アジサイ・茶会・おもてなし

「お手前をたてる、のむ、たべる　如何ですか」

先週、高幡不動の「豊泉寮」の茶庭が「アジサイ祭り」に開放されていた。確か江戸後期の作と聞いたが。さる八王子のお大臣の庭にあったものを移築した。とか、たいそうな人出でした。

いつもながら、茶の会の方々の、茶会が開かれて賑わっている。キレイなお召し物を着て、受付・接待・後方と忙しく立ち振る舞っている。客人も8名程度着席している

茶庭は「露地」とも呼ばれ、茶事を行うために蹲踞（つくばい）や飛石などを設けた腰掛待合へ通じ風しん庵まで続く、道すがらの庭を言います。

実用美を重んじ「市中の山居」と言われるように自然の野山の趣を尊重します。
茶庭に入った人たちは「お手前」を見たい為に入り、茶室に興味は無いらしい。

高幡は大日堂の手前を右に入り、豊泉寮・千足庵・風信庵の3つの茶室が並び、お寺として珍しい景観を持って、茶室がたたずんでいる。古き物を大事に扱う風習が残っている。

豊泉寮の南側から綺麗な池を通り、つくばい・灯篭・飛び石が繋がり、知足庵に通じ待合を左に見て進む、が、途中で進入禁止の張り紙が。

それにしても境内はいたるところにカメラ客が並び、見物人も多い、アジサイだけに匂いが無いが、脚力を信じて88箇所の地蔵巡りもまた楽しい

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