最近過食気味。飽満とした感じを体の内部から感じる。実家のごはんはうまい。母ちゃんすげえ。大学に戻ってからまた自炊生活が始まるのが今から憂鬱でございます。医大生・たきいです。
研修医1年目の先輩がうちの病院に見学しに来なと仰ったので遊びに行ってきた。大学が違うとはいえ、かわいがっていただいている。ブログ村は偉大である。
医学部5年生あたりは卒後の研修先を決めるために病院見学でいろんなところを回るという風習がある。一種の就活のようなものだ。医師免許さえゲットできれば就職率100パーセントが当たり前のこの業界だが、一応就活的なこともしないといけない。人気の病院になると何回も見学に行かないと「マッチング」という新米医師の就職試験で不利になるという話もあるから、必死な人は必死らしい。ご一緒した見学の学生の中にはスーツでビシっと決めたお姉さんなんかもいた。そんなところに3年生のわたくしが潜り込むためには相当な覚悟が必要だったらしい、と病院見学が開始してから気が付いたのである。軽いノリで行き過ぎた。
ドクター1年目の先生が付きっ切りで回ってくださった。
「たきいくん、顔的に3年生じゃないでしょ。5年生ということにしよう。」
と、先輩。悪ふざけすぎだが、大人しく従うしかないのが縦社会というもの。今日の見学は循環器内科。早速心カテをやっていたオペ室に連れて行かれた。
「見学の○○医大5年のたきいくんです」
と上級医の先生に向けて紹介される。ちょっと緊張してきた。「循環は“心筋梗塞はST上昇!”しか覚えてません」だなんて口が裂けても言えない雰囲気である。橈骨動脈からカテーテルを入れるという話を聞きながら、なるほどねと言わんばかりの顔をしておいた。まだ病棟実習には回っていないのだが、BSLが始まればこんな感じなのだろうか。先取りっぽくて気分が良かった。
が。上級医の先生が冠動脈の模型を持ってきてわたくしに口頭試問を始めてしまったのである。え、ちょっと待ってよ。本当は3年生なんだって。悪巧みをはたらいた研修医の先生が隣でニヤニヤしている。
夏休み故に頭が腐りかかっているというのに、記憶の糸をたどるために脳みそフル回転を余儀なくされた。辛うじて正解を答えられて万事休す。危うく大学の名を汚すところだった。
「5年生って嘘つくのやめとこうか(笑)。LADとLCXなんて3年生のとき知らなかったよたきいくん。」
と、研修医の先生。もう勘弁してください。
オペ室の次は病棟へ。電子カルテの中身なんて初めて見た。感想としては略語多すぎという感じ。漢字がまるでない。アルファベットの略語の多さたるや。「iPhoneがないとカルテが読めない」と嘆く研修医の先生の実に率直な声が恐ろしかった。それにしても医者になると国語力がかなり重要な気がする。加えてキーボードで文字を素早く打つ技術も頗る重要ではないか。これからの時代ブラインドタッチはほぼ必須に違いない。
研修医室というのには前々から興味があったのだが、今回初めて入れさせていただいた。想像通り汚かったが、研修医の先生方がいかにお忙しいのかということが容易に想像できた。
「でも、忙しい忙しいって言ったらダサいじゃん」
と、研修医の先生。かっこいい。その後の夜の街でもごちそうさまでした。
(29歳のキャバ嬢と何を話したらいいかわからなかった人(笑))
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いいなぁ。私、実は興味があるのです(客として行く方にね)(o´ω`o)
にしても、3年生なのに5年生ってかなり思い切ったね、研修の先生(笑)
お姉さんたちの巧みな話術と営業スマイルがたまらなかったです( ̄Д ̄)ノ(笑)