From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021 決勝ラウンド 第3節 FC.ISE-SHIMA vs おこしやす京都AC(2021.11.28)

2022-01-25 | 地域決勝/地域CL(観戦記)
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021
決勝ラウンド 第3日目第2試合
2021.11.28(Sun)13:30KO
会場:味の素フィールド西が丘(天然芝) 
観衆:1,188人(公式発表) 天気:晴

FC.ISE-SHIMA  0-0(0-0) おこしやす京都AC


得点者
なし


FC.ISE-SHIMA  スターティングメンバー ()内は生年月日/年齢/出身校/前所属チーム/勤務先(試合日当時のもの)

       9福家  14西口

11真野              30杉山

       7森    4谷口

18白石   5中田   2中濱  24梅田

         1増田

GK 1 増田 将     (1996.05.15/25歳/専修大学/社会福祉法人 ウェルハート厚生会 ウェルハート明和
DF 2 中濱 颯斗    (1997.05.28/24歳/びわこ成蹊スポーツ大学/アルテリーヴォ和歌山/(株)ぎゅーとら ラブリー津 神戸店)
DF 5 中田 永一   (1996.09.22/25歳/福岡大学/高砂ライフケア(株) グループホームゆう
MF 4 谷口 力斗   (1994.01.01/27歳/岐阜経済大学/ヴィアティン三重(JFL)/(有)ミエコロジー) (Cap.)
MF 7 森 優也    (1991.11.09/30歳/大阪商業大学/FC岐阜SECOND(東海2部)/(医)山口歯科医院
MF18 白石 直人   (1996.07.20/25歳/国士舘大学/VONDS市原(関東1部)/(株)アワヘイ
MF24 梅田 至    (1997.10.14/24歳/国士舘大学/VONDS市原Vert(関東2部)/(ぎゅーとら 小俣店)
MF30 杉山 ビラル 正将(1996.08.21/25歳/静岡産業大学/おこしやす京都AC(関西1部)/(株)ぎゅーとら 藤里店)
FW 9 福家 遼太郎   (1996.05.28/25歳/大阪体育大学/(株)ぎゅーとら ラブリー明和店)
FW11 真野 直紀    (1991.02.10/30歳/加藤学園暁秀高校→駒澤大学/アスルクラロ沼津→FC刈谷(東海1部)/(福)恒心福祉会 特別養護老人ホーム ふたみ苑)
FW14 西口 亮城   (1996.12.24/24歳/静岡産業大学/(株)ぎゅーとら ラブリー神田久志本店)

控え選手
GK23 李 在根(リ・チェグン)(1994.02.07/27歳/朝鮮大学校/FC大阪(JFL)/(株)ぎゅーとら 一志店)
DF17 倉田 樹      (1995.01.15/26歳/平成国際大学/(株)ぎゅーとら ラブリー津 神戸店)
MF13 仲野 哲矢     (1996.11.04/25歳/順天堂大学/(株)ぎゅーとら ハイジー店)
MF22 山田 敦也     (1999.06.16/22歳/甲賀健康医療専門学校/J.FC MIYAZAKI(九州サッカーリーグ)/(株)ぎゅーとら 大黒田店)
MF27 上松 幹      (1995.12.06/25歳/ルネス学園甲賀/アミティエSC京都(関西1部・現おこしやす京都AC)/(株)ぎゅーとら ラブリー長月店)
FW15 飯嶋 隼人    (1996.01.15/25歳/吉原工業高校/富士通沼津(静岡県1部)/(株)ぎゅーとら 下村店)
FW21 石崎 柾      (1998.12.11/22歳/四日市大学/(株)ぎゅーとら ハイジー店)

監督:小倉 隆史(1973.07.06/48歳/元日本代表/指導歴:名古屋グランパス 監督兼GM→FC.ISE-SHIMA 理事長兼監督)

FC.ISE-SHIMA  選手交代
90分:FW14 西口 亮城 → FW15 飯嶋 隼人

FC.ISE-SHIMA  警告・退場
85分:FW 9 福家 遼太郎警告(ラフプレー)

