バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

神戸岩(かのといわ)、そば処みちこ、東京都檜原村ツーリング

2020年07月06日 | CRF250RALLY
「村」ですが、東京都です。

島しょ部を除いた、いわゆる本州部分の東京都で、唯一の「村」だそうです。
我が町からも1時間半程度で到着できるのに、本当に自然が豊かで、水が綺麗で素晴らしい村なのです。

というわけで、将来の物件探しもかねて(?)、都道205線に沿っていろいろな場所を散策してきました。

まず、神戸(かのと)岩。

パワースポットと言われているそうです。
かなり雰囲気があります。



これが神戸岩です。
両側の巨大な岩(およそ100メートルの高さだそうです!)の間にV字状態に挟まれた、わずかな隙間に沢が流れています。






水が綺麗なことこの上なし!









そして僕はここの“苔ワールド“(←勝手に名付けました)が結構好きなのです。








道は少々狭いけど、近年整備されてアプローチもしやすく、駐車場もトイレも完備。
夏でも涼しく、「涼」を求めるなら最高の場所です!
ちなみに、沢の脇の岩をくりぬいた手彫りのトンネルは、通れますが真っ暗で出口が見えずらいなど、なかなか勇気がいります!
トンネルの先は、鋸山林道を介して奥多摩町へつながります。




一度、都道205号に戻り、この205号の終着がどんな場所なのか? 確認しに行きました。
終から先は、道が3本に分岐。そのうち1本は、かつては奥多摩周遊道路までつながっていたそうなのですが、周遊道路側がゲートでブロック
されているとのこと(終点付近にいらっしゃったライダーさんと情報交換の結果)。

なお、3本のひとつを選択して走ってみると、御前山林道という比較的新しい道が現れましたが、結果はご覧の通り。







次は、再び都道205号線に戻り、「そば処みちこ」を目指します。
ここ、かなりの山奥ですが、テレビ番組の「ポツンと一軒家」で取材を受けたそうで、少々有名なお店。





建物は400年前のものだそうで、とても雰囲気があります。




山菜の天ぷらが付いた「石引きそば」をいただきました。男子は大盛がよいと思います(少々上品な量なので)。





「みちこ」までの道は、すれ違えるポイントが少ない、また、人気が高い、さらに、土砂崩れの影響でピストン状態なので(2020年7月5日現在)、
対向車など運転には充分ご注意のこと! 







途中の絶景に見とれてハンドル操作を間違わないように!!



※スマホショットですみません…。。








ヘプコ&ベッカー 「GOBI」を買った

2020年06月11日 | CRF250RALLY
買っちゃった…。
ヘプコ&ベッカーの〝Gobi〟。
今まで、GiviのE43と言うトップケースを使っていたけど、ラウンド形状とフタが半分から上が開く感じだったので、収納にコツが必要だった。
Gobiはまさに〝蓋〟なので、その点が解消されるかな?
収納量は42リットル(E43は43リットル)。重さは+2キロくらい増えてしまうけど、重厚感がハンパない。さすがドイツ製。
実は昔、XR250でヘプコ&ベッカーの〝アル・エクスクルーシブ〟と言う、Rimowaコラボ製作のアルミ製トップケースを使っていた→資金難で二足三文で売却。



今回は種類は違うけど、ヘプコ&ベッカーが復活できて素直に嬉しい…。
この週末だ取り付けます。


➡雨続きでできませんでした(汗)2020年6月14日(日曜)記載

多摩川の最初の一滴(!?)一の瀬高原 ※ちょっと恐怖な写真あり

2020年06月05日 | CRF250RALLY
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ不安な日々が続きます…。

