themedialine.org/news/news_detail.asp?NewsID=19904

一家におひとつ

一家におひとつ常備の本

国立感染研の岡田氏の新刊
H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ! (角川SSC新書)
大きな書店では新書コーナーに平積みしてあるのではと思います。

今から何を準備しなければならないのか噛んで含めるように解説してあります。
忙しくて全部読む余裕の無い方は、
まずは
42～52、74～84、36、38、40ページ　あたりを読んでみましょう。（これだけなら１０分でOK）

ソース

先の記事、海外に住む日本人のためのタミフルのソースです↓
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html#q13