当院では5本指ソックスは推奨しません。
イメージとしては「足の指それぞれが別々に動き、床を掴むように歩く事ができる」
と思ってはいませんか?
人間の足には足根骨と言って石ころの様な骨が7個あります。
▲足 南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
歩行の着地の時にこの7個の骨が緩み、衝撃を緩衝します。
蹴り出す際はその7個の骨が連結し固めることで床からの反力を使い、蹴り出す事ができます。
しかし5本指ソックスを履くと
足の指と指の間に布が2枚ずつ入るので足の骨と骨の連結を無理矢理引きはがすことにつながります。
すると連結が弱い状態で蹴り出そうとするので足の形が崩れて、土踏まずのない、扁平足になってしまいます。
扁平足になると身体は衝撃をダイレクトなか受けることになります。
また土踏まずへの刺激は腹圧が減少してしまうので
さらに身体は歪み、悪循環に陥ります。
そういう意味で言いますと土踏まずを支えるアーチパッド、アーチを作るインソールも良くはありません。