私も今まで買い物以外ほとんど外に出ませんでした…。
で、今回「良いのか?」と半信半疑のままですが、2か月ぶりにバイクに乗ってしまいました。

目指すは、我が庭(!?)奥多摩のちょっと先にある、一の瀬高原。
東京都の水源林、多摩川の源流、まさに最初の一滴が湧き出す神聖な場所。

バイクに乗っていて、いろいろな場所でライダーに会いましたが、おおよそ聞こえてくる言葉は、
「リハビリ」。

まあ、それはそうでしょう。

前振りが長くなりましたが、早速一の瀬高原を紹介します。

奥多摩からの距離感と道のレイアウト的にはこんな感じ。
標高は1,300m以上、夏でも涼しいのです。





国道411号線、山梨側からアプローチ(東京側のルートが通行止めのため)。
犬切峠(名前がコワイ…)を目指す、約4kmの道。
走りづらいことはないけれど、やや荒れ気味な道が続きます。








続いて、犬切峠から一の瀬集落方向へ向かいます。
この道は、「細い」「勾配激しい(犬切峠→一の瀬方向はほぼ下り)」「途中、ボロボロ…」なイメージ。
4輪はお気を付けください。






そしてタイトル通りちょっと怖いものを発見!




廃墟のことを言いっているのではないです。
拡大すると…、




これはハイシーズンは恐怖でしかないのでは?
ハチは同じ場所に巣を作る習性があると聞きましたが、まさに…。



気を取り直して一の瀬集落からグリルと外周を回って起点の犬切峠へ向かいます。
この道はよく整備されており、気持ちよく走ることができます。



左手に見晴らし茶屋


こんな感じの気持ちの良い道が続きます。


途中の展望台からの景色はこちら。
※雨雲がかかっているのは奥秩父の雲取山付近。一の瀬高原もこの後ばっちり雨が降りました…。





最後は大ダル林道につながる支線へ向かいます。
荒れた舗装路とダートが幾度か繰り返し、その後は完全なダートになります。

なお、この支線は画像左上の小さな地図のように、犬切峠まで環貫きしますが、その峠側のゲートががっちりクローズされているので、
ご注意!





ダートの先に出会えるのは、このような小さな川の流れ。






川底は白い砂のよう…。


最後は、いつもの奥多摩湖を湖岸近くまで降りて撮影。
あの小さく透明感のある水の流れが、いろいろな流れと合流して、ここに溜まって東京都民の生活を支える…。
と、考えると、水は一滴から大切にしなければ…と心から思う。



帰り道、“水の恵み”ということで、地元のクラフトビール『多摩の恵』と、日本酒『澤ノ井』を買って帰りました。

よろしければ動画も観ていってください!












湯沢林道(長野) 須坂から毛無峠まで一気に1000mも駆け上がる! 約16kmのロングダート

2020年05月17日 | CRF250RALLY
東京は5月31日まで非常事態宣言継続…。

会社も5月31日まで原則テレワーク…。

そんなときに遊びに出かけて、誰かに迷惑かけるのもイヤなので、今日も家から出ていません。

で、過去の素材の整理です。

今日は2019年8月上旬のキャンプツーリング時の動画を編集、投稿しました。

1年間PCの中に眠っていましたが、旅の思い出がよみがえりました。

この湯沢林道は、長野県下高井郡高山村(須坂市近く)から、万座方向へ一気に登る、約16kmのロングダート。

場所はここです。



スタート地点付近にゴルフ場があるのですが、ゴール地点との標高差は約1,000m!
※ゴール(1840m)-スタート(884m)=956m

標高が上がるごとに景色がどんどん変わっていくワケです。

ちなみに湯沢林道は、手入れはされているのですが、標高が高くなるほど、角張った大き目の石が現れ、そして砂利が深くなっていきます。

2018年は「上→下」、2019年は「下→上」を攻めましたが、「下→上」の方が楽しかったことを付け加えておきます。

走り初めは舗装 → ダート → 舗装…









標高が低い個所はおおよそ良く締まった路面に、なだらかな登りが続く







だんだん、角張った大き目の石が増えてきて…










砂利は深いけど、眺望がだんだん開けてきます







ゆっくり走れば、それほど難易度は高くなくと思います。

「林道走行の楽しさ」が存分に味わえるルートと言えます!


