TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第170話 生き延びてみせる

2024年01月29日 23時11分13秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「はっ…?」

私は我に返った。

マ(いけない!)

もう少しでバンシーの誘惑に負けるところだったわ。

ペン=ティ=コーラ(あの薬が効いたようじゃな)

 諦めろ… ここでお前は死ぬ…

バンシーの声が聞こえる。けれど、もう迷うことはない。

マ(まだ死ぬわけにはいかないの…)

 これは… 逃れられない運命さ…

マ(赤速との約束があるのよ!)

 さあ… 三途の川が… 見えてきた…

マ「はぁ… はぁ…」

私はバンシーの言葉を無視して洞穴を進んでいく。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
竜の卵の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第169話 耳障りな声

2024年01月29日 19時02分09秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「はぁ… はぁ… 剣…」

ペン=ティ=コーラ「バンシーに構うな!」

マ「そうよ… 私には… 剣が…」

ペ「や、やめろ! あいつと戦えば、お前は死ぬかもしれんぞ!」

マ(ペン=ティ=コーラ… 何を… 言っているの…?)

私の手は止まらない。さあ、この剣で…

マ「バンシーを… 倒せば… 静かになる…」

ここでサイコロを二つ振る。出目は『5+1=6』で、私の技術点未満だわ。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
竜の卵の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第168話 地獄からの叫び

2024年01月29日 15時44分38秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
 おおあああ… あああああ… あああおお…

マーテル「────!?」

突然、洞穴の奥から悲鳴が聞こえてきた。

 ああおおおお… あううあああ… おおおおうう…

その悲しそうな声は次第に高まり、辺りに響き渡る。

マ「うう…」

私は両手で耳を押さえた。

ペン=ティ=コーラ「バンシーの声じゃ」

ペン=ティ=コーラが囁く。

ペ「恐れずに進め。あいつが攻撃してくることはない」

マ「で、でも…」

ペ「決してバンシーを相手にしてはならん。
 声を掛けても、手を触れても、存在を認めてもいけない」

マ「ああああ…?」

ペン=ティ=コーラは平気な顔をしているけど、私は気が狂いそうだった。

ペ「わしが一緒じゃ。何も怖いことはないんじゃよ」

マ「はぁ… はぁ… うう…」

私とペン=ティ=コーラは奥へ進む。











マ「ぎゃあああ────!!」

やがてバンシーが姿を現した。




赤く腫れ上がった目… 異常なほどに大きな鼻の穴… 前歯は一本だけ…
そんな醜悪な怪物が目の前に座っている。

マ「はぁ… はぁ…」

 ああああおうう… うあああおお…

バンシーが絶叫している。

マ「はぁ… はぁ…」

もう我慢できない… あの顔を一刀両断してやるわ…

ペ「剣を抜いてはならん! このまま進むのじゃ!」

竜の卵の薬を飲んだ

・飲んでいない

ペン=ティ=コーラの声は私の耳に届かない…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
竜の卵の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第167話 秘薬

2024年01月29日 12時23分05秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私はザックから竜の卵を取り出した。

ペン=ティ=コーラ「おお、これがあれば、薬を作れる」

☆パキッ★

ペン=ティ=コーラは私の手から竜の卵を受け取ると、殻に小さな穴を開けた。
そして首に掛けていたペンダントに入っている粉末を卵の中に注ぎ込む。

ペ「よく混ぜなくてはの。よし、これでいい。さあ、飲みなさい」

私はペン=ティ=コーラを信じて、卵の中身を飲んでみる。

マーテル「うっ…」

あまりに不快な味なので、思わず吐きそうになった。

ペ「ここからが正念場じゃ」

私はペン=ティ=コーラの案内で、更に奥へ進んでいく。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
竜の卵の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第166話 この先に待つのは…?

2024年01月29日 09時08分16秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は慎重に丸木橋の上を歩いていく。











何とか向こう側に渡ることができた。

マーテル「ほっ…」

私は胸を撫で下ろす。

マ「…!」

振り返ると、ペン=ティ=コーラが駆け足で丸木橋を渡ってきている。
彼にとっては、奈落なんか何の障害にもならないとでもいうの?

ペン=ティ=コーラ「待たせたな。では、次の段階へ進もう」

マ「は、はい…」

ペ「生き延びたいなら、あくまでも平常心を保っておかねばならんが、
 今のお前には難しい注文かもしれない。
 竜の卵があれば、心の落ち着く薬を作ってやれるのじゃが…」

竜の卵を持っている

・持っていない

割れていなければいいけど…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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