10月の3連休、3日ともすがすがしい良い天気。「秋はどこへ行ったの?」という感じではございますが、朝夕の冷え込みは確実に季節の移り変わりを表していますね。
さて、私は3連休中日はマル1日オフを頂き、お気に入りの場所「奥日光」へツーリングに行ってきました。ひとりで…。
実は、日光は今年4回目…。XR250で3回、CB400SSで今回。それほど好きな場所。
とは言え、今回は少し違うルートを楽しんでみようと思い、東北道→日光街道杉並木→いろは坂(上り)から走り、過去3回とは逆の方向からアプローチすることに。
東北道は久喜ICから乗る。途中、20数年前まで暮らしていた川越を通る。
川越は小学校5年でから社会人2年目まで過ごした場所。昔住んでいた家はとっくに取り壊され、空き地。小学校のころの通学路を通ってみた。すべてのスケールが小さく見える。昔の友人の家を発見。いっつも勝手に上がりこんで、迷惑をかけまくっていた友達のおかあちゃん。このおかあちゃんはもうこの世にいなく、お別れの時は人目をはばからず号泣した思い出も…。
小学校の前には、僕も所属していたサッカーチームの子ども達が集合。ユニホームのデザインが昔と変わらない。何故か熱いものがこみ上げてくる。涙なのだろうか…。
久喜IC手前、道路は渋滞中。「そりゃ、3連休中日だし…」と、のん気に構えていただが、東北道に乗った瞬間、愕然(まあ、当たり前のように渋滞です…)。
たまらず北関東道へ進路変更。大田からR122を目指し、足尾からいろは坂の麓を目指すことに。
ところが、時間優先で設定したナビがとんでもない方向を示す(いまだに理解不明…)。
R293→県道202号など示し、狙いと思いっきり逆方向へ進んでしまう。
県道202号。石灰採掘の工場。でかい山が丸ごと半分削り取られているような、不思議な風景。道は石灰で真っ白。ナビが導いていなかったら、恐らく一生知らなかったであろう道…。
県道15号線。広く快適な2車線道路だが、粕尾峠に迫ると様相は一変。タイト&ブラインドの連続。対向車多く、前を走るクルマが何度もコーナーでぶつかりそうになっていた(なぜ、「前から来るかも?」と想定して走らないのだろう? こんなクルマにかかわりたくない…)。
ようやくR122に合流。道幅広く、本当に快適ロード。ナビのおかげで恐らく4倍時間を費やした…。
そしてR120へ合流。「やったー! いろは坂♪」なんて思ったのもつかの間。入り口から最後までずーっと渋滞。一方通行なので引き返すことも出来ません。これはもう無条件降伏です。もうどうにでもなれ! 坂道発進を10年分やったような気持ち…。
そして…
中禅寺湖。先ほどの疲れを一気に癒してくれるさわやかな風…と言いたかったが、「寒風吹きすさぶ…」。すかさず、バックにしまいこんでいた予備着を着込む。
ちょっと温かみを加えて…
でも、寒いとは言え、この景色。かけ値なしに「来て良かった…」と思わせてくれる瞬間。
以前訪れたときよりも、たくさんの人がいる。家族連れ、カップル、仲間同士…。そして僕はひとり(汗)。景気の上向きをこんなところから感じた…。
中禅寺湖から奥日光を目指すが、これまたひどい渋滞。「ひどい」と言ったけど、恐らく3分(いや、それ以上)に5メートルくらい進む感じ。原因は竜頭の滝の駐車場待ちのため。
でも、前向きに捕らえると、おかげでいつもより奥日光の細部が見られたような気持ち。夕日が照らす木々、その間から見える、ダイヤモンドのような輝きを放つ中禅寺湖、日常の汚れを洗浄してくれそうな空気…。存分に味わうことが出来ました。
戦場ヶ原。夕日に照らされ、赤い鎧をまとった男体山。
静かに日没を待つ湿原の植物たち。僕もこの場でしばらく日没を待つことに…。
日没、さあ帰ろう…。ブルッ、寒い…。10度を切り、しかも風もあって体感温度はそれ以下。
東京では、まだ夏の臭いを感じる。「いつになったら季節は変わるのか?」なんて思っていたけど、ゆっくり、確実に冬が近づいている…。そしてまたひとつ歳をとる…。
いろいろ考えながら、沼田街道の渋滞、関越道の渋滞を走りきって、23:30に東村山へ到着。