湯沢林道(長野) 須坂から毛無峠まで一気に1000mも駆け上がる! 約16kmのロングダート

ツーリングマップルが「有数の山道」という雑魚川林道 だけど意外に快適かも!?(2017年度版)

2020年05月10日 | CRF250RALLY
皆さま

ステイホームしていますか?

私はステイホームしすぎて、本当に忠実にステイホームしていて、買い物も3日に1回しか行ってないです…。
このまま社会復帰できなくなるのでは? と、さすがに心配になってきました。

今日は過去に撮りだめて、何にも手を付けていない動画を編集。
2017年夏、CRF250Rallyに乗り換えてから初めてのキャンプツーリング(もちろんソロ)の時のもの。
目的地はカヤノ平でした。

良く、この時の動画が残っていたものだ…と、プチ感動です。

奥志賀高原のまた『奥』の、秋山郷に続く雑魚川林道という山道。
今まで乗っていたXR250だと、タンクが小さくて航続距離が危うかったので、行けなかったのです。

早く、コロナ禍が開けることを心から望みながら、旅気分を味わっています。

嗚呼、ソロツーリングに行きたい!
温泉入りたい!

もうちょっと我慢…。


CRF250Rally 雑魚川林道 ツーリングマップルが「有数の山道」という山岳路は意外な快適ロード!?(2017年度版)

1年前の今頃のお話ですが…

2020年04月19日 | CRF250RALLY
皆さま

お久しぶりです。
『STAY HOME』してますか?

なかなか先の読めない世の中になってしまいましたが、今はグッと我慢の日々。
前向きに、今できること、今しかできないことをしっかりやっていきましょう。
とにかく、自分含め皆様の健康と、平穏な日々が早く取り戻せることを祈ってやみません…。

そして、私も政府の言う「他人との接触の8割減」を守るべく、買い物以外はほとんど外出しません(会社もテレワーク)。
もちろん、バイクにも乗っていません…。

過去のツーリングを思い出して過ごしております。

今回は、昨年ほぼ同時期の伊豆ツーリングの動画をアップしたいと思います。

■南伊豆 大鍋林道




■中伊豆 天城林道(旧道天城峠越線)



2019年8月 草津高原キャンプツーリング

2019年08月04日 | CRF250RALLY
昨年、2018年11月ぶりの投稿になります。
季節は一周し、しかも「令和」の新時代を迎えました。

私事ではございますが、昨年11月末をもって齢47歳にして12年勤めた会社を退職し、今は新しい会社でお世話になっております。
私の周りでもいろいろなモノが変わりました…。

少し前置きは長くなってしまいましたが、歳は取っても、環境が変わってもバイク愛は変わらず、今年も草津高原オートキャンプ場へ行ってまいりました。
その模様を何回かに分けて掲載したいと思います。

まず、今回の林道ツーリングのテーマは、「無理しない」「温泉に入る」こと。
温泉に入るための最短近道が林道だった…。なんてことを考えて走っていたので、かなりスローペースな動画ですみません。


■万沢林道



万沢林道は草津、六合(「くに」と読むらしい)から四万温泉へ向かう、約31kmの林道。
ちなみにこの六合とは、名前のごとく6つの村が一緒になってできた、「六つを合わせた」ということで、名付けられたらしい。道路標識を見るまでまったく「くに」と読むなんてわからなかった。

万沢林道は2年ぶりだけど、ほとんどその景色は変わっていないように思えた。舗装化もまだ進んでないようでした。
ただ、草津地方はここ1か月毎日雨が降っていたそうで(キャンプ場のオヤジ談)、特に六合側は路面が掘れていたり、そこに水が流れていたり少々ガレているところもありました(→そのあたりはGoProのRECを忘れていました…)。
※それより個人的に怖かったのは、日陰のアスファルトにびっしり生えたコケと濡れ落ち葉…。

四万温泉へ到着。積善館を目指す。ここは「千と千尋の神隠し」の湯屋(油屋?)のモデルになったとのこと。確かに何となく見たことあるような…。







僕らはバイク装備だったので行けなかったが、露天混浴風呂もあるらしい。
※風呂の写真はモラル上撮れなかったので、拝借したもの。積善館さんはフォトギャラリーを用意してらっしゃいます。



扉を開けたら即風呂(脱衣所がない…と言いましょうか)。
他にもたくさん素晴らしいお風呂があるので、ぜひ宿泊で行くべきですね。自分も親孝行で親がまだ元気なうちに連れていきたいと思いました…。

ベースに戻ったら早速酒盛り。
今回は地元クラフトビールで、ペットボトルビールなるものを発見。




皆様もどうぞお試しください!

