TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第80話 神秘的な輝き

2024年01月14日 22時32分58秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
エルフ「まだ自己紹介していなかったね。僕は赤速っていうんだ」

ドワーフ「わしはスタブじゃ。よろしく頼む」

赤速「数年前、僕もスタブもシャリーラの部下たちに捕まってしまった。
  そして強制労働させられていたのさ」

マーテル「そうだったの…」

赤「スタブ、君と僕は入り口の近くの作業場で知り合ったんだよね?」

スタブ「あれから何年になるかのう… ああ、早く故郷へ帰りたいわい」

赤「僕の故郷は月岩山地、スタブの故郷はストーン・ブリッジだ。
 この呪わしい洞窟から逃げ出せたら、ぜひ僕らの故郷へ来てくれよ。
 ここからだと、僕の村よりもストーン・ブリッジのほうが近いな。
 それでも数日は歩くことになるだろうけど…」

ス「おい、あれは何じゃ?」

スタブが声を上げて床を指差す。そこには小さな球が転がっている。
それはガラスで作られていて、たいまつの明かりを受けて美しく輝いていた。

マ「無数の色が渦を巻いているみたい… ああ…」

私は球に手を伸ばした。

赤「マーテル、触らないほうがいいよ」

マ「えっ?」

赤「それが僕らの役に立つ物とは限らないだろう。
 ひょっとすると、何かのトラップかもしれない」

・赤速の忠告を無視して球を拾う

・球には構わず、歩き続けることにする

危ないと思ったら、すぐに捨てればいいわ。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 14/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
金貨100枚
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《雪の魔女の洞窟》 第79話 心強い仲間

2024年01月14日 20時26分40秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「少し休ませてほしいわ…」

私は仕方なく立ち上がって剣を抜く。

☆バタンッ★

マ「…!」

扉を開けて入ってきたのはドワーフとエルフだった。
二人共、私を見て嬉しそうな顔をしている。

マ(私の体を狙っているのかしら…?)

ドワーフ「おい、あんた…」

エルフ「おい、君…」

ドワーフとエルフが同時に声を掛けてくる。

ドワーフ「お前は黙ってろ!( `□´)」

エルフ「いや、僕が説明する!( ・`ω・´)」











結局、エルフが主導権を握ったようだわ。

エルフ「あの雪の魔女を倒したんだね?」

マ「え、ええ…」

エルフ「やったーっ! これで僕らは自由の身だ。
   いつか服従の首輪も外せるようになる!」

マ「あなたたちもシャリーラに…?」

エルフ「ああ、強制労働をさせられていたのさ。
   君のおかげで僕たちは救われた。本当にありがとう」

マ「まだ安心できないわ。ここから逃げ出さないと…」

エルフ「わかっている。だが、来た道を引き返すのは危険だ。
   どの地下道にも大勢のゴブリンたちが待ち受けているからね」

マ「…! じゃあ、どうすれば…」

エルフ「別の道から逃げるしかない」

そう言うと、エルフは扉の向かい側の壁の方へ歩いていく。

マ「きゃあっ!? ぶつかるわよ! あっ…」

驚いたことに、エルフの体は壁を通り抜けてしまう。

マ「こ、これは…?」

ドワーフ「雪の魔女の幻術じゃ」

マ「な、なるほど…」

そういえば、〈水晶の洞窟〉の入り口も氷の壁にしか見えなかったわ。

ドワーフ「雪の魔女が用意していた逃げ道だ。
    わしらも初めて通るから、偉そうには言えんけどな」

ドワーフは笑みを浮かべて、エルフと同じように壁を通り抜けていく。
私も後に続くことにする。

エルフ「さあ、行こう」

幻の壁を通り抜けると、そこには細い地下道が伸びていた。
たいまつの明かりを頼りに、私たちは進んでいく。











やがて分かれ道に出た。

エルフ「どちらへ行こうか? えっと…」

マ「私の名はマーテル=リゼール、マーテルって呼んでちょうだい」

エルフ「マーテル、君の意見は?」

マ「左に曲がりましょう」

ドワーフ「あっさり決めたな。何か考えでもあるのか?」

マ「女の勘♪」

エルフ「おいおい…(・・;)」

ドワーフ「大丈夫かのう…(;´-□-`)」

そんなわけで、私たちは左へ曲がることにした。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 14/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
金貨100枚
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《雪の魔女の洞窟》 第78話 リッチになったわ♪

