荒川区南千住あさり接骨院ブログ

首と骨盤、自律神経を専門にしています。
あちこち行って治らない方を救いたい

食事と腸内細菌とダイエット②

2020-09-22 09:05:00 | 日記
前回の続きです。


「私は両親が太っているし

小さい時から甘い物を食べるとすぐに太る。

太りやすい体質です。」

と言われる方がいますよね。

しかし

人間2万1000個ある遺伝子のうち

肥満に関わると言われている遺伝子は32個分かっています。

たまたま偶然にその32個の太りやすい遺伝子を全てを持っいるとして

全くその遺伝子を持っていない人との体重差は平均にして8キロだそうです。

たったの8キロです。

遺伝子はあまり関係なさそうですね。

同じケーキを食べても太る人、太らない人がいるのは不思議です。

「基礎代謝が違うから!」

いえいえ、

太ってる人の方が基礎代謝が良いです。

重い身体を動かした方がエネルギーを消費する為、基礎代謝はは良いです。


ただ普段に脂肪摂取を控えている人が

久しぶりに脂肪を摂取しても

ほとんど吸収されず、排泄されてしまうようです。

腸内細菌の話で言うと普段から脂肪分が多いモノを食べ続けると

脂肪大好き細菌が増え、

食べた甘いモノが片っ端から分解され、

カロリーを吸収されます。

普段から控えてたまにはお菓子を食べるのはOKという事ですね。

ついつい、毎日好きなモノを食べるのは

少し注意が必要です。

当院では聞かれれば食事の事も色々お伝えします。

最近、勧めているのは

「なるべく毎日違うモノを食べること。」

夜にカレーを作って

翌朝、翌夜に食べないという事です。

遅延型食物アレルギー(ブログ)を調べた時にも思ったのですが

どんなに身体に良いと呼ばれる食べ物も

食べ続けるのは良くないのかなと。

腸内細菌のバランスを偏らせてしまうと考えています。

以前、カカオポリフェノールが良いと

70%カカオをほんの少しずつ毎日食べていたら

カカオアレルギーになってしまいました。

その後に治すことができましたが

良いと思っていた事が途中から身体は拒否していたんですね。

こういう事はストレッチ、筋トレでよくありますけど

食事であるのは驚きでした。

という事で

「食事の中身はなるべく違うモノを意識してみる」

これは私の考案なんですが

私は1キロ減をキープするようになり

身体が軽く感じるようになりました。



交通事故 労災 自律神経

食事と腸内細菌

2020-09-20 10:49:00 | 日記
過体重、肥満というのは前回のブログでも書いた通り

21世紀病と言われるアレルギー、糖尿病、自己免疫疾患、喘息、アトピー、うつ病などと関連していると少し書きました。

経済成長、肥満、21世紀病に相関関係があります。

想像すればなんとなくわかりますね。

「ダイエット」

最近は当たり前に聞きますね。

自分自身も体重を落とそうと

食事制限をした事があったので

ダイエット経験ありです。

現代では何かにつけて

カロリーオフ、カロリー0

CMや通販でも色々ありますよね。

最近ではダイエット用のゲームまであるようです。

よく考えたら皆んな体重増加、つまり過体重を気にしているんだなと思ってしまいます。

朝、通勤で電車に乗った時、

周りの中年の方の体型を見て頂きたいです。

(平日の昼間だと少し違います)


いかがでしょうか?


これが現代です。


戦前の日本人の体型はどうだったのか?


検索してみて下さい。


かなり違います。

5万年前と1960年代はそんなに体型も変わらないそうです。


現代がどれだけ急に変化したか分かりますよね。


「肥満がこれだけ多いのは何故か?」


「花粉症が何故こんなに多いか?」

が実は近いところにあるという事です。


肥満が減れば花粉症も減るかもしれない。


ダイエットをすれば花粉症が治る!?

運動して痩せて花粉症が治る事はありません。

運動をやめてリバウンドをしてしまうのは根本的に身体は変わってはいません。


やはり食習慣になります。


よく体重を落とす為、

「カロリーを抑える」と言いますね。

例えば

ショートケーキ350キロカロリーは

摂取したら太るから控えるという方がいます。


▲日本一と言われるショートケーキ、巣鴨にお店があります。


確かに太る方は多いと思います。


しかし太らない方もいますよね。



「いやいやそれは遺伝や生まれつき体質でしょ」


そう思われる方が多いと思います。


しかし遺伝子を調べるとそうではない事が分かって来ました。


次回はその続き書きます。


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南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院




身体を守る微生物

2020-09-16 09:31:00 | 日記

あさり鍼灸接骨院では


腸と脳の相関関係を大切にしています。


ここで言う腸といえば


大まかに腸の外側の事を意味しています。


腹膜や小腸を包んで支持している腸間膜の事です。


外側はアプローチをすることで変化し改善する事ができるからです。


腸が柔らかくなることが腹圧にも関与し、


腰痛や坐骨神経痛が改善する方がいらっしゃいます。


しかし、最近は腸の中もとても大切だと感じています。


腸の中には細菌が1000種類以上、


数は100兆匹(単位は個らしい)



▲腸内細菌


これらが腸の中では常に珊瑚礁のような生態系を保っています。


さらに腸のみならず口から始まり食道、胃、腸そして肛門、そして身体を覆う皮膚まで細菌は繁殖しています。


この細菌たちが身体に与える影響は研究段階ですが


かなり分かっていることもあります。


腸といえば消化管なので栄養の吸収、またそれに伴い不必要なものの排出


そして免疫に対しても大きく関わります。


腸の調子が悪いと腹痛、便秘、下痢などお腹周りの症状が思い当たると思います。


しかし腸内が与える影響はお腹周りだけではありません。


アレルギー、ぜんそく、自己免疫疾患、心の病気などが関与しています。


ぜんそくといえば私もぜんそくをもっています。


1930年代では学校に1人いるかいないか


1980年代ではクラスに1人の割合、現在は4人に1いるといわれています。


アトピー性皮膚炎や花粉症もかつて稀な病気でしたが、現代では当たり前のように耳にします。


これらが腸内細菌と関連するしている事例が沢山出てきました。


NHK「人体」では日本でも急増している自己免疫疾患のひとつ多発性硬化症と腸内細菌の関連を取り上げていましたね。


不安症、うつ病、強迫性障害、自閉症などもかつては遺伝子の欠陥や体力の低下と言われていましたが


腸内細菌の影響が注目されています。


消化器の調子と心の関連は身に覚えのある方もいらっしゃると思います。


緊張してお腹が痛くなる。


イライラして胃がむかむかする。


ストレスで胃にポリープができたり最近では

安倍晋三元首相の潰瘍性大腸炎など身近でもありますよね。


逆も然り、


お腹の調子が悪くなれば気力もなくなってしまいます。


最近この様な話を院内で話すことが多くなり、細菌に興味をもってくださる方もいらっしゃいます。


どんな運動がいいの?枕はどんなのが?座り方、歩き方など色々聞かれますが


身体の中に入れるものに比べたらどうでも良い事なのかもしれませんね。


「健康を提供し、幸せになって頂く」


という当院のコンセプトでは筋肉、関節の動き、硬さ、運動だけでは難しいです。


自律神経と腸はこれからは間違なくポイントになると思います。


気になる方はご連絡ください。


次は「腸とダイエットについて」→こちら



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