サライの「にっぽんは猫の国」3月号25Pに載っていた写真です。
作家であった室生犀星氏と猫(ジイノという名)の写真です。
写真は大嫌いで撮らせなかったという氏がこの写真は喜んで撮らせたそうです。
モノクロで分かりにくいですが、猫の部分だけ拡大してみた写真をみてびっくりします。
なんと火鉢に両手を掲げて手を火かざしているようになっているのです。
猫がこんなコトするの!!って驚きますね。
猫が火鉢の前で居眠りをしているときに、寒いだろうからと、室生犀星氏がもっと火鉢に近づけてやろうと
そっと尻を押すと、偶然両手を火鉢の縁に手をかざす形になったそうです。
そして、その日から、かならず火鉢に手をかざしてあたるようになって、
猫の手がかかるところだけ火鉢が曇ってしまい、室生犀星氏は口ではさも迷惑そうに言いながら、
うれしそうな顔で、猫の手の脂で曇った火鉢の縁を拭いたそうです。
しかし、おもしろい、珍しい写真ですね。ねこの適応性はこんな行動にも表れていますね。
そういえば、昨日は「猫の日」だったのですね。2月22日、にゃんにゃんにゃんだそうです。
誰が決めたのだろうか?猫の餌を作っている会社かな?
このところ病院に行ったり、なんやかやとバタバタしていました。