2024年01月14日 17時05分52秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「ふう…(*lll´+△+*)」

私は番人を倒した。それじゃ、番人が守っていた宝を拝見しますか♪

マ「すごい…」

櫃の中には600枚の金貨が入っていた。けれど、全部を持って行くのは無理ね。
金貨50枚につきザックの中の品物を一つ置いていかなければならない。

マ「もう白いネズミは現れないと思うし、シャリーラは死んだし…」

ミノタウロスの角の粉末ニンニクは手放しても構わないと思うわ。
二つの品物を置いていくから、100枚の金貨をザックに詰め込めるわね。
(金貨+100、0→100)

マ「残りは500枚… この場所は覚えておかなくちゃ…」

ここにある金貨は全て私の物よ。日を改めて回収に来るわ。

マ「さて、帰り道は…」

そのとき…

マ「────!」

誰かの足音が聞こえる。

マ「連戦で疲れているっていうのに…」

まだ戦わなくちゃならないの…?(*~ー~;*)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 14/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
金貨100枚
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《雪の魔女の洞窟》 第77話 目の前に財宝が…

2024年01月14日 12時30分49秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は氷の壁に近づいた。

マーテル「まあ!(*゜○゜*)」

装飾の施された櫃が氷漬けになっている。
櫃の蓋は開いていて、中には金貨や宝石が詰まっている。

マ「よ~し…」

私は剣で氷を砕くことにした。

☆ガシャッ★ ★ガシャッ☆











マ「あー、疲れた…(*×○×;*)」

やっとのことで氷の壁に大きな穴を開けることができた。
では、宝を頂くとしましょうか♪

マ「見事な像だわ」

私が最初に手に取ったのは黄金の神像だった。

マ「この像だけでも金貨500枚の価値があるわね♪」

そのとき…

ピョイッ…

マ「あれれ!?(*゜△゜*)」

突然、神像が私の手から床に飛び降りる。そして…

☆ギュイイイィィン…★

マ「ひええぇぇ~!?((((*゜□゜;*)))」

瞬く間に大きくなっていく! そして黄金の戦士へと姿を変えた。




驚いたわ。この神像は宝の番人だったのね。

神像「宝を奪おうとする者は許せん…!」

戦うしかなさそう…

番人  技術点 9  体力点 9

〈第1ラウンド〉
番人の攻撃力 2+6+9=17
マーテルの攻撃力 5+5+12=22
番人の体力点 9→7

〈第2ラウンド〉
番人の攻撃力 5+3+9=17
マーテルの攻撃力 3+5+12=20
番人の体力点 7→5

〈第3ラウンド〉
番人の攻撃力 3+4+9=16
マーテルの攻撃力 3+2+12=17
番人の体力点 5→3

〈第4ラウンド〉
番人の攻撃力 6+4+9=19
マーテルの攻撃力 3+6+12=21
番人の体力点 3→1

〈第5ラウンド〉
番人の攻撃力 5+1+9=19
マーテルの攻撃力 5+6+12=23
番人の体力点 1→0

マ「し、信じられない…」

無傷で勝てちゃうなんて…(*゜Q゜*)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 14/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
ミノタウロスの角の粉末
ニンニク
竜の卵

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《雪の魔女の洞窟》 第76話 雪の魔女の最期

2024年01月14日 10時49分13秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
★グサッ☆

ルーン文字の刻まれた棒が雪の魔女の心臓を貫いた。

シャリーラ「げああああ────!!」

全身の毛が逆立つような断末魔が響き渡る。

シ「こ、こんな… 私が人間なんかに… おば○んなんかに…」

マーテル「誰がおば○んですって!?」

雪の魔女の体が崩れていく。そして数秒後には塵の山になってしまった。

マ「掃除する必要は無いでしょ…」

それよりも奥の氷の壁が気になるわ。何かが動いたように見えたけど…

マ(まだ誰かいるの…?)

私は慎重に氷の壁に近づく。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 14/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧
ザック
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
ミノタウロスの角の粉末
ニンニク
竜の卵

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする