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TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《盗賊都市》 第150話 郵便で~す♪

2023年07月25日 23時53分00秒 | 盗賊都市(完結)
俺はニコデマスにもらった地図を取り出した。

TAKAYAN「さあ、行くか」

ザンバー・ボーンの居城である塔を目指して、俺は北へ歩き始める。
森や野原を越えると、美しい田園があった。
そこで一休みして新鮮な空気を吸う。そして再び歩き出す。











やがて日が暮れてきた。俺は大きな楡の木の下でキャンプすることにした。
ウサギの肉と茸を煮込んだ夕食を味わって、ゆっくりと眠る。
(体力点+2、7→9)











翌朝、俺は木の長い枝を切って、銀の矢を射るためのを作った。

T「まずまずの仕上がりだな」

弓の具合を確かめていると、一羽の白い鳩が飛んできて木の枝に留まった。

T「おや?」

鳩の脚には小さな紙切れが結び付けられている。

T「まさかラブレターか?」

俺は紙切れを取って読んでみる。

T「…!!」

その紙切れには以下のようなことが書かれていた。




T「冗談も程々にしろよ…」

俺は紙切れを投げ捨てると、舌打ちをした。

T「三つのうちの一つは間違いってことか。どうすればいいんだ…?」

黒真珠… 魔女の髪の毛… 蓮の花

T「これらの中から正しいのを選ばなければ…」

悩んだ末に、俺は二つの材料を混ぜ合わせた。
どんな組み合わせにしたのかは持ち物の欄で確認してくれ。

T(この選択が間違っていないことを願うぜ…)

俺は混合物を革のポーチに収めると、食料を食べることにする。
(食料-1、9→8 体力点+4、9→13)

T(少しでも体力を回復しておかないとな)

食事を済ませたら、出発するとしよう。


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 13/22  運点 9/10

☆持ち物

甲冑(技術点+2)
盾(攻撃力+1)
ザック
金貨31枚
食料8食分
技の薬1回分
通行証
鉄の鍵
登り綱
フック
鉄製の大きな釘
ランタン
銀のフルート
チョーク
黒真珠6個
ニンニク
蠟燭
銀の矢


混合物
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《盗賊都市》 第149話 救いの手

2023年07月25日 19時28分26秒 | 盗賊都市(完結)
俺は必死に走った。

TAKAYAN「────!」

背後から足音が聞こえてくる。かなりの人数だ。

T「げっ!(; ゜○゜)」

振り向くと、衛兵の一団が俺を追ってきているのが見えた。

T「ど、どっちへ逃げようか…(゜゜;)」

思案していると、一軒の家から一人の少年が駆け出してくる。

少年「こっちに来るんだ。さあ、急いで!」

少年が叫ぶ。他に妙案も無いので、俺は従うことにする。











少年を追って走っていくと、やがて〈粉屋通り〉の端まで来た。
左に曲がると、〈ガチョウ通り〉に入る。そこには藁を積んだ荷馬車があった。




少年「おじさーん!」

少年は荷馬車に駆け寄ると、優しそうな顔の老人に熱心に話し掛ける。

少年「この人はサワベリーとファットノーズをやっつけてくれたんだ。
  だけど、のんびりしていると衛兵たちに捕まってしまうよ。
  僕らが手を貸して逃がしてあげなくちゃ!」

