老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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びわ湖一周デモ 5日目(5.8)の ようす <最終日>

2016-05-09 10:30:55 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『 ニュース 第6号 』
2016.5.09発行

< びわ湖一周デモ 5日目(5.8)最終日 の ようす >

♪ びわ湖一周達成

♪ 反原発デモで史上初!

♪ 最終日は170人の参加、5日間で700人


★☆ 最終日は、滋賀県の県庁所在地=大津市内を北から南へ縦断 ☆★

最終日の5月8日、大津市堅田駅前には、
スタート時刻(午前10時)の1時間以上前から多くの市民が集まり、
のぼりを立て、旗やメガホンの準備などに余念がありません。

きっかりの時間に岡田啓子実行委員の司会で、田中徹実行委員長あいさつの後、
100人で元気よく出発。国道161をひたすら南下します。

連日、大勢の参加をいただき、主催者が組んだ予定より遅れ気味の毎日のデモでしたが、
この日午前中はカンカン照りをものともせず、先頭は正午きっかりに坂本の平和堂到着。

40分弱の昼食休憩ののち、午後からの参加者も増え、距離が長すぎるため
三分の一のメンバーはJRで大津京駅に先回りして周辺のビラ配布をして
デモ隊を待っていただきました。
これで5日間で1万枚のびら配布をやり切りました。

(大津市)下阪本の町内では、たくさんの市民の皆さんがお宅から出てこられ、
私たちを激励していただきました。
大津京駅、午後2時到着は到底無理で、先頭で40分遅れ。
休憩なしで一路、三井寺(みいでら)へ。

三井寺境内の千団子広場にて毎月開催のオーガニックマーケットに、
みんなでお邪魔しました。
脱原発・有機農業促進で頑張って、盛大に模擬店や音楽発表など継続されています。

田中委員長がステージマイクで連帯のあいさつ。

同所をスタートして30分ほどで、大津地裁前に到着。
3月9日、高浜原発3・4号機の稼働停止仮処分決定の大英断に再び感謝と
引き続く公正裁判を求めてデモ参加者一同で声援を送りました。

大津地方裁判所


大津地裁前。若狭の原発を考える会・木原壯林代表(中央)とデモ隊の皆さん

そして目の前のJR大津駅に、予定の午後4時前に到着。
5日間、デモは約100キロ、三日目の車デモ含めて
235キロのびわ湖一周を達成しました。

反原発闘争史上初のびわ湖一周デモであり、
そもそもデモでびわ湖一周というのは初めてかもしれません

午後4時から県庁手前の教育会館で集約集会を開催。百人で満席。
5日間通しでデモを貫徹したのは10数人の方。
大津市内から参加の女性・Nさんによると歩いてびわ湖一周されたことがあるが、
235キロとのこと。「正直きつかった」とスタッフの男性。
「滋賀は第3の故郷だ」と、京都の男性。
大津市比叡平の女性も一度も車に乗らず歩き通しました。

びわこ☆123キャンプから支援・連帯の要請を受け、カンパ贈呈も。

最終日は集会のみ参加の13人含めて150人の参加。
5日間でちょうど700人のご参加。事前案内ビラは3刷し計2万4千枚。
本番中に三日目のアメーバデモ含めて1万枚ビラ配布。
ニュースは準備号含めこれも入れて8号。
3団体から3台の宣伝車提供をいただき、2月から数限りない集会・会議で
ビラ配布と訴えをさせていただき、
昨秋の「高浜―関電本店リレーデモ」参加者の宛名シール提供をいただいての
案内はがき発送も行い、デモ到着の先々で
安土城址のお寺の住職さんや、井戸謙一弁護団長、元愛荘町長や
高島市での県議さん・市議さん、ジョギング姿の蓬莱駅近くのお医者さんなど
たくさんの方から激励をいただきました。

滋賀県の、近畿の、若狭の、日本の原発をめぐる攻防戦に
大きな一石を私たちは投じることができました。

印刷用データ →『ニュース 第6号』

4日目(5.7)の ようすは → コチラ

全行程の案内詳細は → コチラ

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びわ湖一周デモ 4日目(5.7)の ようす

2016-05-08 07:19:13 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『 ニュース 第5号 』
2016.5.08発行

