TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第122話 長い旅になりそう

2024年01月21日 22時30分26秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
やがてスタブが戻ってきた。

スタブ「お~い!」

彼は両手に木の実、草の根、緑色の葉、そしてウサギを抱えている。

マーテル「スタブ、お疲れ様♪」

ス「確か小舟の中に鍋があったはずだ。うまいシチューを作ってやろう」

赤速「じゃあ、僕は水を汲んでくる」

マ「私はスタブのお手伝いをするわ」











そして一時間後…

ス「さあ、できたぞ」

マ「いい香りね~♪」

赤「頂きます」

私たちは熱いシチューの食事を楽しむ。
(体力点+4、13→17)

マ「ひゃーっ!!(* ° ▽ ° *)」

赤「スタブ、すごくおいしいよ!( ・∀・)」

ス「当然じゃわい!(。-▽-)」

マ「そうそう、スタブが料理の材料を集めている間に…」

私は赤速を襲ってきたダーク・エルフのことをスタブに話す。











マ「…というわけなの。一瞬で倒しちゃったのよ」

ス「ほう? 赤速、剣の腕は鈍っていなかったんじゃな」

赤「相手が弱すぎただけさ」

話に花が咲き、私たちは恐ろしい雪の魔女の記憶を頭から締め出す。











赤「さあ、出発しよう」

私たちはダーク・エルフの小舟に乗り込んで、川を渡ることにする。
半時間ほどで向こう岸に着いた。

赤「ここからは徒歩の旅だ」

ス「早く故郷へ帰りたいのう」

マ「頑張って歩きましょう」

私たちはストーン・ブリッジを目指して、異教平原を南へ横切っていく。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 17/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第121話 効き目は抜群

2024年01月21日 18時45分54秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私はガラス瓶の蓋を開けてみた。

マーテル「ちょっと味見をしてみるわね」

赤速「やめろ! 毒薬かもしれないぞ」

マ「危険だと思ったら、すぐに吐き出すわ」

私は大きく深呼吸をすると、液体を一口だけ飲んでみる。

マ「うげっ… あまりおいしくない…(*T^T*)」

けれど、特に気分が悪くなるわけでもないので、残りを一気に飲み干す。

赤「お、おい、マーテル…?」

マ「ああ…(* 〃▽〃 *)」

体から疲労と痛みが薄れていく。

マ「何だか生き返ったみたいよ♪」

赤「緑色の液体… そうか! これは健康の薬だったんだ」

マ「健康の薬ですって?」

赤「一部のエルフしか作り方を知らない薬さ」

マ「ふ、ふーん…(*゜Q゜*)」

よく効く薬ね。新たな力が湧いてくるような感じだわ。
(体力点+4、9→13 運点+1、8→9)

本当は『技術点も+1』なんだけど、原技術点の値は超えられないのよね。

赤「そろそろスタブが戻ってくるぞ」

マ「食材が見つかっていればいいけど…」


★ステータス
技術点 12/12  体力点 13/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第120話 青汁かしら?

2024年01月21日 14時35分07秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「何だか一気に疲れが押し寄せてきちゃった…(*´×○×`*)」

本当にハードな一日だったわ。
前哨基地を襲ったイエティを倒し、〈水晶の洞窟〉で雪の魔女と戦って…

マ「ふう…(*〃´o`*)=3」

私は腰を下ろして休むことにした。

スタブ「何か食う物を探してくる」

赤速「それじゃ、僕は火を起こしておくよ」

マ「ちょっとだけ寝させて…」

赤「ああ、ゆっくり眠っておくといい」

お言葉に甘えて、私は寝ることにする。











一時間後…

★カンッ☆ ☆カンッ★ ★カンッ☆

マ「う、う~ん… 何よ? うるさいわね… はっ!」

これは剣のぶつかり合う音だわ! 私は飛び起きた。

マ「…!」

赤速が黒いマントを羽織った誰かと戦っている。

?「ちっ…」

相手が振り返ったとき、フードの中に隠れた顔が見えた。

マ「ダーク・エルフ!」

善良なエルフたちの天敵じゃないの!