シュート      3(前 1後 2)
ゴールキック   10(前 2後 8)
直接FK     10(前 3後 7)
間接FK      2(前 2後 0)
オフサイド     2(前 0後 2)
PK        0(前 0後 0)
CK        1(前 0後 1)

*記録は公式記録(PDF)による。(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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おこしやす京都AC スターティングメンバー

      9イブラヒム  41守屋

 7清川              17稲垣

      19貫名  20高橋

13瓜生   6西村   4榎本   8清水

         1真田

GK 1 真田 幸太(1999.04.21/22歳/湘南ベルマーレユース/湘南ベルマーレ→奈良クラブ(JFL)(期限付き移籍))
DF 4 榎本 滉大(1994.11.05/27歳/仙台大学/ツエーゲン金沢→いわきFC(期限付き移籍)→VONDS市原(関東1部)(期限付き移籍))
DF 6 西村 洋平(1993.06.01/28歳/筑波大学/奈良クラブ(JFL))
DF13 瓜生 紘大(1995.02.23/26歳/福岡大学/MIOびわこ滋賀(JFL))
MF 7 清川 流石(1996.07.20/25歳/びわこ成蹊スポーツ大学/愛媛FC(J2))
MF 8 清水 良平(1990.08.07/31歳/大阪産業大学) (Cap.)
MF17 稲垣 雄太(1992.01.08/29歳/関西国際大学/FC大阪(JFL))
MF19 貫名 航世(1996.04.26/26歳/流通経済大学/ヴァンラーレ八戸(J3))
MF20 高橋 康平(1991.11.15/30歳/関西国際大学/2014~2016FC今治(JFL(当時)→アミティエSC/おこしやす京都)
MF41 守屋 鷹人(1988.02.21/33歳/神戸国際大学/2014佐川印刷京都SC(JFL)→アミティエSC/おこしやす京都)
FW 9 イブラヒム(1997.02.18/ポフマデFC(ガーナ))

控え選手
GK21 本吉 勇貴 (1992.09.22/29歳/上武大学/MIOびわこ滋賀(JFL))
DF23 小久保 裕也(1996.10.17/25歳/大阪産業大学)
DF34 尾本 敬  (1984.07.21/37歳/八千代高校/ブラウブリッツ秋田(J3(2018当時)))
FW10 原 一樹  (1985.01.05/36歳/駒澤大学/ロアッソ熊本(J3))
FW11 林 祥太  (1995.02.24/26歳/国士舘大学/アルテリーヴォ和歌山(関西1部))
FW16 後藤 大輔 (1997.02.09/24歳/名古屋経済大学)
FW18 青戸 翔  (1996.08.09/25歳/国際武道大学/東京23FC(関東1部))

監督:瀧原 直彬(1985.10.16/36歳/指導歴:アミティエサッカークラブ(スクール)~アミティエSC京都/おこしやす京都ACコーチ~おこしやす京都AC監督)

おこしやす京都 選手交代
60分  :MF41 守屋 鷹人  → FW18 青戸 翔
72分  :MF17 稲垣 雄太  → FW16 後藤 大輔
72分  :FW 9 イブラヒム  → FW10 原 一樹
90+1分:FW16 後藤 大輔  → FW11 林 祥太
90+1分:DF 6 西村 洋平  → DF34 尾本 敬

おこしやす京都 警告・退場
66分:FW 9 イブラヒム警告(ラフプレー)

シュート     11(前 3後 8)
ゴールキック    2(前 0後 2)
直接FK     11(前 6後 5)
間接FK      1(前 0後 1)
オフサイド     1(前 0後 1)
PK        0(前 0後 0)
CK        4(前 1後 3)
*記録は公式記録(PDF)による。(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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11月28日は遠征(管理人にとっては都内行くのも遠征)の許しを貰って
何年かぶりの味の素フィールド西が丘へ参戦。
2017年以来の全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(以下、地域CL)決勝ラウンド最終日の観戦に行ってきたのでした。
本当は第1試合から観たかったのですが、時間の都合により第2試合からの観戦です。