< びわ湖一周デモ 4日目(5.7)の ようす >

♪ 美しいびわ湖を原発で汚すな
 
♪ 新緑の湖西の近江路に、カラフルな旗とシュプレヒコール

♪ 各戸にチラシを配布しました


前日の雨もあがった薄曇りの中、4日目の活動がスタートしました。
10時に近江高島駅に70名が集合。
駅前では高さ10mのガリバー像が私達を見下ろしていた。
その下で、最初に滋賀県議会議員・清水鉄次さんと
高島市議会議員・山内陽子さんの挨拶、
続いて稲村さんより本日のスケジュールの説明がありました。

ガリバー像が 近江高島駅前でお出迎え


■ 今日の予定 ■ ■

今日はJR近江高島駅を10時に出発、
国道161号線をJR北小松駅に向かって(約7.6km、徒歩で約2時間)南下。

途中で白髭神社(約3km地点)とコンビニに寄り、
12時には近江舞子駅南(琵琶湖畔)の喫茶「ほとりポトリ」で昼食休憩。
希望者には特製のインディアン・カレー1200円を注文可。

昼食後、13時に出発、木戸市民センター~JR志賀駅15時、
JR蓬莱駅からJR和邇駅17時解散となっていました。

全行程は26.8kmですが、
当日は途中「ほとりポトリ」~木戸市民センター間を車で移動、
徒歩22.8kmとなりました。
湖西路の特徴は、JR駅にどこからでも比較的近くて乗れることです。
■ ■ ■ ■ ■ ■


さあ、出発。

(左から)清水県議、山内市議、田中実行委員長

近江高島駅前を出発、国道161号線を南下。
湖中に大鳥居が見える白鬚神社に寄り、梅辻春樹宮司から
「国道が危ないのでバイパスが考えられている。
安心して暮らせること、環境を守りたい」と挨拶をいただきました。
一同で記念撮影。

白鬚神社で デモ参加者記念撮影

そのあとは道が狭いところもありましたが、歩き続けます。

デモ風景

そしてその間、何人かは反原発のチラシを各戸に配布しました。

チラシのポスティング


参加者の服部恵子さん(栗東市)は
「今、地震や火山の爆発が起こり、そのうえ原発事故を考えると
じっとしておられなくって参加した」と述べ、
田中よねこさん(京都市)は
「すこし強行軍だが、来てよかった。キンカン行動にも参加しており、
昨日も秘密保護法の話を聞きにデモの後、行ってきた]と話しました。

みんな同じ気持ちなのだと思いました。

また三好龍考さん(本澄寺 住職)からは、
1970年の大阪万博に原子力発電のエネルギーを初めて利用するという
計画があったことをお聞きしました。

蓬莱駅南では、フクダ診療所の福田医師がランニング姿で私たちを歓迎してくださいました。
デモ賛同金カンパ戴きありがとうございました。

ランニング姿の福田医師


印刷用データ → 『ニュース 第5号』

3日目(5.6)の ようすは → コチラ

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びわ湖一周デモ 3日目(5.6)の ようす

2016-05-07 07:42:35 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『 ニュース 第4号 』
2016.5.07発行

< びわ湖一周デモ 3日目(5.6)の ようす >

♪ 長浜・彦根でアメーバデモ 豪雨の中、60人10組貫徹

♪ 7000枚のビラをまき、旗指物とハンドマイクで訴え!

♪ 3.9大津地裁仮処分決定の井戸謙一弁護団長登場 激励のサプライズも


3日目のびわ湖は雨でした。江州平野には恵みの雨です。
しかし私たちはずぶぬれ、ぐしょぐしょで、
高浜原発再稼働反対現地闘争で編み出された“アメーバデモ”の
実体験となりました。

長浜旧市街地4班、虎姫・高月・木之本各1班、
高島市のマキノ・今津・新旭各1班が昼食もそこそこに、
アメーバデモという路地裏作戦=モモタロウのミニ版で
市民一人一人に訴えました。

各グループ700枚のビラ持ち出しなので計7000枚を撒きました。

軒下を借りて7000枚のビラ折り


農村部での7000枚各戸配布はなかなかの作業でした。
出発前、木原壯林・若狭の原発を考える会共同代表から
「アメーバデモの心得は、ビラを渡すとき『ありがとうございます』ときちんとお礼し、感謝をすること」と、手ほどきを受けました。
「故郷は原発を望まない」のうた入り訴え録音でのハンドマイクを持ち、
のぼり・旗持ち、ビラをまき対話します。

