あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

神様からの 応援

2017-04-22 23:14:36 | 日記
浜松での教室を終えて、海岸線を豊橋に向かって 車を走らせていたら、潮見という道の駅の手前当たりの バイパスの上から 真正面の水平線に うっすらと 山影が・・・・ 画像にアップしたものは ネットに出ていたもので、多分 伊良湖岬で撮影したものだと思いますけど、丁度 この形に 画像のような感じのぼんやりと見えたんですよね・・・・ もう何度も通っている道路なのに、この姿を観たのは 初めての事・・ 時間さえあれば 伊良湖岬まで行って この姿を観たいと思っていたんですけど、潮見から 伊良湖岬までは 車で片道 40~50分・・往復で1時間半近くかかってしまうわけで ・・そうすると 豊橋教室には 完全に間に合わないことになってしまって、いつも 「 伊良湖岬方面 」 という 道路標示を観てるだけで、我慢していた状態で、そんな私にとっては はっきりとこの山影が見えたことは まるで 幸運の先駆けのような・・・ いろいろ忙しくて大変な昨今に対しての 神様からのご褒美のような・・そんな感じで 心がときめいてしまいました・・・・ これは 「 神島 」 という 小さな島・・ 三島由紀夫 の小説 「 潮騒 」 の 舞台 「 歌島 」 のモデルとなった島なんです・・・ 「 歌島は人口1400 周囲 1里に満たない小島である・・・ 」 そんな風に物語が始まる 「 潮騒 」は 血の文学 と言われた 三島文学の中で 唯一 血の匂いが無い 純愛小説・・・ ギリシャの 「 ダフニス と クロエ 」という 羊飼いの少年の物語を下敷きに 神島に実際に住んでいた 漁師と娘 をモデルに 書き下ろした小説・・ という事で、私の 大好きな 3大小説の ひとつなんです・・・・神島は 今では 人口500人あまりの過疎の島になってしまっているみたいですけど・・・・ ちなみに 私の大好きな小説は この 「 潮騒 」 と F・スコット・フィッジェラルド の小説「 華麗なるギャツビー 」 そして エドモンド・ロスタン の 戯曲 「 シラノ・ド・ベルジュラック 」です・・・どの作品も 男の純粋な愛 を描いた物語・・・ 私にとって この 「 神島 」 は 特別の島・・・もちろん この島に行ったことはあります・・ 歩いて 2時間で島中すべてを観て回ってしまうほどの 小さな島・・・ 島の周囲が 3.9キロしかありませんから・・神島灯台 と 八代神社  監的硝跡 位しか ありませんけど、この島は 愛を誓いプロポーズするのにふさわしい 観光スポットとして 長崎県のハウステンボス や岡山県の倉敷チボリ公園 等と共に、 恋人の聖地 30か所の 1つに選ばれているんですよね・・・ 若き青年時代の私は この島で 愛を誓おうと思ってましたけど・・・ そういうロマンの理解できない女性を選んでしまいましたので・・・・ 確かに 豊橋教室の夜間教室で 神島の話を 出したら 「 あそこって 灯台しかないよね・・ 」 と 現実的な声しか聞こえませんでしたけど・・・ そんなもんでしょう・・・興味のない方にはねえ~・・・でも 日本ホビーショ を直前に控えて、めちゃ忙しい私にとっては・・神様からの 応援 のように 感じてしまいます・・・なんて ロマンチストなんでしょうねえ~・・・( 誰も言ってくれないので、自分でいっちゃいますけど・・・そういう性格は ロマンチスト というんじゃなくて ナルシスト っていうんでしょうかね・・まあ いいや )