喜びはささやかに（バックスタンドの風景）

私が座っていたバックスタンド周辺は、柏ファンの方々が多かったので、周囲に点在するように座っていた清水サポの方々はゴールが決まっても中腰で席から立ち上がり、腕を上げずに親指を立てる人を何人か散見したのが目につきました。

得点が決まったときに上げる歓声もバックではやや抑えていたように聞こえました。

試合後、清水の選手たちがゴール裏の挨拶の後にバックへも挨拶した時だけ、バック側では素直に喜ぶことができました。その後も余韻に浸る人を横目に流しつつ、私はさっさとスタジアムを後にすることに。

もっともまだ国内の試合ですから、先日のトルコｖｓスイス並の殺伐さはありません。念のため。

なお、私の近くにいた新潟GK野澤似のどこぞの兄ちゃんがただ一人派手に喜んでいるのを見て、内心ハラハラしてしまったのは内緒ですｗ

柏寄りの観客はまるで何事もなかったかのように静かにスタジアムを後にする姿が印象的でした。（もちろん内心は腸煮えくり返るくらい悔しかったはずと思われますが）

あと誤解されている方もいるようですが、この日の柏サポは凶暴な感じが一切感じませんでした。バックからの印象ではこれまでの一種の殺伐さが消え他チームのサポとさほど変わらなくなった感じです。（柏サポの方、失礼）