2018年5月12日(土曜日)晴れ時々曇り。18℃~9℃。降水確率0%。湿度55%。朝は穏やかに晴れ渡る。風はないが気温は低い。午後からは雲が出て時々曇り。
ボイス(Joseph Beuys 独 1921-1986)の生誕日。
このところ貨物船の出入りが多く、トロイアからの渡船が貨物船を避けようと大回りしている。ペドロのイルカウオッチングの船も忙しそうだ。
昨日と同じイエロー・オーカーを30号、20号、15号、6号、4号にペインティング・ナイフで塗る。
今日は土曜日なのでメルカドに金目鯛を買いに行くつもりが止めにして、1週間前に行き、地上蘭の蕾を見つけている。それが何であるか確認にキャンプ場からの山道を行く。殆ど人通りはないところだが、往きに速足のカップルが追い越して行き、帰りにはトライアスロン選手の様な走るカップルとすれ違う。でもこの道はクルマが通らないし、滅多に人と会わないので、野の花観察には穴場だ。結局、謎の地上蘭は何のことはない遅咲きの「アピフェラ」であった。アピフェラは早くから遅くまで咲く時期が長い地上蘭だ。他にサングイソルバやグラジオラス、アナガリスなどいろいろな花が群生していたし、これから咲くキク科の蕾も幾つもがあった。帰ってからお茶漬けで昼食。
ユーロビジョン・コンテスト最終日。今夜20:00から。その流れかコメルシオ広場で夕方、コンサート。その中継の為か「ポルトガル・ディレイト」(ニュース・情報番組)はお休み。
『昨夜の映画』は、既に何度も観ているし別に観なくても良いのだが、他に観たいものもなかったので観たが、観るとついつい惹きつけられてしまう。
『逃亡者』(The Fugitive)1993年。アメリカ映画。130分。監督:アンドリュー・デイヴィス。妻殺しの罪を着せられた医師が警察に追われながらも真犯人を見つけ出すというサスペンス映画。1960年代のテレビドラマ・シリーズ『逃亡者』をベースとしたリメイク作品。物語の舞台が映画公開当時の現代へと置き換えられ、設定やストーリーは変更されているが、無実の罪を着せられながらも妻を殺害した真犯人「片腕の男」を追う医師キンブルと、彼を逃亡犯として追う好敵手ジェラード、という骨子はテレビドラマ版を踏襲している。本作では、キンブルを幾度となく窮地に追い詰めるジェラード連邦保安官補の非情さや、逃亡犯を追う職務を楽しんでいるような姿が描かれる一方、感情移入できるような描写が少なかったテレビドラマ版のジェラード警部とは異なり、逮捕の危険を冒して自らの無実を証明しようとするキンブルの行動に有罪を確信できず、自ら再捜査に乗り出す描写などが取り入れられている。ジェラード役を演じたトミー・リー・ジョーンズは第66回アカデミー助演男優賞を受賞した。なお、本作品のスピンオフ作品として、ジェラード連邦保安官補が主役を務める『追跡者』が1998年に作られた。本作の元となっているテレビドラマ版『逃亡者』は、1954年、アメリカ・オハイオ州でサミュエル・シェパード医師がその妻を殺害したとして逮捕された現実の冤罪事件(サム・シェパード事件)に脚色を加えた小説を元に作られている。この「無実の主人公が警察などの追っ手から逃げつつ、真犯人を捜し出す」という形式には人気があり、これ以外にも様々な「逃亡者」が作られ、逃亡者という題名を付与されずとも似たような形式の作品は多い。脚本を読んだハリソン・フォードは、当初、ジェラード役を熱望したという。
シカゴ記念病院の有能な血管外科医リチャード・キンブル(ハリソン・フォード)がある日の夜に帰宅すると、妻のヘレン(セーラ・ウォード)が家の中で何者かに襲われて死に瀕していた。キンブルは犯人と思しき「片腕が義手の男」を撃退するも、妻は既に致命傷を負っており手遅れであった。キンブルは自分が取り逃がした義手の男について捜査するよう警察に懇願するが、警察は死の間際のヘレンから受け取った通報の内容を誤解しており、キンブル本人が妻殺しの濡れ衣を着せられ逮捕されてしまう。キンブルは裁判で無実を証明することができず、死刑判決を受けて刑務所へと移送されることになるが、その最中に他の囚人たちが逃亡を企てたことにより、護送車が列車と衝突し爆発炎上するという大事故が発生する。事故を間一髪で生き延びたキンブルは混乱に乗じ、妻を殺害した真犯人を自らの手で見つけて汚名を晴らすため、事故現場から逃亡してシカゴへと向かう。一方、いち早く脱走した囚人がいることを突き止めたサミュエル・ジェラード連邦保安官補(トミー・リー・ジョーンズ)とその部下達はキンブルを追跡する。時には持ち前のヒューマニズムが仇となって窮地に陥りつつも、執拗なジェラードの追跡を幾度となく振り切りながら、キンブルはシカゴに帰り着いて証拠を辿り、同僚であり親友でもあるチャールズ・ニコルズ(ジェローン・クラッベ)からの援助も受けながら、ついには自分が目撃した「片腕が義手の男」がフレデリック・サイクス(アンドレアス・カツーラス)という名の人物であることを突き止める。そして犯人は妻ではなく自分を殺害することが狙いであったことや、事件の裏に大手製薬会社が絡んでいることを知る。また自分と同じ病院に勤務していた医師アレックス・レンツ(デビッド・アーロウ)が関わっていたことも判明するが、レンツは少し前に交通事故で亡くなっていることをニコルズから知らされる。その頃、ジェラードはキンブルの不可解な行動から、彼は本当は無実ではないかと思い始めるようになり、キンブルが残した手がかりを元に独自に調査し始め、サイクスに目星をつけるのだが、彼に逃げられてしまう。一方のキンブルは古巣のシカゴ記念病院で、レンツの研究に用いられていた検体が何者かにすり替えられていることを見抜く。さらに、その状況からレンツの上司でもある親友のニコルズこそが、自分の殺害をサイクスに指示した黒幕であり、今まで自分を欺いていたことを悟る。かつてレンツが研究中であった新薬に重大な副作用があることを指摘したキンブルは、その新薬によって富と名声を得ることを目論んでいたニコルズにとって邪魔な存在であったのだ。直ちにニコルズの元へ向かおうとするキンブルをサイクスが襲うが、キンブルはそれを返り討ちにする。サイクスを差し向けキンブルを始末したつもりでいたニコルズは、ホテルの会場で新薬の成果に関する講演会を開いていた。そこにキンブルは乗り込み、大勢の聴衆の前でニコルズを問いただす。ニコルズは話し合う素振りを見せつつも会場を離れ、キンブルに不意打ちを浴びせようとし、2人は格闘を始める。シカゴ市警によってホテルが封鎖され、キンブルの射殺命令が出される中、独自の調査で事件の真相に辿り着いていたジェラードも到着し部下を連れてホテルの中へ突入する。格闘戦の末、ジェラードの援護もあってキンブルはニコルズを打ちのめし、2人はジェラードに逮捕される。しかしキンブルの無実を確信していたジェラードは直ぐにキンブルの手錠を外し、報道陣が詰め掛ける現場から共にパトカーで去る。(Wikipediaより)