ホント、今日は両腕パンパンです(笑)。
さて、私は3連休中日はマル1日オフを頂き、お気に入りの場所「奥日光」へツーリングに行ってきました。ひとりで…。
実は、日光は今年4回目…。XR250で3回、CB400SSで今回。それほど好きな場所。
とは言え、今回は少し違うルートを楽しんでみようと思い、東北道→日光街道杉並木→いろは坂(上り)から走り、過去3回とは逆の方向からアプローチすることに。
東北道は久喜ICから乗る。途中、20数年前まで暮らしていた川越を通る。
川越は小学校5年でから社会人2年目まで過ごした場所。昔住んでいた家はとっくに取り壊され、空き地。小学校のころの通学路を通ってみた。すべてのスケールが小さく見える。昔の友人の家を発見。いっつも勝手に上がりこんで、迷惑をかけまくっていた友達のおかあちゃん。このおかあちゃんはもうこの世にいなく、お別れの時は人目をはばからず号泣した思い出も…。
小学校の前には、僕も所属していたサッカーチームの子ども達が集合。ユニホームのデザインが昔と変わらない。何故か熱いものがこみ上げてくる。涙なのだろうか…。
久喜IC手前、道路は渋滞中。「そりゃ、3連休中日だし…」と、のん気に構えていただが、東北道に乗った瞬間、愕然(まあ、当たり前のように渋滞です…)。
たまらず北関東道へ進路変更。大田からR122を目指し、足尾からいろは坂の麓を目指すことに。
ところが、時間優先で設定したナビがとんでもない方向を示す(いまだに理解不明…)。
R293→県道202号など示し、狙いと思いっきり逆方向へ進んでしまう。
県道202号。石灰採掘の工場。でかい山が丸ごと半分削り取られているような、不思議な風景。道は石灰で真っ白。ナビが導いていなかったら、恐らく一生知らなかったであろう道…。
県道15号線。広く快適な2車線道路だが、粕尾峠に迫ると様相は一変。タイト&ブラインドの連続。対向車多く、前を走るクルマが何度もコーナーでぶつかりそうになっていた(なぜ、「前から来るかも?」と想定して走らないのだろう? こんなクルマにかかわりたくない…)。
ようやくR122に合流。道幅広く、本当に快適ロード。ナビのおかげで恐らく4倍時間を費やした…。
そしてR120へ合流。「やったー! いろは坂♪」なんて思ったのもつかの間。入り口から最後までずーっと渋滞。一方通行なので引き返すことも出来ません。これはもう無条件降伏です。もうどうにでもなれ! 坂道発進を10年分やったような気持ち…。
そして…
中禅寺湖。先ほどの疲れを一気に癒してくれるさわやかな風…と言いたかったが、「寒風吹きすさぶ…」。すかさず、バックにしまいこんでいた予備着を着込む。
ちょっと温かみを加えて…
でも、寒いとは言え、この景色。かけ値なしに「来て良かった…」と思わせてくれる瞬間。
以前訪れたときよりも、たくさんの人がいる。家族連れ、カップル、仲間同士…。そして僕はひとり(汗)。景気の上向きをこんなところから感じた…。
中禅寺湖から奥日光を目指すが、これまたひどい渋滞。「ひどい」と言ったけど、恐らく3分(いや、それ以上)に5メートルくらい進む感じ。原因は竜頭の滝の駐車場待ちのため。
でも、前向きに捕らえると、おかげでいつもより奥日光の細部が見られたような気持ち。夕日が照らす木々、その間から見える、ダイヤモンドのような輝きを放つ中禅寺湖、日常の汚れを洗浄してくれそうな空気…。存分に味わうことが出来ました。
戦場ヶ原。夕日に照らされ、赤い鎧をまとった男体山。
静かに日没を待つ湿原の植物たち。僕もこの場でしばらく日没を待つことに…。
日没、さあ帰ろう…。ブルッ、寒い…。10度を切り、しかも風もあって体感温度はそれ以下。
東京では、まだ夏の臭いを感じる。「いつになったら季節は変わるのか?」なんて思っていたけど、ゆっくり、確実に冬が近づいている…。そしてまたひとつ歳をとる…。
いろいろ考えながら、沼田街道の渋滞、関越道の渋滞を走りきって、23:30に東村山へ到着。
ホント、今日は両腕パンパンです(笑)。