私どもが支援して、3年前に完成したコークトロック小学校の図書館。
その後毎年、楽しみにしている、使用状況の報告書が届きます。
その中にはいつも、こどもたちの笑顔の写真や、学びの感想文が含まれています。
食い入るように絵本を眺める眼差し。新たな知識を得ることの喜び。
彼らの視線は、いつも真っ直ぐで、純粋です。
私たち大人の姿を凝視めて、問い掛けてきます。
「何を学ぶべきなの?」「どうすれば本当の智慧を磨くことが出来るの?」
上手くごまかそうとして生きている私に、迫ってくる問いのようです。
「子どもというものは、大人たちの想像もできない鋭い触覚を振り廻している」
井上靖『幼き日のこと』
「子供と云うものは、ちっとも大人と違っていない。
大人が理屈で知ることを子供は直感で感ずるだけだ」
谷崎潤一郎『肉塊』
「子どもというものはなんにも知らん顔をしてなんでも知っているものだ」
川端康成『化粧と口笛』
敬愛する作家たちの言葉を想いだします。
この子等に再び逢える日を夢想し、今は彼らの幸せを、一心に祈ります。
その後毎年、楽しみにしている、使用状況の報告書が届きます。
その中にはいつも、こどもたちの笑顔の写真や、学びの感想文が含まれています。
食い入るように絵本を眺める眼差し。新たな知識を得ることの喜び。
彼らの視線は、いつも真っ直ぐで、純粋です。
私たち大人の姿を凝視めて、問い掛けてきます。
「何を学ぶべきなの?」「どうすれば本当の智慧を磨くことが出来るの?」
上手くごまかそうとして生きている私に、迫ってくる問いのようです。
「子どもというものは、大人たちの想像もできない鋭い触覚を振り廻している」
井上靖『幼き日のこと』
「子供と云うものは、ちっとも大人と違っていない。
大人が理屈で知ることを子供は直感で感ずるだけだ」
谷崎潤一郎『肉塊』
「子どもというものはなんにも知らん顔をしてなんでも知っているものだ」
川端康成『化粧と口笛』
敬愛する作家たちの言葉を想いだします。
この子等に再び逢える日を夢想し、今は彼らの幸せを、一心に祈ります。