というわけで、今回は次のブログネタも間を開けずに仕込んでおきます!






紅葉真っ盛りの榛名山ツーリング

2018年10月28日 | CRF250RALLY
お久しぶりの投稿となってしまいました。
今回のひとりツーリングは、榛名山です。

関越道、駒寄PAに併設のETCゲートから県道15号線(前橋伊香保線)経由で伊香保エリアへアプローチ。
伊香保エリアで県道33号線に合流すると、榛名山を代表するこちらの長いストレートが現れる。




写真は榛名から伊香保方向を見たもの。遠いすぎて見えないかもしれなけど、道路が銀河鉄道999の発射台のようになっています。

ススキの原&紅葉に、冷たい空気と秋の枯れ葉の香り…。いろいろな感覚が刺激される。
















今回は榛名湖(榛名湖周遊道路)を一周してみた。湖と紅葉を見ながらリラックスできる広場もあり、たくさんの人がシートを引いて靴くつろいでいた
(→自分もマイブームのコーヒーセットを持ってくればよかった…と軽く後悔)。







今年の夏は暑すぎて、「本当に秋は来るのだろうか?」なんて思っていたけど、しっかりと四季は巡るのですね。
今日のピンと張りつめた冷たい空気は、冬の到来を予感させるものでした。





CRF250RALLY 丸沼 ひとりツーリング

2018年09月19日 | CRF250RALLY
先日はCRF250RALLYの燃費について触れましたが、そ続きとも言いましょうか…。

9月中旬の連休最終日、愛車CRF250RALLYを駆って、奥日光へとパトロールへ出撃しました。

今回は、戦場ヶ原を目的地とせず、その手前、群馬側の丸沼としました。
ここ、すごく良いところなのですが、いつも素通りばかり…。
たまには行ってみようかな…と思ったのは、娘の学校の美術科生徒たちの風景画を見て、改めてこの目で見ておこうと思いまして…。

この日は東京では久々の真夏日を記録していましたが、奥日光は「涼しい」を通り越しております。
日光側から走ってくるライダーのジャケットを見ると、皆さん重装備でした。

今年の夏はとにかく暑い夏でしたが、しっかりと秋の足音が聞こえてきているようです。

そして、丸沼はツンと冷たい空気に覆われていました。
気の早い木々は黄色に色づき始めております。写真ではなかなか表現できませんでしたが…。








色温度は5800-6000kくらいです。

そして久々に愛車の雄姿を収めました。




今年はあと何回真剣に愛車に乗れるのだろうか…。

帰りは、丸沼→戦場ヶ原に立ち寄り、Uターンして関越道から帰還するつもりでしたが、寄居付近で事故渋滞。
日光宇都宮道路→東北道→圏央道には事故や渋滞情報がなく、そちらを目指しましたが、走行中に新たな事故渋滞が発生…。

結局、関越道の「渋滞35km」&雨中の帰路となりました。
総走行距離、477km。僕の体力では、日帰りではこれが限界かもしれません…。


CRF250RALLY 金精峠ツーリング







CRF250RALLY 燃費はどうなのか?

