TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第50話 態度が一変

2024年01月09日 21時53分33秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は魔法の銀の笛を取り出すと、男に見せた。

マーテル「シャリーラ様に新曲を聴いてもらおうと思って…」

男「おおっ、そうだったのか。
 よし、シャリーラ様の部屋へ案内しよう。こっちへ来い」

男は向かって左側の穴に近づくと、地下道の奥を指差す。

男「この地下道の先にシャリーラ様の寝室がある」

・どうもありがとう♪

・どうも信用できないわ

私を甘く見ないでちょうだい。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 16/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料8食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
ルーン文字の刻まれた棒
勇気の護符
スリング
鉄の玉×3

★メモ
白いネズミに気を付けること
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《雪の魔女の洞窟》 第49話 出口は三つ

2024年01月09日 17時27分01秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
地下道を歩いていくと、壁が氷から岩に変わってきた。

マーテル(山腹に入り込んだようね)

更に進むと、広大な洞窟が見えてきた。私は中を覗いてみる。
向かって左側、右側、そして私の真正面に出口がある。
真正面の出口が最も大きく、それは巨大な頭蓋骨の形に刻まれていた。

?「止まれ」

マ「────!」

私が洞窟に入っていくと、頭蓋骨の形の入り口から誰かが醜い男が出てきた。




男はローブに身を包み、ガラスのプリズムを持っている。

男「この山に入れるのはシャリーラ様の側近だけだ。
 わかったら、さっさと引き返せ」

マ(シャリーラ? ああ、きっと雪の魔女のことだわ)

魔法の銀の笛を見せて、『シャリーラ様に曲を聴かせたい』と言う

・武器を構える

雪の魔女との決戦に備えて、力は温存しておきたい。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 16/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料8食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
ルーン文字の刻まれた棒
勇気の護符
スリング
鉄の玉×3

★メモ
白いネズミに気を付けること
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《雪の魔女の洞窟》 第48話 無事に帰れるといいわね

2024年01月09日 15時58分40秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は穴の縁から身を乗り出すと、うつ伏せになってドワーフの方に手を伸ばす。

マーテル「あんたは幸せよ。私の麗しい手を握れるんだから」

ドワーフ「お、恩に着る…」

マ「きゃあ!(*:゜□゜*)」

ドワーフって、小柄な割には重いのね。

マ「このままじゃ、私も穴に落ちちゃうわ。早く上がってきなさい!」

ドワーフ「あんたの胸が大きければ、それが支えになって滑らないはずだ。
    しかし、洗濯板も同然だから…」

マ「何ですって~!?(*#`□´*)」

怒りのせいなのか、自分でも信じられないほどの力が出た。

ドワーフ「おおっ!」

ドワーフは穴の中から出ることができた。

?「あのおば○ん、余計なことを…」

?「あいつは何者だ?」

?「許せねぇ…!」

天井の方から悔しそうな声が聞こえる。

マ「私はおねえさん…」

ドワーフ「早く逃げよう。あいつらが追ってくるぞ!」

マ「わ、わかったわ」

私とドワーフは全速力でT字路まで走る。











マ「はぁ… はぁ…(*;´・△・*)」

ドワーフ「ここまで来れば、大丈夫だろう…(;´□`)」

マ「あんな所で何をして遊んでいたの?」

ドワーフ「そうじゃない! 穴に突き落とされたのさ」

マ「冗談よ。ところで、突き落とされたって、誰に…?」

ドワーフ「雪の魔女の家来のゴブリンたちだ。
    しかし、あんたのおかげで逃げ出すことができた。
    これでわしは自由だ。ありがとう」

マ「私は雪の魔女を捜すわ」

ドワーフ「まさか彼女と戦うつもりか?」

マ「ええ、彼女の野望を打ち砕くために…」

ドワーフ「残念だが、わしは何の手助けもしてやれん。
    この〈水晶の洞窟〉を出て、村へ帰ることにするよ」

マ「じゃあ、これでお別れね」

ドワーフ「おお、そうだ! これが役に立つかもしれない」

そう言って、ドワーフは私に革袋を手渡す。

ドワーフ「さあ、急いで逃げなくちゃな。
    ゴブリンたちに捕まったら、何もかも終わりだ」

ドワーフは〈水晶の洞窟〉の入り口を目指して走り去っていった。
そして角を曲がる寸前に振り返って叫ぶ。

ドワーフ「おっと、一つ忘れていた。白いネズミに気を付けろ!」

マ(白いネズミ… 何のことかしら?)

私はドワーフがくれた革袋を開けてみる。
中にはスリング(投石紐)と鉄の玉が三つ入っていた。

マ「確かに役に立ちそうだわ」

さっきは左へ曲がったから、今度は右へ曲がるわよ。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 16/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料8食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
ルーン文字の刻まれた棒
勇気の護符
スリング
鉄の玉×3

★メモ
白いネズミに気を付けること
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《雪の魔女の洞窟》 第47話 何様のつもりよ?

2024年01月09日 13時23分35秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
声のする方へ進んでいくと、大きな穴が見えてきた。
私は穴の中を覗いてみる。

ドワーフ「うっ、す、滑る…」

一人のドワーフがいるわ。上がってこようとしているみたいだけど…

ドワーフ「ま、まただ…( >Д<;)」

穴の中も凍りついているので、何回やっても滑り落ちるだけ…

マーテル「はっ…!」

★ドカッ☆

不意に天井から大きな岩が落ちてきて、ドワーフの肩に当たった。

ドワーフ「ぐああ~!!(>△☆)」

マ「あ、あらら?(*゜Q゜*)」

またしてもドワーフは穴の底へ滑り落ちてしまう。

?「ぎゃはははーっ!」

?「ぐはははーっ!」

天井から笑い声が聞こえる。

ドワーフ「あ、あいつら、よくも… おっ!?」

ドワーフが私に気付いたみたい。

ドワーフ「おい、そこのおば○ん!」

マ「誰がおば○んですって!?(*#`皿´*)」

ドワーフ「いいから早く俺を引き上げてくれ。
    もし助けてくれないなら、お前を呪ってやるからな」

マ「まあ! それが人に救いを求める態度なの?」

ドワーフ「何だと!? 服従の首輪も掛けられていないくせに、生意気だぞ」

・ドワーフに手助けする

・無視して分かれ道まで戻る

あんた、この寛大なマーテル様に感謝しなさいね!


★ステータス
技術点 12/12  体力点 16/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料8食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
ルーン文字の刻まれた棒
勇気の護符
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《雪の魔女の洞窟》 第46話 無視できない性分

2024年01月09日 11時17分16秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
地下道を進んでいくと、やがてT字路に出た。

?「だ、誰か来てくれ~!」

マーテル「…!」

左の方から助けを求めるような声が聞こえてくる。

・左へ曲がる

・右へ曲がる

すぐに行くから、待っていなさい!


★ステータス
技術点 12/12  体力点 16/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料8食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
ルーン文字の刻まれた棒
勇気の護符
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