「ザ・ウォーカー」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・アレン&アルバート・ヒューズ
その名の通り、「歩く」映画でしたな(^^♪。
歩くといっても「夜のピクニック」は一晩だけでしたが(笑)こちらは何と30年以上歩き続けている男“ウォーカー”(デンゼル・ワシントン)が主人公です。
戦争で全世界が滅亡し、僅か残った人々が散在するアメリカを、その“ウォーカー”は、1冊の「本」を持ち、ひたすら「西へ、西へ・・・」歩き続けるのであります・・。
ということは、その“ウォーカー”は元はすいぶん東に住んでいたんでしょうな(苦笑)。
まぁ、それはいいとして(^^♪、
本作でまず、いいな~と感じたのが、映像の色調なのですが、ストーリー全般を通して、「カラーなんだけども何となくセピア色がかった色調」なのですよ。
この、独特の色調が、「最終戦争で全世界が滅亡した後」という設定に「それっぽさ」を与えていると感じましたな。
“ウォーカー”とくもすけ(って今時言わないか、しかもアメリカだもんね(苦笑)たちとのバトルは、「これ絶対日本の時代劇の殺陣だよ!」って思わず叫びそうになっちゃいました!カッコよかったなぁ・・。「寄らば斬る!」の世界でした。
独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が仕切る街での銃撃戦は西部劇さながらでしたが、何と言ってもマーサおばあちゃん(フランシス・デ・ラ・トゥーア)とジョージおじいちゃん(マイケル・ガンボン)の家での顛末は思いもかけず笑わせていただきました(^^♪。
ソラーラ役のミラ・クニス、素敵な女優さんですね。サングラスが良く似合います。
盲目のクローディア役のジェニファー・ビールス、私にとっては久しぶりでした。
その“ウォーカー”の持っている1冊の本をめぐって争いが起きてゆき、ついにはその「聖書」はカーネギーの手に渡ってしまうのですが・・。
この作品は、キリスト教圏(というかキリスト教徒)の方たちが観ると、そうでない私などには解らない深い感動があるのでは・・と思いました。
そういった意味深長な面を持ち合わせているので、銃撃戦やサーベルでの殺陣はありますが、いわゆる「アクション大作」にはなっていないし、作り手の狙いもアクションにフォーカスを合わせている訳ではないと、私は思いました。
しかしデンゼル・ワシントンの殺陣はカッコよかったです(^^♪。
ひきばっち的満足度★★★☆
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・アレン&アルバート・ヒューズ
その名の通り、「歩く」映画でしたな(^^♪。
歩くといっても「夜のピクニック」は一晩だけでしたが(笑)こちらは何と30年以上歩き続けている男“ウォーカー”(デンゼル・ワシントン)が主人公です。
戦争で全世界が滅亡し、僅か残った人々が散在するアメリカを、その“ウォーカー”は、1冊の「本」を持ち、ひたすら「西へ、西へ・・・」歩き続けるのであります・・。
ということは、その“ウォーカー”は元はすいぶん東に住んでいたんでしょうな(苦笑)。
まぁ、それはいいとして(^^♪、
本作でまず、いいな~と感じたのが、映像の色調なのですが、ストーリー全般を通して、「カラーなんだけども何となくセピア色がかった色調」なのですよ。
この、独特の色調が、「最終戦争で全世界が滅亡した後」という設定に「それっぽさ」を与えていると感じましたな。
“ウォーカー”とくもすけ(って今時言わないか、しかもアメリカだもんね(苦笑)たちとのバトルは、「これ絶対日本の時代劇の殺陣だよ!」って思わず叫びそうになっちゃいました!カッコよかったなぁ・・。「寄らば斬る!」の世界でした。
独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が仕切る街での銃撃戦は西部劇さながらでしたが、何と言ってもマーサおばあちゃん(フランシス・デ・ラ・トゥーア)とジョージおじいちゃん(マイケル・ガンボン)の家での顛末は思いもかけず笑わせていただきました(^^♪。
ソラーラ役のミラ・クニス、素敵な女優さんですね。サングラスが良く似合います。
盲目のクローディア役のジェニファー・ビールス、私にとっては久しぶりでした。
その“ウォーカー”の持っている1冊の本をめぐって争いが起きてゆき、ついにはその「聖書」はカーネギーの手に渡ってしまうのですが・・。
この作品は、キリスト教圏(というかキリスト教徒)の方たちが観ると、そうでない私などには解らない深い感動があるのでは・・と思いました。
そういった意味深長な面を持ち合わせているので、銃撃戦やサーベルでの殺陣はありますが、いわゆる「アクション大作」にはなっていないし、作り手の狙いもアクションにフォーカスを合わせている訳ではないと、私は思いました。
しかしデンゼル・ワシントンの殺陣はカッコよかったです(^^♪。
ひきばっち的満足度★★★☆