お目当てはFC.ISE-SHIMA の真野直紀選手(加藤学園暁秀高校→駒澤大学/アスルクラロ沼津→FC刈谷(東海1部)。
高校時代から沼津を経て応援していた選手の今はどんな活躍をするのか
関東で目にするのはこの機会しかないと思い行ってみた訳です。これも一期一会。
(画像の横断幕は恐らく沼津時代のもの)


こちらはFC.ISE-SHIMA以降のものと思われ(綺麗に撮れず残念)


FC.ISE-SHIMAの横断幕は大漁旗が出るなど港町らしい良い雰囲気


こちらは対戦相手のおこしやす京都側ゴール裏






地域CLと言えば、この界隈では【魂が磨かれる場所】と言われる過酷な大会。
ここでは大会の概要等はあえて省略。

FC.ISE-SHIMAはこの試合が初見。
おこしやす京都はアミティエ時代は2017年に観ているが現在名になってからは初めて見る。
メンバー表を見ると2017年のコバルトーレ女川戦にいたメンバーはキャプテンの清水良平のみだった。
2021年は6月に行われた天皇杯2回戦でJ1サンフレッチェ広島を5-1で破るなど
世間をあっと言わせたこともあるチーム。

この試合の前に行われたFC徳島vsCriacao Shinjukuは1-2でCriacao Shinjukuが勝利したため
FC.ISE-SHIMAは引き分け以上で決勝ラウンド2位以内が決まり、おこしやす京都は絶対勝利が必要な
状況となっていた。

全国地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンド 11月28日・第1試合終了時 順位表
1位 Criacao Shinjuku 2勝1分け0敗 勝ち点7 得失差+2 全試合終了
2位 FC.ISE-SHIMA  1勝1分け0敗 勝ち点4 得失差+1 残り試合1
3位 おこしやす京都  1勝0分け1敗 勝ち点3 得失差+1 残り試合1
4位 FC徳島     0勝0分け3敗 勝ち点0 得失差-4 全試合終了



試合は守るFC.ISE-SHIMAに対し攻めあぐねるおこしやす京都といった展開。
おこしやす京都はFWイブラヒムにボールを合わせようとするも、なかなか
得点には至らない。

15分、おこしやす京都の攻撃。右クロスからイブラヒムのヘディングシュートはGK正面。
20分、おこしやす京都イブラヒムがカウンターからドリブルで持ち込み左からクロスを上げるも繋がらず。
35ー37分頃にはFC.ISE-SHIMAもセットプレーなどで攻められるように。
43分、FC.ISE-SHIMA14西口のスピードある突破からのシュートはGKがキャッチ。
おこしやす京都は丁寧にパスを繋いで組み立てるもFC.ISE-SHIMAの固い守備ブロックを崩すことが出来ない。
前半はスコアレスで折り返しに。


注目の真野選手は中盤左MFに張っていたが、セットプレーのキッカーの役割以外は
終始守備のバランサーという印象だった。

後半になると、先制点が欲しいお京都の攻撃の頻度が前半以上に増してくる。
後半4分、お京都の少し遠目からの直接FKはクロスバーの上
後半5分、お京都MF19貫名の浮き球縦パスにイブラヒムがスピードを生かした突破から
抜け出し、こぼれ球をMF17稲垣がシュートするもゴール右に逸れる。
後半7分、お京都がグラウンダーのパスで繋いで最後にMF19貫名がシュートを放つもこれもゴール右外へ。
後半9分、ISE-SHIMAFW14西口が相手DFクリアボールに反応してゴール前に飛び込むもGKが対応。
後半11分、お京都FW9イブラヒムの折り返しはバーの上。
後半17分、縦パスを受けたお京都FW9イブラヒムのシュートはゴール左外へ。
後半19分、お京都MF17稲垣の右クロスからFW9イブラヒムがヘッドで合わすもバーの上。
後半27分、お京都はMF17稲垣→FW16後藤、FW9イブラヒム →FW10原へ2枚替え。
ここまでイブラヒムを主軸に攻めていただけに、この交代は意外だった。
既に引退表明をしていた原はこの試合が公式戦最後の試合になった。
後半29分、お京都MF7清川のミドルシュートも僅かにバーの上。
後半34分、ISE-SHIMAようやくMF11真野が得た直接FKは真野自身のキックミスのためかGK正面に。
後半35分、お京都GKのパントキックからISE-SHIMA守備陣が帰陣しながら足を延ばしたボールがあわや
オウンゴールになる所をGK増田が掻き出しCKへ。その後のお京都CKは相手DFに弾かれ不発。
この辺りから、お京都の攻め疲れからか雑になっていく。
後半42分、ゴール前中央でパスを受けたISE-SHIMA14西口のシュートはバーの上
後半49分、お京都はセットプレーからの2次攻撃から交代出場の34尾本がヘッドを放つもGK正面に。

