The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ウンビリクス・ルペストリス Umbilicus rupestris

2021-11-20 11:03:10 | ポルトガルの野の花

ベンケイソウ科、Crassulaceae、ウンビリクス属、南西ヨーロッパ、地中海沿岸地域原産、多年草、食用、薬用植物、

学名:Umbilicus rupestris、

和名:ギョクハイ(玉杯)、

英名:Wall Pennywort、Navelwort、

葡名:Bacelos、Bifes、Cachlro、Chapéus-de-parede、Cauxihos、Chaopéu-dos telhados、Cochilros、Copilas、Couxilgos、Orehela-de-telhados、Sombreirinho-dos-telhados、Umbigo-de-vénus、

2013年5月6日、2014年4月27日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2013年4月29日、コスタ・アズール地方で、2014年5月19日、エストレマドーラ地方で、2015年6月13日、2016年6月16日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、

 

ウンビリクス・ルペストリス Umbilicus rupestris の花。

 

 

 

草丈は20センチほど。

 

 

 

ウンビリクス・ルペストリス Umbilicus rupestris でした。

©2021 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)和名は、葉の形状から。属名はラテン語で「臍のような」の意。種小名は、「岩石生の」の意。

ウンビリクス・ルペストリスはベンケイソウ科の多年草である。本種は、中東地域~ヨーロッパ~北アフリカと言った広い地域の沿岸地帯で、標高2500m程 度までの岩礫質土壌に自生が見られる。概して、岩場の割れ目等に自生する多肉植物である。草丈は30~45㎝程度までとなる。葉は根生し、長い葉柄の先に つき、形状は径4㎝程度の銭形となる。葉柄は、葉の裏面ほぼ中央につき、葉の表面ではその部位が凹みを見せるために学名では Umbilicus(臍)の名 が示されていることになる。葉の縁部は、不規則な切れ込みが入る。4~8月頃、長い穂状花序を出し、緑色~白色の筒状花を多数つける。花は、長さ6~9㎜ 程度で、花冠は5裂する。本種は、我が国の多肉植物愛好家の間では、その葉姿から「玉盃」の名で愛培されている。(GKZ植物事典より) 

 

 

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