マ「赤速、加勢するわ!」

赤「もう終わった」

マ「えっ…?」

ドサッ…

次の瞬間、ダーク・エルフは倒れてしまった。

赤「既に勝負は決まっていたのさ」

マ「み、見えなかった。赤速の剣が…」

剣の腕だけなら、彼は私より上かもしれないわね。

赤「このダーク・エルフが小舟の持ち主らしい。
 いきなり襲ってきたから、びっくりしたよ。
 とんだ災難だ。さっさと小舟に乗るべきだったかな?」

マ「まあ! あなたも窃盗罪で捕まりたいの?」

私はダーク・エルフの死体に近づく。

マ「あら?」

ベルトに袋を吊り下げているわ。

マ「何が入っているのかしら?」

私は調べてみることにする。

マ「…!」

袋の中には緑色の液体で満たされたガラス瓶が入っていた。

マ「絵の具じゃなさそうね」

赤「どれどれ…」

赤速が栓を抜いて、液体の匂いを確かめる。

マ「どう?」

赤「う~ん、何の液体だろう? わからない…」

・液体を飲んでみる

・捨ててしまう

あまり喉は渇いていないけど…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第119話 こんな所に…

2024年01月21日 12時41分51秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私たちは岸に沿って歩き続ける。











スタブ「おっ?( ゜o゜)」

赤速「小舟だ!( ・◇・)」

小さな木の舟がロープで立木に結びつけられている。
辺りを見回しても、持ち主の姿は見えない。

マーテル「ちょうどいいわ。これに乗って川を渡りましょ♪」

ス「いや、勝手に使うのは良くないぞ」

赤「少し待ってみないか? 持ち主が来るかもしれないし…」

・さっさと乗るわよ

・じゃあ、待つわ

赤速とスタブの言う通りね。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第118話 イルクララ湖を思い出すわ

2024年01月21日 10時20分33秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
〈水晶の洞窟〉を出てから二日後、私たちはコク川までやってきた。

赤速「マーテル、この川の上流にはファングという町があるんだよ」

マーテル「確かサカムビットという人が治めているのよね?」

スタブ「今年も〈死のワナの地下迷宮〉が挑戦者を待ち受けているはずじゃ」

マ「〈死のワナの地下迷宮〉…?」

赤「悪名高きサカムビット公が仕掛けを施した迷宮のことさ。
 生きて出ることができたら、金貨一万枚の賞金が出るんだ」

マ「い、一万枚~!?(*゜◇゜*)」

う~ん、私も挑戦してみようかしら。

赤「だけど、この時期のファングでは、特にイベントは行われていない。
 川に沿って下っていくことにしよう」

ス「コク川を渡らなければ、ストーン・ブリッジに行けん」

マ「橋が架かっているといいけど…」











幅が広く、濁った茶色の川の岸を半時間ほども歩くと…

赤「あっ!」

岸に一隻の筏があり、その上で大男が居眠りしていた。

赤「すみません…(・・;)」

赤速が男に声を掛ける。

男「何だ!? せっかく人がいい気持ちで寝ているのに…」

赤「あなたは渡し守ですよね?」

男「そうだが…」

マ(渡し守… まさか…)

気の蛇が化けているんじゃ…

赤「もし良かったら、僕たちを向こう岸まで乗せてくれませんか?」

マ「お金なら払います」

渡し守「うるせぇ! 今日は疲れてるんだ!( ・`ω・´)」

ス「そこを何とか…」

渡し守「疲れてるって言ってるだろうが!!(#`□´)
   不細工なドワーフ、痩せっぽっちのエルフ、そしておば○ん、
   痛い目に遭いたくなきゃ、さっさと消えろ!」

マ「誰がおば○んですって~!?(*#`皿´*)」

・どうしても乗せてほしいわ

・もう頼まないわ

マ「赤速、スタブ、行きましょう!」

赤「マ、マーテル…」

マ「私はおねえさんよ! まだ20代よ!(*-`□´-*)」

赤(あの言葉はマーテルにはタブーなんだ…)

ス(わしも気を付けなくては…)

マ「二人共、何をしているの?」

赤(やれやれ…)

ス(疲れるのう…)

あの渡し守は許せない…!(* ・`へ・´*)

マ(いつか疾風の角笛で吹き飛ばしてやるわ!)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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