The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

エロディウム・マラコイデス Erodium malacoides

2022-05-10 10:35:12 | ポルトガルの野の花

フウロソウ科、Geraniaceae、オランダフウロソウ(エロディウム)属、地中海沿岸地域原産の耐寒性多年草、

学名:Erodium malacoides、

和名:エロディウム・マラコイデス、

英名:Mediterranean Stork's Bill、Soft Stork’s Bill、Oval Heron’s-bill、

葡名:Maria-fia、Erva-garfo、

2011年2月、2015年1月12日、4月27日、12月4日、2016年1月2日、29日、2月7日、8日、2018年1月25日、2月12日、2021年3月9日、ポルトガル コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、2018年1月30日、アレンテージョ地方で、2015年12月23日、2016年12月24日、アルガルベ地方で撮影、

 

エロディウム・マラコイデス Erodium malacoides の花。葉は長楕円形~長ハート型で縁に荒い鋸歯があり、時に浅く3裂する。全体に多毛。

 

花弁は5枚とも同じではなく、1枚~2枚がわずかに大きい。花の直径は8mmほど。春から初夏まで長く咲き続ける。

 

草丈は6cmほど。匍匐して枝を伸ばし広がる。

 

英名の Stork’s Bill は種の鞘が尖ってコウノトリの嘴に似ていることから。

 

エロディウム・マラコイデス Erodium malacoides でした。   

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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の erodios(=アオサギ)を語源とし、種子の形状がアオサギの嘴に似ていることから。種小名は、「柔らかい、粘液質の」の意。

エロディウム・マラコイデスはフウロソウ科の多年草である。草丈は10~30㎝程度となる。全草が細毛に覆われている。茎は幾分節榑立っており、学名に示されるように軟質である。葉は、長い葉柄を持った長楕円形で、縁部は3浅裂し、裂片の縁部には粗鋸歯がある。3~5月頃、茎頂に散形花序を出し、径8㎜程度でピンクの5弁花を数個つける。花被片の大きさは不均等である。花後の果実は長さ2~3㎝程度の嘴状となる。 (GKZ植物事典)より

 

 

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