今日の集まりでは 静岡にある 「 駿河凧 」 の 凧八 5代目 後藤 光 さん ( 女性の方です ) を 迎えての 静岡の 今川義光公 が 駿河の領主として 栄えていた 1519年~1560年 に 戦場での祝いとして 上げられた 「 駿河凧 」 についての 講演 展示即売会 ・・・・ 画像の物は 来年の干支 古くからある伝統的な 絵馬 に描かれている 猿 を描いた ミニ凧 で 12 x 13cm 位の 飾り凧・・・ 赤は 縁起の良い色とされていて もちろん ミニ凧 と言えども 伝統的な技法による 竹の組方もされていて 紙の貼り方も 伝統的な技法に基づく 5代目 の 手描きの凧 です・・・ 展示販売用の 武者絵 普通サイズ と 特大凧 は 講演中に すべて 完売してしまいました・・・四角 でも やっこ型 でもなく 下の方が エラを張ったように拡がっている形が 駿河凧 の 大きな特徴で ミニ凧とはいえ 全体のバランスがきちんと 作られているんです・・・ 5代目 が 将来 駿河凧 製作をやめたら、後継者が居ませんので、この 長きに続いた 「 駿河凧 」 も 絶えてしまう・・・ という伝統文化が また ひとつ 無くなってしまう・・という 貴重な 凧 なんです・・・ 古くから続いて来た 日本の文化に先が無い と言うのも寂しいことですが 40代の女性が 自分だけでも・・と 頑張って作っている 姿 は 美しい生き方だと思うんですよね・・・ 1年間に 大小合わせて、1000枚 前後の 駿河凧 を 作っているとの事ですが、 機械ではできない 人の手による大変さを 感じる 講演でしたね・・・ なんとか 残る事が出来ればいいんですけど・・・