TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第134話 奪われたハンマー

2024年01月23日 21時49分33秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
スタブを追って村の宿屋へ行くと、ビッグレッグが待っていた。

ビッグレッグ「スタブ、挨拶は抜きだ。落ち着いて聞いてくれ」

スタブ「いったいどうしたというんじゃ?」

ビ「ジリブラン王の持つウォーハンマーが盗まれた…」

ス「何じゃと!?」

ビ「一羽の大鷲がウォーハンマーをジリブラン様の手から奪って、
 ダークウッドの森の方へ飛んでいった」

ス「わかったぞ! ストーン・ブリッジの民を羨む国の王の仕業じゃな。
 よし、すぐに追いかけよう!」

ビ「ところが、悪いことに大鷲はウォーハンマーを森へ落としてしまったらしい」

ス「…! それでは、あの広大な森の中を調べなくてはならんのか?」

ビ「そういうことだ」

ス「面倒なことになったのう。じゃが、何としても見つけ出さねば…」

ビ「スタブ、手伝ってくれるか?」

ス「もちろんじゃ!」

そう言うと、スタブは立ち上がって私たちに手を差し出す。

ス「おねえさん、赤速、聞いた通りだ。わしは行かねばならん。
 悪いが、ここでお別れじゃ」

マーテル「私たちも協力するわ!」

ビ「気持ちは嬉しいが、あんたらを巻き込むわけにはいかない」

ス「わかってくれ。これはストーン・ブリッジのドワーフの問題なんじゃよ」

マ「でも…」

赤速「マーテル、スタブを困らせるな」

マ「あ、赤速…」

今まで共に旅をしてきた仲間なのに、ちょっと冷たいんじゃないの…?

ス「ビッグレッグ、出発するぞ!」

ビ「よし、行こう!」

スタブとビッグレッグは連れ立って宿屋を出る。
二人共、ダークウッドの森へ向かうのね。

マ「スタブ、さようならーっ!」

私は大声で叫んだ。赤速も手を振ってスタブとビッグレッグを見送る。











マ「行っちゃった…」

赤「さあ、僕たちも月岩山地へ急ごう」

マ「えっ? 今日は村で休ませてもらいましょうよ。疲れているし…」

赤「急ごうって言ってるんだ!」

マ「赤速、何を焦っているの…?」

赤「君に言わなければならないことがある」

マ「あら? じゃあ、ここで聞くわ」

赤「時間が無い。歩きながら話す」

マ(まさか私に愛の告白でもするつもり…?)

赤「スタブがいなくなったのは好都合だ」

マ「…?」

とりあえず赤速の言う通りにしたほうが良さそうね。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 7/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第133話 やっと着いたけど…

2024年01月23日 19時52分45秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
スタブ「お前らは許さん!」

赤速「えいっ!」

スタブが瞬く間に二人のトロールを倒し、残りの二人を赤速が始末する。

マーテル「二人共、お見事♪」

赤「当然の結果だよ。トロールなんかには負けないさ」

ス「さあ、村へ急ぐぞ」

スタブはトロールたちの持ち物を調べる時間を惜しんで、
ストーン・ブリッジへ向かって歩き始める。
私と赤速も後に続く。











そして数時間後、私たちはストーン・ブリッジに到着した。

ドワーフA「スタブ! スタブじゃないか!」

ドワーフB「どこへ行ってたんだ?」

ドワーフC「心配してたんだぞ」

大勢のドワーフがスタブを出迎える。だけど…

マ「何だかドワーフたちの表情が暗いわね」

赤「君も気付いたか」

そのとき、一人のドワーフが駆けつけてきた。

ドワーフD「ス、スタブ、帰ってきたんだな。今すぐ宿屋に来てくれ。
     ビッグレッグが呼んでいる」

ス「ビッグレッグが?」

D「詳しいことはビッグレッグに聞くといい」

ス「わかった」

スタブは早足で村の宿屋へ向かう。

マ「何かあったのかしら?」

赤「僕たちも行ってみよう」


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 7/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第132話 ここで食い止めなくちゃ!

2024年01月23日 16時40分12秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「ああ、暑い…ι(*´○`*υ)」

スタブ「この調子なら、午前中にはストーン・ブリッジに着くはずじゃ。
   早く仲間の顔が見たいのう」

スタブったら、すっかり興奮しているわ。
無理もないわね。やっと故郷に帰れるんだもの。

赤速「スタブ、嬉しいかい?」

ス「ああ… だが、モーリのことも話さねばならん…
 トロール共、首を洗って待っとれ!」











更に一時間ほど歩くと、遠くの空に煙が立ち上っているのが見えた。

ス「ストーン・ブリッジだ!」

スタブは叫ぶと、私たちを置き去りにして走り出す。
けれど、すぐに立ち止まってしまった。

マ「スタブ、どうしたのかしら?」

赤「マーテル、あれを見ろ!」

マ「ああっ!」




六人のトロールが行進しているわ。ストーン・ブリッジを襲うつもりね!

