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横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017決勝ラウンド第3節 テゲバジャーロ宮崎vsVONDS市原FC(2017.11.26)

2017-12-20 | 地域決勝/地域CL(観戦記)
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017決勝ラウンド第3日
2017.11.26(Sun)13:30KO
会場:ゼットエーオリプリスタジアム(市原臨海競技場)
天気:晴 のち 曇 観衆:3,750人(公式発表)

テゲバジャーロ宮崎 1-1(0-0)PK6 VONDS市原FC

得点者
67分:樽谷 誠司(テゲバジャーロ宮崎)1-0
88分:藤本 修司(VONDS市原FC)1-1
 
PK戦
市原 先24 × 13 ○ 23 ○ 5 ○ 4 ○ 19 ○ 18 ○ 21 × 3 × 6
宮崎 後31 ○ 16 × 4 ○ 10 ○ 61 ○ 18 ○ 9 ○ 17 × 3 ○ 


テゲバジャーロ宮崎 スタメン(カッコ内は生年月日、出身県、前所属チーム)
GK61石井 健太 (Cap.)(1987/12/08/静岡県/カマタマーレ讃岐)
DF 3井原 伸太郎(1991/10/21/山口県/J.FC MIYAZAKI)
DF 4川上 典洋 (1987/04/04/島根県/SC相模原)
DF16宮田 直樹 (1987/11/06/長野県/アスルクラロ沼津)
DF18石川 智也 (1993/04/29/福岡県/日本文理大学)
MF 8近藤 貴耶 (1993/04/10/福岡県/九州国際大)
MF14松田 大成 (1996/07/16/福岡県/阪南大学)
MF28髙地 系治 (1980/04/23/埼玉県/FC岐阜)
FW17藤岡 浩介 (1994/08/13/山口県/ファジアーノ岡山ネクスト)
FW24井福 晃紀 (1991/04/25/熊本県/J.FC MIYAZAKI)
FW31森島 康仁 (1987/09/18/兵庫県/ジュビロ磐田)

SUB
GK 1上野山 裕己(1992/06/14/兵庫県/デッツォーラ島根)
DF 9水島 有斗 (1993/10/27/熊本県/佐賀大学)
MF 6禿(かむろ) 寿秀(1991/08/17/千葉県/C.A Jabaquara)
MF10米田(めた) 兼一郎(1982/07/02/鹿児島県/アミーゴス鹿児島)
MF25樽谷 誠司 (1992/12/14/大阪府/ Rydalmele FC(オーストラリア3部))
FW11山口 愛騎 (1992/09/05/徳島県/松江シティFC) 
FW22小林 拓弥 (1991/01/13/埼玉県/高知ユナイテッドSC)

監督
石崎信弘(1958/03/14/広島県/モンテディオ山形)

テゲバジャーロ宮崎 選手交代(規定により5人まで可)
46分:MF28髙地 系治 → MF25樽谷 誠司
90+1分:FW24井福 晃紀 → MF10米田 兼一郎
90+3分:MF 8近藤 貴耶 → DF 9水島 有斗

テゲバジャーロ宮崎 警告・退場
28分:FW17藤岡 浩介(警告・反スポ)
84分:FW24井福 晃紀(警告・繰返違反)
87分:DF18石川 智也(警告・反スポ)

シュート    4(前2後2)
ゴールキック 15(前9後6)
直接FK   11(前4後7)
間接FK    0(前0後0)
オフサイド   1(前0後1)
PK      0(前0後0)
CK      3(前2後1)
*記録は公式記録(PDF)参考
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VONDS市原FC スタメン(カッコ内は生年月日、出身県/前所属チーム)
GK21佐藤 健 (1988/02/05/神奈川県/SC相模原)
DF 3斎藤 広野(1986/08/05/埼玉県/グルージャ盛岡)
DF 4小石 哲也(1990/09/21/兵庫県/ガイナーレ鳥取)
DF13星野 圭佑(1985/08/21/群馬県/FKアウダ(ラトビア2部))
DF24藤本 修司 (Cap.) (1988/04/10/大阪府/ジェフユナイテッド千葉)
MF 8マイケル・タビアン(1990/12/01/ガーナ(U-21ガーナ代表)/FC POMORIE(ブルガリア))
MF10棚橋 雄介(1987/04/09/東京都/カターレ富山)
MF11峯 勇斗(はやと)(1992/08/31/千葉県/藤枝MYFC)
MF23秋葉 信秀(1985/04/10/千葉県/ジェフリザーブス)
FW 9柏瀬 暁 (1993/06/01/千葉県/トゥル・デュッセルドルフ(ドイツ5部))
FW34レナチーニョ(1987/05/14/ブラジル/Varzim S.C.(ポルトガル))

SUB
GK31谷口 裕介(1995/08/11/群馬県/城西国際大学)
DF 5安藝(あき) 正俊(1990/07/09/東京都/SC相模原)
MF 6北原 毅之(1990/10/18/埼玉県/SC相模原)
MF15二瓶 翼 (1994/09/10/東京都/水戸ホーリーホック)
MF16藤井 惇 (1992/05/30/山口県/ザスパ草津チャレンジャーズ(群馬県1部))
MF19高柳 昌賢(1994/07/11/大韓民国/ガイナーレ鳥取)
FW18土屋 智義(1991/11/25/千葉県/VONDS市原SECOND(千葉県1部))

監督
ゼムノビッチ・ズドラヴコ(1954/03/26/セルビア/FKラド・ベオグラード(セルビア1部))