老人「なるほど、この方はわしらにとっても恩人というわけじゃな」

老人は少年に向かって穏やかに言った。

老人「さあ、この荷馬車に乗りなされ」

T「助かったよ…(〃´▽`)=3」

俺は荷馬車に乗ると、藁の中に身を隠す。

T「…!」

衛兵たちの足音が近づいてくる。俺は息を潜めた。

衛兵A「おい、ちょっと聞きたいことがある」

衛兵たちは足を止めて老人に質問しているようだ。

衛兵B「この辺りに男が来なかったか?」

老人「はて? どんな人ですかのう?」

衛兵C「甲冑に身を包み、剣を持った野郎だ」

老人「ああ、その人でしたら、あっちへ走っていきましたよ」

老人は〈ガチョウ通り〉を指差し、そう言った。

衛兵D「行くぞ。絶対に捕まえるんだ!」

衛兵たちは走り去っていった。老人が俺に囁く。

老人「もう大丈夫ですじゃ。さて、あんたを安全な所まで連れて行くとしよう」

老人は馬を走らせる。荷馬車は石畳の上を進んでいく。
乗り心地がいいとは言えないが、藁の中にいる俺は快適な気分だ。











道中で何度か荷馬車が停止させられ、老人が衛兵に尋問されたが、
幸運にも俺は見つからずに済んだ。











更に半時間ほどもすると、また荷馬車が止まった。

少年「もう出てきてもいいよ」

俺が藁の中から顔を出すと、目の前には森が広がっていた。
西の方にポート・ブラックサンドが見える。

T「世話になったな。ありがとう」

俺は荷馬車から降りると、老人と少年に礼を言った。
二人は荷馬車をUターンさせてポート・ブラックサンドへ引き返していく。

・ザンバー・ボーンを倒すのに必要な品を全て手に入れ、入れ墨もしている

・必要な品が揃っていない。または入れ墨をしていない

混合物に必要な材料(黒真珠魔女の髪の毛蓮の花)は揃っている。
銀の矢も持っているし、額に入れ墨もしている。準備は万全だ!


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 7/22  運点 9/10

☆持ち物

甲冑(技術点+2)
盾(攻撃力+1)
ザック
金貨31枚
食料9食分
技の薬1回分
通行証
鉄の鍵
登り綱
フック
鉄製の大きな釘
ランタン
銀のフルート
チョーク
黒真珠6個
ニンニク
蠟燭
銀の矢

魔女の髪の毛
蓮の花
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《盗賊都市》 第148話 度が過ぎたかな…?(;・∀・)

2023年07月25日 16時40分45秒 | 盗賊都市(完結)
 ワアアアア~!

俺たちの戦いを見ていた見物人が歓声を上げた。
サワベリーが切り刻まれるのを見て、乞食たちが拍手をする。
だが、喜んでばかりもいられない。

TAKAYAN「…!」

意地の悪そうな顔つきの男が人の輪から離れて走っていく。

T(衛兵を呼びに行ったんだな!)

面倒なことになりそうだ。俺は〈粉屋通り〉に沿って西へ走り出す。


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 7/22  運点 9/10

☆持ち物

甲冑(技術点+2)
盾(攻撃力+1)
ザック
金貨31枚
食料9食分
技の薬1回分
通行証
鉄の鍵
登り綱
フック
鉄製の大きな釘
ランタン
銀のフルート
チョーク
黒真珠6個
ニンニク
蠟燭
銀の矢

魔女の髪の毛
蓮の花
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《盗賊都市》 第147話 辛くも勝利

2023年07月25日 12時19分54秒 | 盗賊都市(完結)
俺は剣を抜き、トロールたちと戦うことにする。

サワベリー「ほう?」

ファットノーズ「やる気か?」

サ「久々に人間を殺せるぜ」

フ「さあ、楽しい運動の時間だ」

サワベリーとファットノーズは斧を振り回しながら近づいてくる。

サ「ファットノーズ、こいつは俺が一人で始末する」

フ「じゃあ、ゆっくりと見物させてもらおうか」

サワベリー  技術点 10  体力点 11

〈第1ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 3+3+10=16
TAKAYANの攻撃力 1+4+12+1(の効果)=18
サワベリーの体力点 11→9

〈第2ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 5+6+10=21
TAKAYANの攻撃力 6+4+12+1(の効果)=23
サワベリーの体力点 9→7

〈第3ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 6+1+10=17
TAKAYANの攻撃力 6+6+12+1(の効果)=25
サワベリーの体力点 7→5

〈第4ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 1+1+10=12
TAKAYANの攻撃力 4+1+12+1(の効果)=18
サワベリーの体力点 5→3

〈第5ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 5+5+10=20
TAKAYANの攻撃力 1+2+12+1(の効果)=16
TAKAYANの体力点 13→11

