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2週続けて日曜日が休日。運がいい。というわけで今日も大垣赤坂スポーツ公園でのFC岐阜Secondと藤枝市役所の1戦に出かけることにした。相手の藤枝市役所を観るのは2年ぶり、あの時は全社東海予選でマルヤス工業との試合だった。
会場の赤坂スポーツ公園はサッカーや野球に使用できる多目的広場とテニスコート。それに室内の多目的コートで構成されている。室内コートでは、先週もそうだったがゲートボールの熱戦が繰り広げられている。ついでに「5番ボールが見当たらないので探してください!!」と放送も聞こえてくる。深刻な問題だ。ゲートボールのボールに番号が振ってあるというのははじめて知った。ビリヤードのような感じだろうか。いずれにせよ役に立てそうにはない。
さて、今回セカンドは一見すると3-5-2と思われるような布陣を敷いてきた。ただし中盤の両サイドは柔軟に最終ラインに参加して守りを固めるというやり方で単純なシステム論には当てはまらないような動きをしている。2戦続けて引き分けているということもありセカンドも試行錯誤の最中なのだろう。一方の藤枝市役所。オーソドックスな4-4-2で豊富な運動量が持ち味だ。しかしセカンドがうまく守ってサイドを崩させない。一方ウチの攻撃も相手の素早い寄せで完全には機能しない。
こうなってくると個人技がモノをいう。足技だったり急激なスピードチェンジだったりするわけだがそうこうしているうちにウチの選手がPA内で倒されPKをゲットした。これもスピードの変化に藤枝市役所の選手がうまく対応できなかったようだった。かなり派手な転び方をして相手の選手は一発レッド。これは少々厳しいという印象だったがなにぶん遠くで起こった出来事なので詳細はよくわからない。
退場劇をうけて藤枝市役所は無難にシステムを4-4-1に変更してきた。おそらく中盤の選手が一人最終ラインに下がったのだと思う。これで前半を1-0で乗り切ろうという策か?これをやりきられるとウチとしてはいかにリードしているとはいえつらい。しかしウチは左サイドの崩しから見事に追加点をとり前半を終えた。結果的にこの2点目が大きかった。
後半藤枝市役所は中盤を3枚にする代わりに2トップに戻してくる。「中盤は3人でなんとかしろ」という戦術だ。おそらくロングフィードを多用するサッカーになるだろう。スタミナに計算が立っているとみえる。後半に入ると薄曇りになり風が吹いてきたというのもこの戦術を後押しする。
藤枝市役所のゴールキーパーはコーチングが的確で決定的ピンチにも動じず好セーブを連発している。フィードも正確で結果的に人数が一人少ないことを感じさせない。フィールドプレーヤーも運動量が落ちず各自が1割増しのプレーをすることでカバーしようとしている。敵ながら素晴らしい戦いぶりだ。このチームが何故東海1部の最下位争いをしているかわからない。
結局試合はそのまま2-0で決しウチは勝ち点を17に伸ばしリーグを首位で折り返すこととなった。
試合後も仲間としばらくは藤枝市役所の戦いぶりについて話しこんだ。いずれにせよこのまま下位に沈んでいることはないだろう。対してウチは今日はまた違った一面を見せてくれた。今後の戦いも期待してよいと思う。