2018年09月18日 | CRF250RALLY
連休最終日、今年2回目の奥日光ひとりツーリングへ出撃してきました。

今回はツーリングレポートの前に、我が愛車のCRF250RALLYの燃費走行はどうなのか?
考察してみたいと思います。

まず、カタログスペックは、以下の通り。

・時燃料消費率①(60km/h走行時)→44.30km/L
・時燃料消費率②(WMTCモード)→33.10km/L
※WMTCモードとは、加減速を含めたより実地に即した燃費の計算方法)

今回は、全走行距離447.0km(そのうち、高速道路が65.6% ※293km)で計測した数値は、下記の通りです。

・447.0km/13.79L=32.41km/L
(乗車1名、人物以外の荷物は10kg以下)

なお、ルートは下記の通り。
・圏央道の狭山日高ICで乗り、関越道 昭和IC降りる
・県道62号、267号、国道120号で金精峠を超える
・中禅寺湖、いろは坂下りを通過し、日光宇都宮道路 清滝IC~東北自動車道 岩舟IC~(北関東道経由)~関越道 高崎IC~圏央道 狭山日高IC

高速は渋滞があったり、時に飛ばしたり、ワインディングは適度に飛ばし…といったところ。



燃料消費率②とほぼ同等でしょうか?


ちなみに、CRF250RALLYのタンク容量は10Lなので、この表示時であと2.36Lも残っていました。
という事は、理論上あと75km(合計367km)も走れたかもしれない…。けど、あと1メモリという状況でこれ以上は粘りたくないですよね。
※カタログ上、満タン走行可能距離は332kmだから、タンクは10Lより多く入るのか?

CRF250RALLに乗っている皆さま、ぜひ情報交換しましょう!

次回は肝心のツーリングレポートを書きます。





CRF250RALLY 夏休みキャンプツーリング 草津高原オートキャンプ場→毛無峠

2018年09月10日 | CRF250RALLY
幾つになっても「夏休み」という言葉は心躍るもの。
今回はすでに過ぎ去りし夏休みの思い出なのですが…。

2018年8月の「山の日」を中心に、草津高原オートキャンプ場へ3泊4日のキャンプツーリングへ行ってまいりました。
さすが山の日だけあって、いつもはワリと静かなキャンプ場が、ご家族連れとライダーたちでほぼ満員の大賑わいでした。

ここのキャンプ場の良いところは、皆さんがとてもわきまえた行動をしていること。誰も騒がず、自分たちの世界で高原の夜を満喫している…。
キャンプ場入り口付近はちょっと汚いけど(案内看板が割れていたり、受付小屋付近にゴミ(←キャンパーが有料で託していった行ったゴミを処理中)、あと、頭上に送電線が走っていたり不満なところもあるけれど、おおむね過ごしやすい“良い”キャンプ場です。
管理人のオジサンも、一日中なにか仕事をしている。なので、トイレも炊事場も清潔を保っている。

3泊4日のベースは、こんな感じです。





今回はなぜか、自分たちへのご褒美ということで、特上の上州牛でお互いの夏休みを祝福。
※相棒は2018年4月で“キャリアアップ転職”を果たし、初の夏休みを心待ちにしていた。






今回の目的地は、万座を超え、長野の県境にある「毛無峠」。
草津高原オートキャンプ場からは、本来であれば志賀草津道路から上信スカイラインへ入るのが最も近いルートだけど、今回は残念なことに殺生河原以降が通行止め(火山活動のため)。※皆さま、志賀草津道路は刻々と状況が変わるのでご注意を!


なので、万座鹿沢口方向まで下りることに。国道292号線を下ると、右手に県道59号(草津嬬恋線)が出てくるので、右折。
この道路、両側にキャベツ畑がドーンと広がる素晴らしい景色。特に南側は、うねりのある起伏にびっしりと大玉のキャベツが実っていて、キャベツの波のような状態。「さすがキャベツの名産地 嬬恋村」と思う。
※ごめんなさい。走ることに夢中で写真はないです…。

万座ハイウェー。素晴らしい景色の中を万座温泉へ向かってグングン上る。コーナーは時にタイトなRもあるけれど、大き目のRが多く、とにかくかっ飛ばせるのでスピードの出しすぎ注意。

万座温泉付近。映画「私をスキーに連れてって」で育った世代の私には、“あの”シーンが思い浮かぶ。


万座温泉から万座峠へ。上信スカイラインはぜひ走ってほしい。ちょっと道が狭いのと、路面の凹凸が多く、クルマでは気持ちよさは感じられないかもしれないけど、バイクならば全く問題なし。長野方向に走る右手側に広がる黒湯山の景色は、ただ圧倒されるばかり…。