アメーバデモ 長浜市内


福井県の高浜町内で、この2年、80回もアメーバデモ積み重ね、
住民の反応は驚くほどよくなったといいます。

また街宣車も3台を各団体から出していただき、長浜、高島の
両市内を朝から晩まで宣伝していただきました。
駅頭でのスポット演説も。

長浜駅前で訴え


また米原市・長浜市・高島市に申し入れを行い、
原発再稼働反対・原発全廃の立場明確化を迫りました。

「原子力防災とは何か、原発を止めることだ」と木原壯林さん、左手前。
その右、田中徹実行委員長。


すべての行動で市民から20台の車提供、計60人の参加となりました。

また、朝の彦根駅前での出発打ち合わせ会では、あの本年3月9日の
“司法が世界で初めて稼働中の原発を止めさせた”画期的仮処分決定を
勝ち取った井戸謙一弁護団長が、私たちの激励にみえ、
連帯のあいさつを受けました。

井戸謙一弁護士が突然登場 感激!


そして、元米原町長・元愛荘町長の村西俊雄さんも参加され挨拶を受け、
村西さんには米原市役所申し入れにもご参加いただきました。

米原市申し入れの池田進さん、右手前。次が村西俊雄さん。


豪雨でメンバーもカメラもずぶぬれで、
皆さんが奮闘されたアメーバデモの光景を満足にカメラに
収められなかったことが悔やまれます。
最後にJR近江高島駅で17:00集約打ち合わせ会をして解散しました。

朝から夜まで、数十分おきの地元や各地からの参加申し込みや問い合わせで、
私のガラケーは疲労困憊状態でした。京阪神・奈良は言うに及ばず、
伊方から、東京から、たんぽぽ舎からなどなどご参加いただきました。

兵庫県加古川市の脱原発はりまアクションの方には名物「穴子」の
お土産をいただきました。おいしかった。
韓国から学生が参加されました。感謝感謝の毎日です。

一周デモ4日目=5月7日(土)は、この近江高島駅、朝10時スタート。
よろしく!

JR湖西線です。お間違えないように。
ときどきびわ湖の反対側に行かれますので。
(I)


印刷用データ → 『ニュース 第4号』

2日目(5.4)の ようすは → コチラ

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びわ湖一周デモ 2日目(5.5)の ようす

2016-05-06 08:40:25 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『 ニュース 第3号 』
2016.5.06発行

< びわ湖一周デモ 2日目(5.5)の ようす >

♪ びわ湖一周デモ二日目、
♪ 野洲駅(野洲市)から近江八幡市を経て、南彦根駅(彦根市)まで150名で
♪ 「朝鮮人街道」を、原発撤廃・平和への思いを込めデモ行進!

びわ湖一周デモ二日目、集合・出発地点のJR野洲駅北口には
9時過ぎから実行委員をはじめ各地から参加者が集まり始め、
出発の10時にはおよそ100名となりました。

その間、カラー刷りの『ニュース2号』や昨日のデモを伝える
朝刊(京都新聞、中日新聞)のコピーが配布され、
また昨日に続いて連続となる参加者に今日から参加する「新人」が
前日の様子を聞いたりする輪があちこちにでき、否応なく
今日もやるぞ!の意気は上がる。


10時、実行委員長の田中さんが挨拶。この後、出発。


田中実行委員長のあいさつを受け予定通りに出発しました。
まずは午前の行程=近江八幡(平和堂近江八幡店)まで「朝鮮人街道」を進みます。

先頭は田中実行委員長(左)と仲尾さん

滋賀でのデモは、多くが歩道歩行であるため、宣伝カーの
並走とはなりませんが、宣伝カーはデモ隊の周辺で地域住民に呼びかけ、
デモ隊は反原発旗など多くの旗・幟旗をへんぽんと翻しながら意気軒高と行進。
A3用紙両面に印刷されたビラも配布されました。

デモ隊に先行して 木原さんが近隣住民に訴え

途中、午後のための余力を残すために車でのピストン輸送もしましたが、
平和堂まで11kmデモ貫徹組20名ほどは12:40到着。
こどもの日ということもあり平和堂にも人はいっぱい、ビラ配りも行われました。

昼食・休憩後、午後からの参加者50名も加わり延べ150名となり
安土城址(近江八幡市安土町)めざして出発、15時着。

安土に向かう密集したデモ隊。



最後部には 日蓮宗日本山妙法寺の女性僧侶が

安土城址入り口のお寺(見寺:そうけんじ)の住職さんが出迎えてくださり
カンパをいただきました。
そのことが岡田啓子さんから報告されると疲れも吹っ飛び、
続いて仲間の仲尾宏さんから前日に続いて「朝鮮人街道・朝鮮通信使」について
頒布資料付きで学びました。

