TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第116話 脱出しないと!

2024年01月20日 21時19分44秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
シャリーラ「こんなことが… まさか…」

マーテル「さあ、私たちを〈水晶の洞窟〉から出してちょうだい」

シ「いいえ、認めないわ! 私が負けるはずがないわ!
 あなたたちは永遠に私の奴隷なのよ!」

赤速「ふざけるな!」

スタブ「往生際が悪いぞい!」

シ「ゔっ…」

シャリーラが顔面蒼白になっている。

マ「シャリーラ、どうしたの!?」

シュウウウゥゥ…

球に白い煙が満ちていく… 雪の魔女の顔が煙に包まれていく…

赤「マーテル、危ない!」

マ「────!」

☆ガシャーンッ★

球が砕け、辺りに破片が飛び散る。私は慌てて身を伏せた。

 げああああ────っ!!

甲高い悲鳴が洞窟に響き渡る。そして…











シャリーラの顔は完全に消えてしまった。

マ「今度こそ雪の魔女は死んだのね?」

赤「ああ、僕らは晴れて自由の身だ」

ス「やっとストーン・ブリッジに帰れるわい」

私たちは笑顔でハイタッチを交わす。
けれど、喜びを分かち合う暇は無かった。不吉な轟音が聞こえてくる。

★ドドドドド…☆

マ「じ、地面が震えているわ…!」

☆ピキイィィ★

ス「壁に亀裂が…!」

赤「洞窟が崩れるんだ。マーテル、スタブ、早く逃げよう!」

ここで運試しをする。出目は『6+2=8』で、吉と出たわ。
(運点-1、9→8)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 8/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第115話 勝敗

2024年01月20日 18時07分25秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「シャリーラさん、お待たせ♪」

シャリーラ「ま、待ちくたびれちゃったわ…(*×_×;*)」

マ「さあ、勝負しようじゃないの」

シ「……」

雪の魔女は無言で私を見つめる。











シ「じゃあ、言うわよ…(* •̀ㅁ•́;*)」

マ「ええ…(*゜-゜;*)」

シ「丸っ!(*`○´*)」

マ「やったーっ!o(*^□^*)o」

私は手を開いて、四角い金属板をシャリーラに見せる。

シ「ゔっ…(* ゜◇゜;*)」

マ「私の勝ちね♪(*^▽^*)」

シ「わ、私が負けるなんて…(*|| ゜□゜*)」


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第114話 楽しみましょ♪

2024年01月20日 15時23分54秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「シャリーラ、私は金属板を二枚しか持っていないの。
    ちょっと考えさせてくれるかしら?」

シャリーラ「いいわよ」

赤速「マーテル、金属板は全部で三種類だと言ったよね?」

スタブ「お前さんが持っていないのは丸い金属板じゃったかのう?」

マ「えっ? 私が持っていないのは星形の金属板だったような…」

赤「君たちは勘違いしている。マーテルが持っていないのは四角い金属板だ」

マ「赤速、声が大きいわ。シャリーラに聞こえちゃうじゃないの」

シ「マーテル、早く勝負しましょう! さあ、早く!(*#`皿´*)」

マ(うふふ♪ すごい形相ね)

こういうゲームは熱くなったほうが負けるのよ♪

シ「マーテル~!(*#`○´*)」

マ「あんたは吸血鬼だから、数百年は生きられるんでしょ?
 待っていてくれてもいいじゃないの」

赤「マーテルの言う通りだ。これは命懸けのゲームだぞ!」

ス「『短気は損気』じゃ!」

シ「うぬぬぬ…(*; ・`へ・´*)」











マ「やっと決まったわ」

赤「なるほど、星形の金属板にしたのか」

ス「いや、確か丸い金属板のはずじゃ」

シ「早く~!!(*#。-`皿´-。*)」

本当に気が短いのね。扱いやすくて助かるわ♪


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第113話 遊び方

2024年01月20日 12時02分20秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私はザックから二枚の金属板を取り出した。

マーテル「金属板って、これのこと…?」

シャリーラ「ほほほほほーっ、よく持っていたわね。褒めてあげる♪
     それじゃ、ゲームのルールを説明するわ」

…! しっかり聞いておかないと…

シ「あなたが持っている金属板の中から一つだけ選んで、手の中に隠しなさい。
 次に私が一つの図形を選んで、あなたに宣言する。
 あなたの選んだ金属板と私が宣言した図形のどちらが強いか、勝負するの。
 もしあなたが勝てば、あなたたち三人は洞窟から出ていってもいいわ。
 でも、私が勝てば、あなたたちの命は無いわよ」

マ「なるほど… だけど、どの金属板が強いのかしら?」

シ「四角は丸に勝つ。丸は星に勝つ。そして星は四角に勝つ

マ「そ、それって…(*゜○゜*)」

『四角=パー』… 『丸=グー』… 『星=チョキ』…ってこと…?

マ「あははははーっ!(*≧∀≦*)」

シ「な、何がおかしいの!?(*; ・`△・´*)」

マ「まさか雪の魔女とジャンケンすることになるとは思わなかったわwww
 あははははーっ! た、助けてwww ふ、腹筋が…(*๑˃▽˂๑*)」

赤速「うう…」

スタブ「ぐぐっ…」

あら? 赤速とスタブが目を覚ましたようね。

マ「赤速! スタブ!」

赤「マーテル…」

ス「おば…じゃなくて、おねえさん…」

マ「二人共、もう少しで殺されるところだったのよ」

私は赤速とスタブに事情を説明する。











マ「…というわけなの」

赤「なるほど、金属板を使った勝負か…」

ス「このゲームに勝てば、わしらは〈水晶の洞窟〉から出られるんじゃな?」

シ「マーテル、早くしなさい!(*`○´*)」

もう! シャリーラって、本当に気が短いわね。

マ「そうだわ! 赤速、スタブ、ちょっと耳を貸して」

私は二人に耳打ちする。

マ「…… …… ……というのはどうかしら?(*。-∀-*)」

赤「うん、悪くないな」

ス「やってみよう」

シ「マーテル~!!(*#`皿´*)」

はいはい、わかりましたよ…(*-。-;*)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
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《雪の魔女の洞窟》 第112話 いよいよ決戦

2024年01月20日 09時39分42秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
何とか二体のゾンビを倒すことができた。

マーテル「はぁ… はぁ…」

シャリーラ「ほほほほほーっ、息が上がっているじゃないの。
     そんな状態で私と戦えるのかしら?」

マ「はぁ… はぁ… ちょうどいいハンディよ…」

シ「ほほほほほーっ、口だけは達者ね。
 マーテル、あなたが間抜けなゾンビたちと遊んでいる間に、
 楽しいゲームを思い出しちゃった♪」

マ「わ、私は逃げも隠れもしないわ…」

シ「それじゃ、金属板を用意しなさい」

マ「金属板…?」

金属板を何枚か持っている

・持っていない

確かザックの中に…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 9/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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