そして毛無峠。

見たこともないような荒涼とした景色。







茶色のダートが、谷の底のほうにずっと続いているが、その先にはかつて小串鉱山という硫黄鉱山があったとのこと。確か最盛期は2000人くらいの村があり、人々の生活があったそうだ。

峠から見て、少々恐怖を覚えるその景色。実は昭和の初め、大事故で多数の人が亡くなった場所でもある(→復活して昭和40年代の廃鉱まで操業していたそうですが)。

ちょっと行きずらいな…と思ったら、めったにこけない相棒が立ちごけし、フロントブレーキのオイルが漏れるというアクシデントに見舞われる。
これは素直に退散したほうが良い…ということで、応急処置を施してベースに帰りました。
※その晩、テントの中でひとり金縛りに逢ったことは言うまでもありません。私、少々勘が強いところがありまして…苦笑。


ただ、3泊4日、まったく林道を走らないのももったいないので、次の日は毛無峠から長野の高山村へ降りる林道湯沢線を走ってきました。

この林道は、砂利が深いです。今回は下りしか走れませんでしたが、断然登り方向がお勧めと思います。12キロあるダートは、頂上付近は深い砂利ですが、下るにつれてとても走りやすい道が現れます。当時はガレ場も少ない印象でした。


今回はめいっぱい走りすぎて、そして雨が多く、写真が少なくてすみません…。




梅雨入り前の奥日光-足尾ソロツーリング

2018年06月12日 | CRF250RALLY
6月も中旬に差し掛かりますが、関東地方も梅雨真っただ中です。
今回は梅雨入り前の5月末に走った奥日光-足尾ツーリングの模様をお届けします。

まずこちら。



丸沼高原の先、菅沼の付近です。わずかですが、まだ雪が残っている…と、ワケもなく雪山をブーツで蹴っている自分が…。
なんと子供っぽい。

まだ春も入り口…というような金精峠を一気に駆け上がる。「東京の最高気温は20度後半」と、天気予報。だけどここでは、春夏用のジャケットではハッキリ言って寒いわけで、防寒用として持ち合わせていたフリースをインナーとして着込む。

愛機のCRF250RALLYは、このようなロングな登坂&タイトなコーナーが連続する道では、安定感はあるものの若干パワー不足かもしれない。
でも、新緑の息吹をたくさん含んだ冷たい風は、なんとも気持ちがよい。汚れた空気で満たされた肺が、フレッシュな空気で生き返る気がする。決して飛ばしたいわけでなないので、雄大な景色を楽しみながら高度を上げていく。



そして、いつもの戦場ヶ原・三本松駐車場。最近マイブームの、「自分で淹れるコーヒータイム」(「淹れる」と言っても、パックものですが…)。



自分で淹れたコーヒーで読書タイム。こんな花たちに囲まれながら、しばし時間を忘れる、至福のひと時。





戦場ヶ原は、こんな風景。夏へ向かってスタンバイ中。











中禅寺湖。いつ見ても水が透き通っていて美しい…。






湖畔ではフライフィッシングを楽しむ釣り師の姿。いつか、自分も日光でフライフィッシングをやってみたい。








金谷ホテル周辺は、名物の蓮華ツツジが咲き誇る。









今回はそのままいろは坂を下り、国道122号から足尾へ向かう。この道は幅も広く、交通量も少なくとても走りやすい。

足尾付近。普段は素通りするわたらせ高原鉄道の足尾駅によってみる。



現役をとっくに引退した車両が、旧駅舎(?)の中にたたずむ。ここだけ、まるで時が止まったよう。





運よく現役車両にも出会えた。







トロッコ列車というのかな? クルマで言うと「タルガトップ」のような作り。渓谷や田園風景を縫うように走るわたらせ高原鉄道。この車両で、流れる景色を見ながらビールを飲んだら、この上なく気持ちがよいだろう。

