絶好調超!!

嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

ピエタ 大島真寿美

2014-06-24 17:53:05 | 本・まんが・アニメ
あまりに静か過ぎて耳鳴りがしてきそうな景色の中、そっと息をひそめていると、ほんの小さななにかがひっそり生きているのが見えてくる。ごくごく小さな、でも、一生懸命生きている命。小さいけれどとても愛おしい、かけがいのないもの。

読み終わってそんなことを思った。

平積みになった本をパラパラと見た最初のときから好きな感じがした。二度目に見たときに買って、読み始めて、自分が冬のヴェネツィアにいる気がした。しーんと静かなくせになにかを孕んでいるような。カーニバルのざわめきの中にあってなお、ひっそりと進んでいくゴンドラのような。

なにもかも変わってゆく。大切なものも失われてゆく。
それでも見た目はなにも変わらず、ひっそりと時は流れてゆく。人も。場所も。

変わらないように見えて変わっていくもの。
変わっていってしまうけれど、変わらずにそこにあるもの。

どんなものも許容して、日常を流れるように暮らしていく。
でも、その中にはしっかりとした芯のようなものがあって、
それを忘れずに丁寧に生きていく。

私はちゃんとできてるかな。

おめでとうございます

2014-04-30 10:53:56 | 本・まんが・アニメ
獣の奏者や守り人シリーズの作者である上橋菜穂子さんが、
国際アンデルセン賞を受賞されたそうです。

児童文学界のノーベル賞と言われている賞だそうです。
上橋菜穂子さんの本が世界中で愛されているということですね♪

本を読んで同じ感動を受けた人が世界中にいるなんてすてきなことです。
いつか見知らぬ国の見知らぬ人とも、エリンからもらった勇気について
語り合えたりするかもしれないんですね。

本当におめでとうございます


朝日新聞デジタル

秋の夜長

2013-09-27 22:54:55 | 本・まんが・アニメ
すっかり涼しくなりました。

芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋(これは一年中ですが)、
そして、やっぱり、読書の秋♪

少し前、「ちはやふる」の第22巻が出ましたね。
例によって、何巻か前から読み直し、すっかり夜更かししてしまいました。今回は千早や太一の出番は少なかったけど、出てくる人それぞれがいろんな想いを抱えて戦っている姿がとにかくかっこいい!そして、原田先生の若い頃の意外なかっこよさにもビックリ!!今の原田先生は‘貫禄’って感じですもんね。あと、綿谷名人のかっこいいこと!新もかっこいいっちゃ、かっこいいんだけど、華やかさと言うか、オーラと言うか…まとっている空気感が全然違うんですね。ステキです~。

そして・・・。

そこで、終わるか~!?と言う展開のラスト。自分なりに想像するも楽し。末次由紀さんのなすがままにされて、じっと待つのも楽し。私は単行本派なので、23巻が出るまで待たなくてはなのです。で、待ってる間にまた記憶があいまいになって何巻か前から読むことになるのです。何度もおいしいキャラメル的な感じです。


今日、神保町で乗り換えてたら、「3月のライオン」の大きな看板がありました。ようやく第9巻、発売です。わ~い♪と思って見ていたら、少し離れた場所から、ご年配の品のよさそうな男性がこの看板の写真を取っていました。落ち着いた服装で、アニメ好きとか仕事関係とかではない雰囲気。もしかして、もしかして!?羽海野チカさんのお父様とか!?娘の成功がうれしくてわざわざ田舎から出てきて、写真撮ってるとか!?や~~、妄想しまくりました。私も写真撮りたかったけど並んで取っては失礼な気がしたので、帰りに撮ればいいや、と思い「お父様失礼します」と心の中でご挨拶しました。
帰りはなんと、反対側に出るのでこの広告の前は通れなかった!!何たる失態。次来る時まであるかな?心配しつつ、地元の本屋さんで「3月のライオン 第9巻」購入。なんか紙がはさまってる~、宣伝のチラシか~と思ったら「マンガ☆クックパッド」なるものが。あかりさんとウミコさんがお料理技を教えてくれます。こんなペラ紙で…なんだかほほえましいです。こんなところが大好きです。



「キノコミックスの巻き」とあります。ということは、次もあるということかな?

