おはようございます。
神奈川県 相模原市北丹沢の麓の店・高城商店です。
あおぞら文庫では、11月3日の青野原地区文化展に向けて、
今年は手芸に取り組んでいます。
平成13年から始めましたので、もう17年目になりました。
今年は 足が弱くなった方は、我家まで送迎をしました。
平均年齢85歳くらいでしょうか。最高は88歳で、
3人います。元気ですばらしいですよね。
それは歳なので、足や腰が痛いようですが、
やる気がすごいですよね!このパワーに私は毎年、
負けています。
いつもは、家の敷地内にある、あおぞら文庫で
制作するのですが、今日は寒いので 我が家の
居間を使いました。講師は ほとんど知り合いの
人にお願いしています。何しろ津久井には、芸達者
の方が、大勢いらっしゃいます。
今日の講師の女性は、母の和服をリフォームして
着てきました。とてもお似合いでした。
私が子どもの頃、「お茶を飲んでけよー!」
「いいで~!忙しくねえか~!と言いながらも
声を掛けあい、日当たりのいい縁側で、近所の人達と
お茶のみをして ひと時のんびりした時間を過ごしましたが
最近は、時代の流れで ほとんど見掛けなくなりました。
今回は先生を入れて8人ですが、近所でも全員で
話をする機会はなかなかありません。
作業をしながら、また、終わってからも、お茶を飲みながら
楽しい会話が弾みました。帰り際「楽しかったーよー!」
という声が聞かれてこちらも良かったな―!と、
嬉しくなりました。
あと1回で 終わりそうです。
お赤飯や漬け物の差し入れがありました。
ご馳走様でした。
私は老化の事を老花と表現することが
時としてありますが、かっての同僚で、今は山梨県で
工芸の仕事をしているFさんは、高齢の人達を
光歳(こうれい)と書いています。
私はすばらしい表現だと感心しました。
歳を重ねるという事は すばらしい事です。誰もが
そこに行きつくので、今その方たちと時間を共有
して、多くの事を学ばせて頂いているので、とても
感謝しています。
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みんなの胸の奥には、多くの思いでが残っています。