「室内ダニ ダストで貯留で繁殖」
アレルギーの主な原因であるヒョウヒダニ類の(コナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの2種類)は室内の布団やソファ、絨毯などの布製品中に多い事が知られている。それ以外の場所にも生息しているでしょうか、、ハウスダストがたまりやすい場所を調査しました。
都内の戸建住宅Aと集合住宅B宅の2件で実施。A宅の家中の床に本や資料で足の踏み場も無く、ハウスダクトの貯留目立ちました。B宅は一般的な2DKのマンションでダストの貯留は目立たなかった。サイクロン式掃除機を用いてA宅5箇所B宅3箇所からダストを集めダスト中のダニを検出した。
その結果、全てのダストから2種類のヒョウヒダニが見つかりました。A宅のダニが最も多かったのはベッドの下でダスト1グラム当たり1405匹、次いで本の周辺から900匹、本棚から632匹、B宅ではリビング棚上533匹、押入れから316匹が見つかりました。
注目すべきは,両宅とも寝具や床以外の場所からも数百を超えるヒョウヒダニが見つかりました。掃除の行き届かない本棚や雑貨棚が貯留している場所はダニの繁殖ポイントである事が確認できた。ヒョウシダニの死骸や糞は時間とともに乾燥・崩壊詩、微粒子となり、振動や風で舞い上がります。
それを居住者が吸い込んだり接触したりする事で、気管加支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を起こします。室内からヒョウヒダニを根絶させる事は困難ですが,アレルギー疾患の子供のいる住宅では発生を極力抑える工夫が必要です。
そのためにはまず、掃除が行き届かない場所を点検し、掃除がしやすい環境づくりをする事が大切です。不要に成った者は速やかに処分し、整理整頓を心がける。雑誌や新聞紙を積み重ねて長期間放置しない事。ベッドの下や押入れなどは通気性を良くする工夫をして、サーキュレーションなどを活用して、常に換気と除湿を心がけます。**エフシージー総合研究所の資料より
特に今年のような、雨の多く次に猛暑などを繰り返した気候には、必然的に部屋の隅々に湿気やカビが住み着いている、そこから発生するチャタテ虫・ヒョウヒダニ・コナダニ等が多くなってくる。爪ダニが派生しないうちに、調査・駆除の必要性を感じる人もいる。
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