The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

キクキア・スプリア Kickxia spuria

2021-06-24 09:57:49 | ポルトガルの野の花

オオバコ科、Plantaginaceae、ヒメツルウンラン(キクキア)属、アジア~地中海沿岸地域原産、

学名:Kickxia spuria、

英名:Roundleaf Cancerwort、Round-leaved Fluellen、

葡名:Falsa-verónica、

2016年8月26日、27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

キクキア・スプリア Kickxia spuria の花。花の直径は3mmほどで長い距がある。

 

草丈は5cmほどで枝分れし匍匐し、最大1mほどに広がる。

 

花顎や葉は毛深い。

 

花は舌型で上顎弁は紫色のグラデーション、舌弁は黄色である。葉は毛深く、丸く、互生。

 

キクキア・スプリア Kickxia spuria でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、19世紀ベルギー人植物学者 Jean Kickx への献名。種小名は「異常な、偽の」の意。

キクシア・スプリアはオオバコ科(←ゴマノハグサ科)の多年草である。草丈は5㎝程度までであるが、本種の茎は長さ50㎝程度まで地を這いながら横走する。全草が白色の細毛で覆われている。葉は径0,5~1㎝程度のほぼ円形~卵形であり、縁部は全縁、先端部はほぼ円頭で、互生する。7~10月頃、葉腋から長い花柄を伸ばしその先に径5~8㎜程度の黄色い唇形の花をつける。花には花弁と同色の長い距がつく。上唇の上には紫褐色で先端部が2裂した萼片が立ち上がる。果実は径4㎜程度で球状の蒴果をつける。本種は、ユーラシア大陸原産であるが、今日、他の大陸にも帰化状態で定着を見ている。 (GKZ植物事典より) 

 

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