第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、名も無い田舎の人々の日常を映画化した。派手さが無く地味なストーリーで、徹底した調査と生活を再現した。
日常を少しでも明るく生きようとする主人公「すずら」の姿を描く内容と広島便が、人気を呼び観客動員を80万人を動員した(9日現在)
「作りごとでは無い真実性のある戦時中の描写にこだわった。と監督が言うように、よくできていた。戦争を知らない若い世代が共感してくれたようだ。
我々の代になると、多少戦争を知っているので、感慨深いとは言え無かった。戦争前後の近代史を絡めた教育映画にもなったようだ。
※土曜日で5割程度の入り。歴史と真実性が受けた映画だった。