足尾は町中を通ると、いまだに閉山した鉱山の施設や、廃墟が点在する。日本の歴史で何かと知ることが多いこの街だけど、なんとなくさみしげな風景が目に刺さる。
自分は仕事で、「地方創成」をテーマにあるプロジェクトを手掛けたことがあるけど、この言葉は、実はなかなか無責任な言葉であると感じることがある。本当に必要なものは何か? 本質がわからないまま、言葉が独り歩きしているような気がしてならない。町の生き残りは、改めて難しい問題と感じた。


国道122号をさらに桐生方向に進むと、左手に草木湖(草木ダム)が現れる。ダムを挟んで反対側にも、ダムを周遊する山道があり、国道を走り飽きたライダーにはこちらも勧めたい。写真は、国道と山道を結ぶ橋。






総走行距離、約400km。燃費は30km/L前後。充実の一日に感謝です。




奥多摩→大菩薩嶺 ひとりツーリング

2018年05月05日 | CRF250RALLY
2018年のGWも後半に差し掛かりました。
このGWを逃すと次は夏休みまでなかなかバイクに乗れる機会がないので、連日、愛車のCRF250ラリーを出動させております。
冬の間、ほとんど出撃機会のなかった我が愛車ですが、こうして跨っていると、やはりコイツは「走りたがっている…」と感じてしまうのは私だけでしょうか(笑)。

本日のルートは、奥多摩→柳沢峠→大菩薩嶺(上日川峠)と巡り、甲州街道→和田峠を経由して帰宅する約350kmのルートです。

早速奥多摩湖駐車場。ものすごい数のクルマとバイクの数にひとりツーリングの私は圧倒され、スルー。大菩薩ライン(R411)をひたすら甲府方面へ走り続ける。

右手に一の瀬高原が現れるころ、自宅付近よりまだ景色が1か月以上前のように見える。はっきり言って、寒い。荷物を減らすため、防寒着を用意していなった自分の愚かさに気づく(←今後の反省)。
仕方なくカッパを内側に着込み、再スタート(この日は今後、一度もカッパを脱ぐことはありませんでした)。

柳沢峠付近、気温は11℃。寒い…。なので峠でも休憩せず、ひたすら走り続ける。

そしてこの景色。





大きなRのループ橋とでも言いましょうか? コーナーをクリアするごとに富士山が近づいてくる。いつも思うけど、この道はもっと名所になってもいい気がする。
※登りも下りもかなりスピードが出るので注意です。付近はクルマのブレーキの匂いが漂っています。

大菩薩ラインを快調に下り、上日川峠を目指し、県道201号線へ右折。曲がってすぐは、広く快適な道だけど、直ぐに狭く急こう配な峠道に変貌。ここはとにかく対向車に注意です。タイト&ブラインドが続きます。

CRF250ラリーでこの道を上るのは初めて。以前乗っていたXR250よりは重く、軽快感には乏しいかもしれないけど、トルクフルなエンジンとマイルドなハンドリング頼もしい限り。

大菩薩嶺は標高2057mもある日本100名山のひとつ。どんどん標高を上げ、眼前に広がる景色がなんとも素晴らしい。









県道201号、そして上日川峠を経由する県道218号線はツーリングマップルにも紹介されている絶景ルート。僕は特に、峠から甲州街道へ続く県道218号線(大菩薩初鹿選)は走りやすくお勧めと思います。

県道218号線から、上日川ダム方面へ右折。




上日川ダムを中心に、県道218号線ぐるりととり囲むように砥山林道がある。
ちなみに僕が愛用しているツーリングマップル(2008年度版)には、「ダート6.7km」とありますが、現在はすべて舗装されています。

途中、一部支線にダート区間はありますが、工事でほぼ立ち入り禁止のようです。
※休工中だったので、少しのぞかせていただきました…。






砥山林道走行中に出会った絶景です。






自由気ままに、楽しい時間を過ごせたことに、感謝しかありません。

















丹沢の名水でラーツー&コーヒーを堪能 秦野 戸川林道

2018年04月28日 | CRF250RALLY
バイク好きな方なら「ラーツー」の意味って、分かりますよね?
いわゆる、「ツーリング先でラーメンを自炊して食べる…」ってことですが、今回はそれをやってみました。しかも、水は「丹沢の名水」で。

