「ヤング・ゼネレーション」
この作品も数年前にDVDで観て、今回が2度目。
私が田舎の中学生だった頃、「ロードショー」か「スクリーン」どちらの雑誌か忘れたが、
この映画の特集があって、「見たいなぁ」と思ったのを憶えている。
小遣いが足りなかったのか、ウチの街では上映されなかったのか定かではないが、その時は見逃してしまった・・(+o+)
しかし改めて思うが、この「ヤング・ゼネレーション」という邦題を考えた人はスゴいと思う(苦笑)
この作品の原題は「Breaking Away」。よくは解らないが、「スポーツなどで、相手をぶっち切る」であるとか、転じて“人生の壁をぶち破る”的なニュアンスかなと思うのだが・・。
「ヤング・ゼネレーション」!そうきたか・・・(゜∀。)参りました・・。
ネタバレあります。
アメリカ・インディアナ州の町ブルーミントンは、町の人口の大半が大学生である「大学町」・・。
高校を卒業したばかりのデイヴ(デニス・クリストファー)、マイク(デニス・クエイド)、シリル(ダニエル・スターン)、ムーチャ(ジャッキー・アール・ヘイリー)の4人は、自分の生き方を模索しながら、採石現場の跡地にある池に集まってはくすぶる毎日・・。
4人は大学生達から“カッターズ(石切り屋)”と呼ばれ、田舎者扱いされてバカにされていた・・。
そんな折、デイヴは大学生のキャサリン(ロビン・ダグラス)に一目惚れしてしまい、思わず「自分はイタリアからの留学生」と、嘘をついてしまう・・。
そしてデイヴは憧れのイタリア自転車チームと一緒にレースに参加する機会が!
しかし彼は、イタリア自転車チームの悪質な妨害によって転倒。
デイヴのイタリアへの憧れも、そして彼の素性を知ったキャサリンとの愛までもが、消えていった・・。
そして4人は、ひょんなことから大学の学食で、大学生と大乱闘を起こしてしまう・・。
このことを知った大学当局は、「大学生と地元の青年達が競うのならば、毎年恒例の自転車レース(Little500)で正々堂々と競いなさい」と表明。
地元4人「カッターズ」の(Little500)への参加を許可したのであった。
しかし、大学生と「カッターズ」では、実力はもちろんだが、自転車の性能においても歴然とした差がある。
デイヴはガレージにこもり、1台しかない自転車のチューン・アップを始めるのだった・・。
あとは映画を観てくださひ~・・。
ストーリー中盤くらいまで、今ひとつ盛り上がりに欠けるかな~・・と思っていましたが、石切り場の池でマイクが、大学生と泳ぎを競うシーンあたりから、ちょっとずつ盛り上がって来ました。
さらに、デイヴの転倒が、物語をちょいとシリアスにするきっかけになっています。
そして、何といっても、ガレージ内での自転車チューン・アップのシーンですね。
ここにヤング・ゼネレーションのテーマ曲らしき旋律がかぶります。胸が高鳴るシーンです(^^♪
ラストのレースシーンは、まぁ、予想はついちゃいますけども、清々しい気分になりますな。ブレイキング・アウェイって感じ(??)っす。
音楽としては、前述の「テーマっぽい旋律」以外は、クラシックっぽい(オリジナルかどうか判りません)曲が随所に使われております。
私的には、その「テーマっぽい旋律」をもっとなぞったように、作品中に使ってもらえれば、さらに感動が増したような気がします。
キャラクター的には、4人がそれぞれ個性のある若者を上手く演じていたと思います。
主演格のデイヴを演じたデニス・クリストファー。カッコイイっす。でもコミカルな演技も出来ちゃう。イタリアの歌を歌いながらスネ毛を剃っているシーンが印象的でした(笑)
マイクを演じたデニス・クエイドもよかったっす(^^♪
行き場のないエネルギーを持て余すキャラクターを上手く演じていました。
俳優さんにあまり詳しくない私は最初、「トム・クルーズか??」と思ってしまいました(笑)
ラストにデイヴが今度はフランスかぶれになってend・・・。
カラッとした締めくくりが上手いなぁ、と思いました。
ひきばっち的満足度★★★☆
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