VONDS市原FC 選手交代(規定により5人まで可)
65分:MF 8マイケル・タビアン → MF15二瓶 翼
75分:FW 9柏瀬 暁 → MF19高柳 昌賢
82分:MF11峯 勇斗 → FW18土屋 智義
90+1分:MF10棚橋 雄介 → DF 5安藝 正俊

VONDS市原FC 警告・退場
なし

シュート   26(前13後13)
ゴールキック  6(前1後5)
直接FK   28(前12後16)
間接FK    1(前0後1)
オフサイド   0(前0後0)
PK      1(前0後1)
CK      5(前4後1)
*記録は公式記録(PDF)参考
============================================================
   
長かった全国地域CLも残す所はこの1試合。
決勝ラウンドに入ってから「らしくない」戦いを続けるVONDS市原FC(以下、市原)は
手堅い試合を演じるテゲバジャーロ宮崎(同、宮崎)と対戦。
市原がこの試合で勝ち点3以上を得ない限り、彼らのJFL昇格の希望は絶たれ
そしてその結果は関東リーグ以下に多大な影響を及ぼすことになる。
特に神奈川県勢にとっては厳しい結果になる可能性があるだけに非常に注目される試合となった。


ちなみにこの日は08年から使っていた100均ストップウォッチに代わり
2代目のストップウォッチがお披露目。もっともコチラも100均で買ったものですが。
カラーが市原と被ったのも何かの偶然かと。


試合は今回は珍しく市原サイドのバックスタンド2階席いわゆる「パルテノン神殿」に陣取ってみる。
実は公式戦の観戦では初めて訪れた場所であったが、いざ試合が始まると非常に観易い場所で良い席が確保出来た。

試合の方は簡単に述べるに止めるが、初戦をインターネット中継で見ていた通り
最終戦になっても市原の動きは重く、リーグ戦などとは別のチームのように見えた。
レナチーニョは若い頃の印象が強いゆえターゲットマンには見えないし若い方の外国人選手の
タビアンは時間の経過とともに焦りからかプレーに精彩を欠きチームのペースを乱す感じに。
前半は0-0で折り返すが後半に入ると67分に一瞬の隙を突かれ宮崎の樽谷誠司に先制点を許してしまう。

2017/11/26 VONDS市原vsテゲバジャーロ宮崎 市原同点(1-1)

終盤に差し掛かるまでバックスタンド2階席は「とにかく勝てばいいのだろう」と
どこか楽観視しているような雰囲気があったが、流石にこのままではやばいぞいう空気に変わって来ることに。
88分、ようやく市原はPKを獲得し1-1の同点に追い付く。
ここで2階席に空気は地域CL特有の「鉄火場」な様相を見せてくるようなった。


ATは4分。市原にとって長い長いATであったが逆んするには至らずタイムアップの笛。
スコアは1-1のドロー。
この瞬間、宮崎はJFL昇格が内定し市原は関東残留決定。

そしてこの瞬間に
[関東1部と2部の間で入替戦]
横浜猛蹴(1部7位) vs tonan前橋(2部2位)
さいたまSC(1部8位) vs 東京国際大学(2部1位)

[関東2部と関東社会人大会1位2位間で入替戦]
12月24日(日)  *時間、場所はまだ未発表
横浜GSFCコブラ(2部7位) vs 東京海上FC(関東社会人大会2位)
FC KOREA(2部8位) vs アイデンティみらい(関東社会人大会1位)

上記関東リーグ1部2部における入替戦の発生が決定することに。
試合の勝敗を付けるためだけの「虚しいPK戦」は9人目まで周り6-7で宮崎が勝利となった。


敗れた市原側は試合後、ゼムノヴィッチ監督が大会方式等について苦言を呈していたが
決勝Rの市原は3試合通じて身体が重そうだったこと、レナチーニョを封じられた後の
戦術的フォローが足りなかったことなどが敗因かと思われる。
後日JFAより発表された地域CLの参加資格改編により市原と言えどこの決勝Rまで勝ち上がるのは
難しくなった。しかしこの試練を乗り越えないとこの舞台に辿り着けないのはどのチームも同じ。
この暖かくも悔しい挨拶の直後から彼らの来シーズンは始まっている。


対する宮崎は昇格請負人・石崎監督の元、流石は元プロ集団らしい
負けないサッカーでJFL昇格内定(決定)まで辿りついた。
周囲から指摘があるように、宮崎県という県土のためか県内での
盛り上がりには勢いがないようだが、今後の推移を見守りたい。


表彰式の様子。宮崎に続いて女川関係者の喜びの胴上げが行われた。


こうして幕を終えた2017全国地域CL
前述した参加資格改訂により、一層JFL昇格決定戦の色合いが濃くなったのは残念の一言に尽きるが
これも時代の流れなのだろうか。
社会人サッカーの頂点を決める大会としての開催意義を改めて再考していただきたいものである。


2017/11/26 VONDS市原vsテゲバジャーロ宮崎ハイライト

市原の同点から試合終了までの様子を納めた一部ハイライト版となります。
バックスタンド2階席の雰囲気はこんな様子だったということで参考までに。


2017地域チャンピオンズリーグ エンディングPV 限りなき旅路

以前、コチラのエントリーで紹介したsamayoeru氏が、今回はこのような素敵なエンディング動画を作成されました。
本大会に出場したチームの選手関係者サポーターの皆さん、お疲れ様でした。

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