離婚の数年前から、私に対してだけ辛い態度。
子ども達には毎晩(誇張ではなく毎晩)、お土産と称してお菓子や袋パンなどを持って帰ってきた。あからさまに子どもの分だけ。
私が体調を崩して寝込んでいると、自分と子どもの分だけゼリーを買ってきて、隣室で食べている。私には「オレの具合が悪くなったら、お前のせいだからな(つまり、うつすな)」と罵声。
子ども達、こういう意地悪い状況について鈍感な子になって欲しくないな、と思いながら見ていた。私が食べる食べないはともかく、時折子供たちは私を含めて等分にしてくれていたので、気配りのできる子だと安心する。
家庭内に配慮のなさ、もっと言うと悪意ある行為をする人間がいることで、子どもがその態度を自分のものにしてしまうのが怖いと思う。元つれあいは私への嫌がらせと、子ども達への餌付けをしていたつもりなんだろうが、私は子供への影響を気にしていた。気配りできる子で良かった。
本当のところ、このタイミングで離婚するつもりはなかった。末の子が独り立ちする歳まで我慢すると決めていた。それが無理だと思った時点で、子ども達に
・離婚すること
・誰と一緒に暮らすか考えておいて欲しいこと
を伝える。子ども達が何をどう判断して決めたのか、詳しく聞いてはいない。私のいない所でつれあいは、一緒に住もうと誘っていたらしい。でも結局、私と子ども達は引っ越した。