安土城址で仲尾さんの話に聞き入るデモ隊

『朝鮮通信使』の著者でもあるご高齢の仲尾さん、ここまでこの街道を
歩きながらよぎっていただろう想いに触れることができました。

秀吉の朝鮮侵略により傷つけ、信頼関係を失ったことを修復し、
和解・共存への平和を再構築するために長い時と努力を要したこと、
1910年「朝鮮強制併合」した日本は、35年間の植民地支配が
もたらした傷を、戦後70年経た今なお癒しえていないこと、
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に対しては全く何もなされていないことを
想起させる。同時に原発は作り稼働させる期間より、それをもとに
戻すには、はるかに長い時と努力を要することが重なってくる。

しばしの学びの時を経て、隊列は50名で今日の最終地=南彦根(彦根市)に
向かいました。今日5日のコースでは、びわ湖は見れませんでしたが、
この街道を歩くことにより、私たちに課せられている大切なことが
見えたと思います。

明日5月6日(金)はアメーバーデモ。
JR南彦根駅前で10時に詳細説明、グループ分けして
長浜・高島でのアメーバーデモ(路地裏作戦)に出発します。


印刷用データ → 『ニュース 第3号』

1日目(5.4)の ようすは → コチラ

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びわ湖一周デモ 1日目(5.4)の ようす

2016-05-05 08:44:47 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『 ニュース 第2号 』
2016.5.05発行

< びわ湖一周デモ 1日目(5.4)の ようす >

♪ 晴天に恵まれて琵琶湖一周デモスタート
♪ 250名が 原発反対を力強く訴え
♪ 沿道の市民や 琵琶湖沿岸の行楽客から 声援多数

 
原発反対!の心意気を支えるように昨夜来の雨も上がった5月4日、
びわ湖一周デモは、250名のご参加を得て、スタートしました。

出発集会は、午前10時より、JR大津駅前で開催され、
田中徹実行委員会委員長より、歓迎の辞とこのデモの意義についての
説明がありました。

また、木原壯林「若狭の原発を考える会」共同代表より
若狭の原発を巡る最近の情勢の解説がありました。

報道各社の取材がありました。


JR大津駅前デモ出発集会

デモは、大津地裁前を通過しましたが、ここでは、参加者全員で、
高浜原発3・4号機運転差し止めの大英断を下した地裁への
感謝と連帯のエールをおくりました。

大津地裁前で感謝と連帯

デモは、琵琶湖岸を進み、近江大橋を渡りましたが、
琵琶湖面を渡る薫風に翩翻(へんぽん)とはためく
反原発の旗指し物は圧巻でした。

近江大橋を渡る

昼食後、琵琶湖沿岸をさらに北上。
大勢の家族連れ、あるいはグループがキャンプやバーベキューを
楽しんでおられましたが、多くの皆さんが手を振って激励下さいました。



琵琶湖沿岸(東岸)を北上


「草津 道の駅」では休息の後、仲尾宏京都造形芸術大学客員教授より、
この後通過する「朝鮮人街道」についての解説を聴きました。

この街道は、豊臣秀吉による朝鮮侵略の蛮行を謝罪するために
徳川幕府が招待した朝鮮人500人と随行日本人1500人が通過したこと、
この当時「朝鮮人」差別は全くなかったことが紹介されました。

朝鮮人街道は、旧街道の様相を呈し、軒を連ねた街道筋では、
反原発を訴えるチラシを各戸に配布しました。

この日のデモは、午後6時頃にJR野洲駅で解散しました。
参加者にとって、快い達成感を味わった1日でした。

明日、5月5日(木)のデモは、10時にJR野洲駅北口を出発し、
安土城址を経て、JR南彦根駅までの予定(途中、一部車利用)。
多数のご参加を!


釣り人、大ナマズを自慢


★福島原発事故では★

事故炉から約50km の距離にある飯舘村も全村避難を強いられました。
また、約200km 離れた東京や千葉にも高濃度の放射性物質が飛来しました。

このことは、若狭の原発で重大事故が起こった場合、
原発のある若狭だけでなく、原発から 100 km 以内にある、
約150万人が住む滋賀県や約250万人が住む京都府の全域が
永遠に住めない汚染地域になりかねないことを示しています。

そうなれば、数百万人の避難となり、どんな避難計画を作っても、
避難は不可能です。
したがって、避難の要因を作る原発の即時全廃を求めることが肝心です。


紙版のダウンロード → 『ニュース 第2号』

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