そしてスコアレスのまま試合終了のホイッスルに。



全国地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンド 11月28日・第2試合終了時 最終結果
1位 Criacao Shinjuku 2勝1分け0敗 勝ち点7 得失差+2 JFL入替戦出場
2位 FC.ISE-SHIMA  1勝2分け0敗 勝ち点5 得失差+1 JFL入替戦出場
==========JFL入替戦出場ライン=========
3位 おこしやす京都  1勝1分け1敗 勝ち点4 得失差+1 
4位 FC徳島     0勝0分け3敗 勝ち点0 得失差-4 

この結果、地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンドは1位Criacao Shinjuku、2位FC.ISE-SHIMAとなり
JFL入替戦出場が決定した。
試合としては、お京都の決定力不足が際立つ内容に。
もちろん、FC.ISE-SHIMAの粘り強い守備の光る試合ともいえ
地域チャンピオンズリーグ最後の試合として白熱した素晴らしい試合だった。






FC ISE-SHIMAの記念撮影風景。
まさか小倉監督自らがカメラを構えるという、長いこと氏を知るファンから観たらレアな光景に。







全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021|決勝ラウンド|FC.ISE-SHIMA-おこしやす京都AC





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この日はFC ISE-SHIMAにとって、歓喜の日となったが
ご承知の通り、この試合の3週間後に行われたJFL入替戦において
FC ISE-SHIMAはホンダロックの牙城を崩せず東海リーグ1部残留となってしまった。

この試合に出場した選手も何人かの退団が発表されている。

FC ISE-SHIMA退団・引退選手(この試合当時の選手のみ)
DF17 倉田 樹  (引退)2021.12.25発表
MF18 白石 直人 (引退)2021.12.28発表
DF 5 中田 永一 (高知ユナイテッドSC(JFL)へ移籍)2021.12.29発表
FW 9 福家 遼太郎(ベルガロッソ浜田(中国社会人サッカーリーグへ移籍)2022.01.06発表
GK23 李 在根(リ・チェグン)(退団)2022.01.09発表
FW11 真野 直紀(退団)2022.01.19発表

おこしやす京都AC退団・引退選手(同上)
FW10 原 一樹  (引退)2021.09.29発表
DF34 尾本 敬  (引退)2021.11.08発表
GK21 本吉 勇貴 (退団)2021.12.13発表
MF19 貫名 航世 (退団)2021.12.21発表
DF 4 榎本 滉大 (退団)2021.12.22発表
DF13 瓜生 紘大 (退団)2021.12.22発表
MF20 高橋 康平 (沖縄SⅤ(九州リーグ)へ移籍)2021.12.26発表
FW18 青戸 翔  (カマタマーレ讃岐(J3)へ移籍)2021.12.27発表
DF23 小久保 裕也(アルテリーヴォ和歌山(関西1部リーグ))2022.01.10発表
MF17 稲垣 雄太 (ヴェロスクロノス都農(九州リーグ)へ移籍)2022.01.22発表

移籍先が決まった選手もいるが、まだ未発表の選手も多数。
まだまだ現役への情熱を持つ選手も多いはずである。
注目していた真野選手も次はどこへ行くのだろうか。
今後の彼らの新しいステージでの活躍を祈るばかりである。

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