ス「うおお~!!」

スタブは鬨の声を上げると、斧を振り回しながらトロールたちに向かっていく。

マ「私たちも行くわよ!」

赤「もちろんだ!」

私と赤速は急いで駆けつける。

赤「スタブ、助太刀するぞ!」

マ「こっちの二人は任せなさい!」

六人のうちの二人が私に迫ってきた。
この戦闘では、二人のトロールが同時に攻撃してくる。
私は一度に一人のトロールしか攻撃できない。
しかし、下手をすれば、私は二人の攻撃を一度に受けてしまう。

トロールA  技術点 9  体力点 10

トロールB  技術点 9  体力点 9

〈第1ラウンド〉
トロールAの攻撃力 2+3+9=14
マーテルの攻撃力 4+3+12+=19
トロールBの攻撃力 4+1+9=14
トロールAの体力点 10→8

〈第2ラウンド〉
トロールAの攻撃力 1+1+9=11
マーテルの攻撃力 3+5+12+=20
トロールBの攻撃力 5+4+9=18
トロールAの体力点 8→6

〈第3ラウンド〉
トロールAの攻撃力 6+5+9=20
マーテルの攻撃力 3+6+12+=21
トロールBの攻撃力 4+6+9=19
トロールAの体力点 6→4

〈第4ラウンド〉
トロールAの攻撃力 1+6+9=16
マーテルの攻撃力 6+1+12+=19
トロールBの攻撃力 5+2+9=16
トロールAの体力点 4→2

〈第5ラウンド〉
トロールAの攻撃力 2+5+9=16
マーテルの攻撃力 3+3+12+=18
トロールBの攻撃力 4+5+9=18
トロールAの体力点 2→0

これで残るは一人ね。

〈第6ラウンド〉
トロールBの攻撃力 4+4+9=17
マーテルの攻撃力 4+2+12+=18
トロールBの体力点 9→7

〈第7ラウンド〉
トロールBの攻撃力 4+1+9=14
マーテルの攻撃力 4+6+12+=22
トロールBの体力点 7→5

〈第8ラウンド〉
トロールBの攻撃力 6+1+9=17
マーテルの攻撃力 2+2+12+=16
マーテルの体力点 13→11

〈第9ラウンド〉
トロールBの攻撃力 5+1+9=15
マーテルの攻撃力 5+3+12+=20
トロールBの体力点 5→3

〈第10ラウンド〉
トロールBの攻撃力 4+5+9=18
マーテルの攻撃力 5+5+12+=22
トロールBの体力点 3→1

〈第11ラウンド〉
トロールBの攻撃力 6+3+9=18
マーテルの攻撃力 1+1+12+=14
マーテルの体力点 11→9

〈第12ラウンド〉
トロールBの攻撃力 6+1+9=16
マーテルの攻撃力 4+1+12+=17
トロールBの体力点 1→0

やっと片付いたわ…(*〃´o`*)=3


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 7/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第131話 爽やかな朝

2024年01月23日 12時31分59秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
真夜中…

赤速「スタブ、そろそろ代わってくれよ」

スタブ「わかった」

スタブが二番目の見張りに立つ。











二時間後…

ス「おい、おねえさん…」

マーテル「あん… 感じちゃうわ…(*///▽///*)

ス「交代の時間だぞ!(`□´)」

マ「あれれ!?(*゜Q゜*)」

ス「誤解されるような声は出さんでくれ…(´:-△-`)」

マ「スタブ、悪かったわね。さあ、ゆっくり休んでちょうだい♪」











やがて朝が来る。

赤「おはよう」

ス「おば…じゃなくて、おねえさん、起きんか」

マ「あ~ん、いつの間にか眠っちゃった…(*´σ◇-。*)」

無事に朝を迎えることができたみたいね。

ス「さあ、出発じゃ!」

赤「行こう!」

マ「寝不足は美容の敵…」

私たちはストーン・ブリッジを目指して歩き出す。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 13/20  運点 7/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
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健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第130話 寝冷えしませんように…(*•﹏•๑*)

2024年01月23日 10時19分48秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
やがて日が暮れてきた。

赤速「この辺りでキャンプしよう」

スタブ「うう、ストーン・ブリッジが心配じゃ…」

マ「気持ちはわかるけれど、夜中に歩き続けるのは危険よ」

私たちは岩や藪の陰で野宿することにした。
私は火を起こして、ゆっくりと眠れる準備をする。

赤「よし、僕が最初の見張りに立つ。二時間に交代してくれ」

ここで運試しをする。出目は『3+3=6』で、吉と出たわ。
(運点-1、8→7)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 13/20  運点 7/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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