〈第6ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 6+5+10=21
TAKAYANの攻撃力 3+2+12+1(の効果)=18
TAKAYANの体力点 11→9

〈第7ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 4+4+10=18
TAKAYANの攻撃力 5+4+12+1(の効果)=22
サワベリーの体力点 3→1

〈第8ラウンド〉
サワベリーの攻撃力 5+3+10=18
TAKAYANの攻撃力 4+2+12+1(の効果)=19
サワベリーの体力点 1→0

何とかサワベリーを倒せたが、俺の体力点も一桁になってしまった。

フ「てめえ、よくもサワベリーを!」

次はファットノーズが相手だ。

ファットノーズ  技術点 9  体力点 10

〈第1ラウンド〉
ファットノーズの攻撃力 1+4+9=14
TAKAYANの攻撃力 3+4+12+1(の効果)=20
ファットノーズの体力点 10→8

〈第2ラウンド〉
ファットノーズの攻撃力 4+3+9=16
TAKAYANの攻撃力 3+2+12+1(の効果)=18
ファットノーズの体力点 8→6

〈第3ラウンド〉
ファットノーズの攻撃力 3+6+9=18
TAKAYANの攻撃力 4+6+12+1(の効果)=23
ファットノーズの体力点 6→4

〈第4ラウンド〉
ファットノーズの攻撃力 4+5+9=18
TAKAYANの攻撃力 2+5+12+1(の効果)=20
ファットノーズの体力点 4→2

〈第5ラウンド〉
ファットノーズの攻撃力 6+4+9=19
TAKAYANの攻撃力 3+1+12+1(の効果)=17
TAKAYANの体力点 9→7

〈第6ラウンド〉
ファットノーズの攻撃力 6+1+9=16
TAKAYANの攻撃力 2+6+12+1(の効果)=21
ファットノーズの体力点 2→0

俺の勝ちだ!


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 7/22  運点 9/10

☆持ち物

甲冑(技術点+2)
盾(攻撃力+1)
ザック
金貨31枚
食料9食分
技の薬1回分
通行証
鉄の鍵
登り綱
フック
鉄製の大きな釘
ランタン
銀のフルート
チョーク
黒真珠6個
ニンニク
蠟燭
銀の矢

魔女の髪の毛
蓮の花
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《盗賊都市》 第146話 お前らは許せない!

2023年07月25日 10時38分12秒 | 盗賊都市(完結)
TAKAYAN「そ、そうさ。俺は〈胡椒通り〉で香料を売ってきたんだ…(^o^;)」

サワベリー「ぎゃはははwww」

ファットノーズ「ぐははははwww」

俺が答えると、トロールたちは大笑いした。

サ「引っ掛かったな!」

フ「ポート・ブラックサンドに〈胡椒通り〉なんか存在しないぜ!」

T「な、何だって!?(((;゜▽゜)))」

こいつら、俺を担いだのか!

サ「ぎゃはははwww さあ、お前を逮捕する。
 許可も無いのにポート・ブラックサンドへ入った罰だ」

サワベリーは笑いながら、ゆっくりと俺に迫ってくる。

サ「だが、今日の俺は寛容な気分になっている」

T「…?」

サ「だから貴様に選択の余地を与えてやろう。
 持っている金貨を全て俺たちに差し出して市の外に放り出されるか、
 汚ない牢屋の中でネズミやゴキブリと一年ほど過ごすのがいいか、
 どちらか好きなほうを選べ。ぎゃはははwww」

フ「寛容な気分だって? ぐははははwww
 サワベリー、お前はユーモアのセンスが抜群だな!」

・言われた通りに罰金を支払って、市から追放されることにする

・武器を構える

T(黙って聞いていれば、いい気になりやがって…)

二人共、切り刻んでやる!


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 13/22  運点 9/10

☆持ち物

甲冑(技術点+2)
盾(攻撃力+1)
ザック
金貨31枚
食料9食分
技の薬1回分
通行証
鉄の鍵
登り綱
フック
鉄製の大きな釘
ランタン
銀のフルート
チョーク
黒真珠6個
ニンニク
蠟燭
銀の矢

魔女の髪の毛
蓮の花
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