服に穴をあけたのはダレ！！

「服に穴をあけたのはダレ！！犯人はカツオブシ虫」

昔はイガと言う害虫が羊毛系の衣服に穴を開けた。宴会や食事で油系の汁物が衣服に飛び散り、そこに発生して被害を起こした。

今は、多くは沢山の細毛に覆われ、絹蚕蛹や毛織物などの繊維質を餌とする害虫。カツオブシ虫の被害が多い。一般に、衣類や生物標本標の防虫剤などで防ぐ昆虫のである。

基本的に繊維質を餌とするのは幼虫であって、成虫は花の蜜を餌としている。干からびた動物のタンパク質を食べ、骨は食べないという性質を利用して、脊髄動物の骨格標本作りにも利用されている

カツオブシ虫は乾燥動物性食品の大害虫として知られている。乾燥魚のコマエ・煮干・乾麺などを食害する。春先、引き出しの乾燥物が粉だらけになってしまった。等の被害が有った。その仲間である。

ヒメマルカツオブシ虫の中に衣類を食害する仲間がいる。これからうっとうしい梅雨時を迎えます。洋服ダンスの中も気温が上昇して、害虫が活発になります。吊るすだけの防虫剤を取り替えて対策を講じましょう。

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