TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第146話 頓服薬の効果

2024年01月25日 20時05分22秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は緑色の丸薬を飲んでみた。

マーテル「…!」

少しだけ体の痛みが和らいだ。
(体力点+4、11→15)'

マ(だけど、〈死の呪文〉が解けたわけじゃないわ)

私は小道を引き返し、渓谷を進むことにする。


★ステータス
技術点 11/12  体力点 15/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第145話 老人の正体

2024年01月25日 18時21分47秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は剣を抜くと、切っ先を老人の喉元に突きつけた。

マーテル「『ペン=ティ=コーラは博愛主義者だ』って、友達に聞いたわ。
    困っている人を無償で助けてくれるはずよね?」

老人「う、うわああ… や、やめろ…」

マ「なぜ金貨を要求するの?」

老人「うっ…」

マ「答えなさい!!」

老人「は、はい、正直に話しましょう。
  わしはペン=ティ=コーラではないんです。
  ですので、あんたに掛けられた呪いを解くことはできません。
  職業は薬剤師なのですが、最近は何とも不景気でして…
  〈死の呪文〉の話を聞いたとき、あんたの命は長くないと思ったんです。
  死んでしまえば、金貨なんて無用の長物ですよね?
  わしが頂戴しても構わないでしょう?」

マ「なるほど、よくわかったわ。
 あんたのような悪党は生かしておけないってことが…」

老人「許してくださ~い!」

マ「はぁ… はぁ… あんたも私と同じ苦しみを味わってみる?
 それとも何も感じない死体に変わりたいかしら?」

老人「申し訳ありませんでした。あなたの言葉で目が覚めました~!」

マ「そう? だったら、すぐに眠らせてあげるわ。この剣で…!」

老人「うう…」

マ「冗談よ。明日からは真面目に働くことね」

私は剣を鞘に収めると、そろそろ小屋を出ることにする。

老人「お、お待ちくだされ!」

マ「私は急いでいるの!」

老人「お詫びに私が調合した丸薬を差し上げましょう」

老人はローブの中から小さな瓶を取り出した。

老人「これを飲めば、少しは痛みが引くかもしれない」

そう言うと、老人は瓶の蓋を開けて緑色の丸薬を私に手渡す。

老人「もちろん、お代は結構…」

マ「当たり前でしょ!!」

私は緑色の丸薬をポケットに入れると、老人を睨みつけた。

マ「本当なら今すぐ殺してやりたい。
 だけど、あんたのような屑を斬ったら、剣が汚れるわ!」

老人「ひいいぃぃ…」

さあ、さっさと立ち去るわよ。











マ「はぁ… はぁ…」

呼吸が乱れている。体が弱っているのに、大きな声を出したから…

マ(早くペン=ティ=コーラを見つけないと…)

その前に…

・老人がくれた丸薬を飲んでみる

・飲まずに捨ててしまう

まさか毒薬じゃないでしょうね…


★ステータス
技術点 11/12  体力点 11/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第144話 法外な値段

2024年01月25日 16時54分30秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「あの…」

老人「何の用じゃ?」

マ「あなたがペン=ティ=コーラですか?」

老人「…!!」

私の言葉を聞くと、老人は慌てて立ち上がった。

老人「あ、ああ、わしがペン=ティ=コーラじゃ…」

やっと会えた… これで私は助かる…

マ「お願いがあります。私の呪いを解いてください」

老人「いったいどんな呪いかね?」

マ「実は…」

私は老人に〈水晶の洞窟〉の冒険と〈死の呪文〉のことを話す。











老人「よし、引き受けよう」

マ「ありがとうございます!」

老人「シャリーラの〈死の呪文〉か。何とも厄介だな。
  だが、心配無用じゃ。このペン=ティ=コーラに任せたまえ。
  わしが調合した薬を飲めば、すぐに元気になるじゃろう」

マ「は、早く飲ませて…」

老人「代金は金貨50枚じゃ」

マ「えっ!?」

老人「こちらも商売じゃからの」

老人は一歩も譲らない様子だった。

・仕方ないわね…

・あんた、ひょっとして…

赤速は代金のことなんか言っていなかったわ。


★ステータス
技術点 11/12  体力点 11/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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《雪の魔女の洞窟》 第143話 私を救って!

2024年01月25日 15時12分24秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
戸口に鍵は掛かっていないので、ゆっくりと開けてみる。

☆ギギィ…★

老人「…!」

すると、老人が片方の目を開いた。

マーテル「す、すみません。起こしちゃって…」

老人「……」

老人は突然の来客に驚く様子もなく、揺り椅子に体を預けたままだった。

・あなたがペン=ティ=コーラですか?

・ちょっと道に迷っちゃって…

とりあえず聞いてみないと…


★ステータス
技術点 11/12  体力点 11/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

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白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
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《雪の魔女の洞窟》 第142話 お昼寝の最中

2024年01月25日 11時43分08秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は幾重にも屈曲した小道を歩いていく。











マーテル「あっ!」

やがて木造の小屋が見えてきた。私は小屋に近づくと、窓から中を覗き込む。

マ「…!」




紫色のローブを着た老人が木彫りの揺り椅子に腰掛けて眠っている。
老人の背後の壁に棚があり、中には薬草や木の実の入った瓶が並んでいる。

・お邪魔します

・起こしちゃ悪いわね

もしかしたら、この老人がペン=ティ=コーラ…?


★ステータス
技術点 11/12  体力点 11/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

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白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
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