早く読みたいのですが、今「十二国記」にはまりまくってて、なにも手に着かない状態です。ホント言うとブログの更新もおっくうなくらいです。(かなりいろいろためてます)とにかく、先が気になって気になって、寝不足も適当ごはんもこの際仕方ないと割り切る始末。あぁ~~、ホント、読書って素晴らしいですね

お祝いイタリアン~トミーノ

2013-06-14 23:12:41 | 本・まんが・アニメ
森下・トミーノで、お祝いの食事会です。

夜の3500円のコース♪



まずは自家製パンの盛り合わせ
(ミルクパン、グリッシーニ、ローズマリーのフォカッチャ)
アミューズにボローニャソーセージ、パルミジャーののスプンマンテ・バルサミコソース




冷たい前菜
鯛(?)を酢でしめたもの。
海ぶどう、トマト、水なす、モッツァレラチーズ。
カポナータソース。

野菜のおいしさが凝縮されたソースがおいしい。




温かい前菜。
アスパラ、ハモのフリット。
杏ソース。

この杏ソースが!たぶん果実の甘さのみ。
香りは甘~い杏なんだけど、料理を邪魔しない絶妙なバランス。




なんとかきゅうり(すごく大きいものらしい)と鯖(?)
上にかかっているシソの花穂がきれいです。
きゅうりのソースなんて初めてだけど、香りが濃くて夏らしいおいしさでした。




豚バラと姫筍 木の芽ソース。
これはうまい!!ホロホロするくらい柔らかい豚肉。
味のしっかりした姫筍。ここに木の芽のソースがピッタリ。
ここ、今日イチですね。

デザートは5、6種類ある中から選べます。




ティラミス。
大きなカップにたっぷり。
ふわふわでおいしそう♪




ヨーグルトのセミフレッド。
レモンのオリーブオイルがかかってます。




大人のパンナコッタ・モヒートのシャーベットぞえ。
モヒートと聞くと頼まずにはいられない!
ひんやりミントが夏らしくていいですよね。
甘さ控えめ大人の味でした。




本日の主役には特製デザートプレート。
盛りつけもすっごくきれい。
電話でお願いしておいた甲斐がありました。

夜で、これだけきちんとしたお料理で、3500円は超お得。
今度はどのメンバーで来ようかな♪

やっぱり・・・

2012-11-16 23:07:33 | 本・まんが・アニメ
明日から公開される映画「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に合わせて、
日本TVでいろいろやってるみたい。

今日も「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」をやってたんだけど・・・。

映画館で見たときの違和感というか、なんかしっくりこない感じが
さらにハッキリ感じられたっていうのかな?

なにより、真希破の存在が違和感アリアリだったんだけど
それはTVシリーズが好きすぎる自分のこだわりなのかも、ということを
差し引いて見てみるとして、それでもやっぱりダメな気がする。

CG使い過ぎっていうのはまあ仕方ないとしても、キャラの顔がなんかヘン。
綾波なんて特に安定してない。あんなの綾波じゃないじゃん!!って
顔がちょいちょい出てくる。せっかくの映画なんだからもっと丁寧に
作ってほしいよね。

綾波に関しては、顔だけじゃなくて、性格も違いすぎ。
「ぽっかぽか」とか確かにかわいいよ。でも、違うじゃん!
感情があるんだかないんだかわからない綾波が最後にシンジくんを
かばおうとするからこそ、感動しちゃうのにね。
あんなふうにわかりやすく碇指令とシンジくんを会わせようとする
っていうのもね~。「別人格」ととらえるしかないのかしら?

あと、いろいろ説明し過ぎ。
そんなに解説口調になっちゃったら、なんか余白っていうの?
想いの深さが伝わらない気がする。
わかりやすくすればいいってもんじゃないでしょうに。

映画は映画としてのストーリー作ってるんだろうけど、
かぶり方が微妙なんだよね。
違うならまるっきり違う、同じならちゃんと一緒じゃないと
ムリヤリっぽい感じがする。

ムリヤリといえば、いわゆる‘名ゼリフ’的なのを入れてきてる
んだけど、シチュエーションが違うのにムリに入れてくるから
すっごいわざとらしい。セリフだけじゃなくて、名シーン的なのも
省いてるのに、カットだけ入れてきたりする。例えば、スイカ畑とかね。
「あのシーンだ」ってわかるだけに・・・。微妙でしょ。

あとね~、胸とかパンツとか出し過ぎ。
そういうのを期待する層が多いのかしら?
一応、中2の設定なんですけどね。

・・・こんなに文句ばっかり並べてしまったけど。

もちろん、「Q」見ますとも。
ちゃんと、しっかり、終わりを見届けなくっちゃ。
納得のいく終わり方であってほしいな、と思いますが。