東医体の運営という仕事の関係で、東日本のいろんな医学生と一緒に仕事をする機会がこのところ多い。直接会っているわけではなく、メールや電話のほうが多いのだけれど、間接的なものを含めれば1日でかなりの数の人とコンタクトを取っているはずだ。春休みにも関わらずたくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいどうも申し訳ございません。因みに他大医学部に通う予備校時代の悪友に仕事の電話をするのが、一番気が楽でした(笑)。医大生・たきいです。
数式の並んだ書類を見ると、残酷なことにその人の頭の切れ具合が一目瞭然なのだ。数学の答案用紙の如く、思考回路がバレバレとなる。
ところで医学部業界に伝わる医師国家試験不合格のリスクファクターというのをご存じだろうか。そのひとつにあげられるのが、
男
であるという日本男児として不名誉な話は有名だ。
東医体の仕事をするまではそんなのまやかしだと意地でも信じていた。たぶんそれがつらい現実なんだろうなと直感はしつつも。
しかし。受験戦争を戦い抜いてきた女性というのは逞しい。驚くほど書類につまらないミスがない。特に旧帝大医学部女子となるとなおさら完璧である。露骨すぎて恐ろしい。天下の旧帝大医学部とはいっても、男が作ったと思われる書類にはしばしばあからさまなミスがある。流石医学部女子たち、普段から試験とか落ちていないはずである。今回心からこの事実を理解した。事実、医師国家試験合格率も女性のほうが高いらしい。
どうやら我々、彼女たちには敵いそうもない。
医学部女子はミスが少ない。
この場合の「ミス」とはあくまでも“mistake”に他ならない。断じて。
(パソコンの書類作成が疲れたからその休憩にブログ書こうとか思い始めたからようやく真のブロガーに近づいてきた気がする人(笑))