相棒と津久井のコンビニで待ち合わせし、宮ケ瀬ダム→ヤビツ峠を経由し、秦野戸川公園を目指す。
かなり省略してしまいましたが、宮ケ瀬、ヤビツともにツーリングのメッカであり、たくさんのライダーを見かけました。
大都市から至近距離ですが、透き通る水、生命力あふれる新緑、さわやかな風は、都会の喧騒を忘れさせてくれること間違いなしです。
※ヤビツ峠は、道幅の狭さと対向車が多いこと、それと秦野側はロードバイク(自転車)を楽しむ方たちが多いことは是非ご注意。

戸川林道の目印は、秦野戸川公園。
秦野戸川公園は、見晴らしもよく、そして手入れの行き届いた素晴らしい公園でした。









秦野戸川公園、吊り橋を左手に見ながら舗装路を進むと、戸川林道のダートが突如現れる。
写真のように、よく締まったダートで、ガレも少なく走りやすい。



乗用車、そしてハイカーも多いので、お互い譲り合いながら走りましょう。

林道を奥へ進むと、右手に丹沢の名水「竜神(りゅうじん)の泉」が現れます。日本100名水の中のひとつである名水を、500mlのペットボトルに汲む。この水汲み場から約500m上に竜の形をした岩があり、「水をつかさどる『竜神』が宿るとされる神聖な場所」と言われているそうです。





林道の終点に広い河原があり、そこが今回のラーツーの目的地。





広い河原の上には美しい沢もあり、川のすぐ近くまで無理せず降りられます。


写真は、ラーメン調理中の相棒。



このような景色の中で、名水100選で食べるラーメンは、例えカップラーメンでも最高です(笑)。




ちなみに、この後コーヒーも名水100選で淹れました。

プライスレスな時間に、感謝です。
※昼食代、そして食後のコーヒー代もとても安上がりだし…。






久々の奥多摩パトロール ~奥多摩むかし道 吊り橋マニアの方はぜひ~

2018年04月22日 | CRF250RALLY
ようやく花粉も下火になりつつあり、バイクに乗りたい気分も復活してきました。
今日はリハビリもかねて走り慣れた奥多摩むかし道を目的地としました。

今日(4月22日)は30度近くまで気温が上昇。メッシュジャケットでちょうど良い感じでした。
奥多摩でも「25度」と表示あり。日差しは強いものの、新緑を揺らす風はさわやかそのもの。

さて、「奥多摩むかし道」とは、奥多摩駅付近から奥多摩湖まで続く基本的にはハイキングコースやトレッキングを楽しむコース。バイクで走れる個所もあるけど、ハイカーさんが多いこと、また住居もあるので、ゆっくり注意しながら走りたい。急いで走らず、ぜひ奥多摩の大自然を堪能して欲しい。この新緑のころは特にお勧めらしい。

青梅方向から奥多摩湖方向へ走ると、2か所つり橋がある。写真は、そのひとつめの「しだくら橋」。



吊り橋に興味のある方は是非。こんな感じです。






少し前までの情報では「一度に5人以上渡らないでください」とありますが、最新の情報では「5人→3人」となっているのでご注意。老朽化が進んでいるようです…。

なお、すごく揺れます(笑)。高所恐怖症の方は、お勧めできません。







江戸時代、奥多摩から木を切り出し、多摩川を下って江戸へ運ぶ際の最大の難所だったそうです。






この場所、「むかし道」と言うだけあって、歴史的な建物や情報がたくさんある。歴史をたどりながらハイキング…という楽しみ方も良いかも知れない。

しかし、青梅街道が完成するまでは、クルマのすれ違いもできないほどのこの道が交易を担う生活道路だったとは…。昔の人はとにかくたくましい…。