6月も中旬に差し掛かりますが、関東地方も梅雨真っただ中です。
今回は梅雨入り前の5月末に走った奥日光-足尾ツーリングの模様をお届けします。
まずこちら。
丸沼高原の先、菅沼の付近です。わずかですが、まだ雪が残っている…と、ワケもなく雪山をブーツで蹴っている自分が…。
なんと子供っぽい。
まだ春も入り口…というような金精峠を一気に駆け上がる。「東京の最高気温は20度後半」と、天気予報。だけどここでは、春夏用のジャケットではハッキリ言って寒いわけで、防寒用として持ち合わせていたフリースをインナーとして着込む。
愛機のCRF250RALLYは、このようなロングな登坂&タイトなコーナーが連続する道では、安定感はあるものの若干パワー不足かもしれない。
でも、新緑の息吹をたくさん含んだ冷たい風は、なんとも気持ちがよい。汚れた空気で満たされた肺が、フレッシュな空気で生き返る気がする。決して飛ばしたいわけでなないので、雄大な景色を楽しみながら高度を上げていく。
そして、いつもの戦場ヶ原・三本松駐車場。最近マイブームの、「自分で淹れるコーヒータイム」(「淹れる」と言っても、パックものですが…)。
自分で淹れたコーヒーで読書タイム。こんな花たちに囲まれながら、しばし時間を忘れる、至福のひと時。
戦場ヶ原は、こんな風景。夏へ向かってスタンバイ中。
中禅寺湖。いつ見ても水が透き通っていて美しい…。
湖畔ではフライフィッシングを楽しむ釣り師の姿。いつか、自分も日光でフライフィッシングをやってみたい。
金谷ホテル周辺は、名物の蓮華ツツジが咲き誇る。
今回はそのままいろは坂を下り、国道122号から足尾へ向かう。この道は幅も広く、交通量も少なくとても走りやすい。
足尾付近。普段は素通りするわたらせ高原鉄道の足尾駅によってみる。
現役をとっくに引退した車両が、旧駅舎(?)の中にたたずむ。ここだけ、まるで時が止まったよう。
運よく現役車両にも出会えた。
トロッコ列車というのかな? クルマで言うと「タルガトップ」のような作り。渓谷や田園風景を縫うように走るわたらせ高原鉄道。この車両で、流れる景色を見ながらビールを飲んだら、この上なく気持ちがよいだろう。
足尾は町中を通ると、いまだに閉山した鉱山の施設や、廃墟が点在する。日本の歴史で何かと知ることが多いこの街だけど、なんとなくさみしげな風景が目に刺さる。
自分は仕事で、「地方創成」をテーマにあるプロジェクトを手掛けたことがあるけど、この言葉は、実はなかなか無責任な言葉であると感じることがある。本当に必要なものは何か? 本質がわからないまま、言葉が独り歩きしているような気がしてならない。町の生き残りは、改めて難しい問題と感じた。
国道122号をさらに桐生方向に進むと、左手に草木湖(草木ダム)が現れる。ダムを挟んで反対側にも、ダムを周遊する山道があり、国道を走り飽きたライダーにはこちらも勧めたい。写真は、国道と山道を結ぶ橋。
総走行距離、約400km。燃費は30km/L前後。充実の一日に感謝です。
今回は梅雨入り前の5月末に走った奥日光-足尾ツーリングの模様をお届けします。
まずこちら。
丸沼高原の先、菅沼の付近です。わずかですが、まだ雪が残っている…と、ワケもなく雪山をブーツで蹴っている自分が…。
なんと子供っぽい。
まだ春も入り口…というような金精峠を一気に駆け上がる。「東京の最高気温は20度後半」と、天気予報。だけどここでは、春夏用のジャケットではハッキリ言って寒いわけで、防寒用として持ち合わせていたフリースをインナーとして着込む。
愛機のCRF250RALLYは、このようなロングな登坂&タイトなコーナーが連続する道では、安定感はあるものの若干パワー不足かもしれない。
でも、新緑の息吹をたくさん含んだ冷たい風は、なんとも気持ちがよい。汚れた空気で満たされた肺が、フレッシュな空気で生き返る気がする。決して飛ばしたいわけでなないので、雄大な景色を楽しみながら高度を上げていく。
そして、いつもの戦場ヶ原・三本松駐車場。最近マイブームの、「自分で淹れるコーヒータイム」(「淹れる」と言っても、パックものですが…)。
自分で淹れたコーヒーで読書タイム。こんな花たちに囲まれながら、しばし時間を忘れる、至福のひと時。
戦場ヶ原は、こんな風景。夏へ向かってスタンバイ中。
中禅寺湖。いつ見ても水が透き通っていて美しい…。
湖畔ではフライフィッシングを楽しむ釣り師の姿。いつか、自分も日光でフライフィッシングをやってみたい。
金谷ホテル周辺は、名物の蓮華ツツジが咲き誇る。
今回はそのままいろは坂を下り、国道122号から足尾へ向かう。この道は幅も広く、交通量も少なくとても走りやすい。
足尾付近。普段は素通りするわたらせ高原鉄道の足尾駅によってみる。
現役をとっくに引退した車両が、旧駅舎(?)の中にたたずむ。ここだけ、まるで時が止まったよう。
運よく現役車両にも出会えた。
トロッコ列車というのかな? クルマで言うと「タルガトップ」のような作り。渓谷や田園風景を縫うように走るわたらせ高原鉄道。この車両で、流れる景色を見ながらビールを飲んだら、この上なく気持ちがよいだろう。
足尾は町中を通ると、いまだに閉山した鉱山の施設や、廃墟が点在する。日本の歴史で何かと知ることが多いこの街だけど、なんとなくさみしげな風景が目に刺さる。
自分は仕事で、「地方創成」をテーマにあるプロジェクトを手掛けたことがあるけど、この言葉は、実はなかなか無責任な言葉であると感じることがある。本当に必要なものは何か? 本質がわからないまま、言葉が独り歩きしているような気がしてならない。町の生き残りは、改めて難しい問題と感じた。
国道122号をさらに桐生方向に進むと、左手に草木湖(草木ダム)が現れる。ダムを挟んで反対側にも、ダムを周遊する山道があり、国道を走り飽きたライダーにはこちらも勧めたい。写真は、国道と山道を結ぶ橋。
総走行距離、約400km。燃費は30km/L前後。充実の一日に感謝です。