我が家のセラピスト、「なにか悩みがあるの? なんでも聞いてやるよ。」
セラピストとは、「身につけた知識と技術をつかって心身を癒やす、治療技術の専門家」とあります。
セラピストにもいろいろなタイプがあり、ネコの場合は「リラクゼーションセラピスト」になります。
つまり、ネコは「非日常の安らぎや癒しを提供し、元気になるように支えるタイプ」のセラピストなのです。
現代人、とくに都会に住む現代人は、ラッシュアワーの通勤、会社の人間関係、残業などでクタクタに疲れて帰って来ます。
そんなとき、家にたどり着くだけでもホッとしますが、その家にリラクゼーションセラピストがいたら
疲れが癒やされ、嫌な気分も消えてなくなり、明日への活力も生まれてきます。
ネコは、こんな大都市に住む現代人のリラクゼーションセラピストとして活躍しているのです。
電通で、すさまじい残業とパワハラで亡くなられた女性も、もしネコを飼っていたら・・などど思ってしまいます。
事実、イギリスのネコが飼われている密度は田舎では約3万坪あたり1匹なのに、ロンドンなどの大都会では24坪に1匹だそうです。
ネコが飼われている密度は田舎の1000倍になるのです。
日本ではこのようなデータを取っていませんが、同じような結果になると思います。
つまり、大都会ではネコは優秀なセラピストとしてストレスフルな人たちを日夜癒やし続けているのです。
疲れて帰って来た人にとって、クッションの上で丸まっているネコを見るだけで癒やされ、
「ニャー」なんて声をかけてもらえるだけでストレスが消えてゆきます。
現代人とくに大都会の人の間でネコを飼う人が増え続けているのも、さもありなんと思えます。
お宅のセラピストは頑張っていますか? 太ったちゃーちゃんは、バンザイ寝の姿など笑わせる恰好をして、いつも癒やしてくれます。
おかげで、我が家ではいつもニコニコです。笑、笑、笑・・・