すっごい楽しみにしていたイタリアンのお店♪
麻布十番で待ち合わせて、タクシーに乗って…。
AMBIGRAM(アンビグラム)これって、「天使と悪魔」に出てきた、
180度回転させても同じ綴りってやつですよね?
(そう思って、メニューを180度回してみたけど、ちょっと違ってた)
オープンして1ヶ月ちょっとなのに、大盛況のこのお店。
「お久しぶりです」と言って出迎えてくれるオーナーの方の
素晴らしいおもてなしと、こちらの好みを的確に把握して
すすめてくれるお料理やワインのど真ん中具合が、最高に居心地の
良い時間を作りだしてくれます。
すっごく暑い日だったので、まずはビールで乾杯。
前菜一皿目は、生ハム、チーズ、ルッコラ、黒いちじく。
イチジクがとろけるようでおいしかった。あと、ドンチッチョの時も
思ってたけど、ルッコラが味が濃くてほんとおいしい。
チーズはブラータ。牛乳と生クリームでつくったモッツァレラ?
これはうちにあった空き容器。
余りにおいしかったので、捨てられず。
なかなか出会えないので、余計おいしいく感じちゃう。
先月末に屋久島で2日間一緒だった友だちと私。
思い出話やらなんやらものすごい勢いでしゃべり続け、
どのくらいたったんでしょう?ようやく2皿目。
右から、タコ、イワシ、アジ。
調理法はそれぞれ違くて、みんなおいしかった。
(なんでちゃんとおぼえてないんだろ~)
揚げたタコはカリッとして、身は柔らか。
イワシもアジもふっくら身が厚くて。
甘めの白ワインと一緒に。
パスタ1皿目。
わかりやすく言うと‘ラビオリ’←もっとむずかしい名前だった。
夏野菜と一緒にバターソースでからめてあって、このバターソースが
すごい香りもよくておいしかった。
次のワインはこの写真の右から3本目。
シチリア、ドンナフガータのです。
やっぱり、おいし~~い。
(写真は屋久島な~ゆ~カフェ店内)
この日の私的イチ押しです。
食べるのに集中しちゃって、おしゃべりが止まったよ。
ムール貝のアラビアータ。
ソースの絡まり具合がたまらん。
お皿に残るソースをじっと見つめてしまった。
「しっかり目の赤」というリクエストで
持ってきてくれたのがこれ。
あ~、まさにこれ。
私も自分に合うワインをちゃんと把握したい。
大山どりの・・・。
鶏を開いて中にレバーとか入れて巻いて焼いたそう。
外はパリッと香ばしく、中はジューシー。
また、ソースがおいしいの。
ポテトにもつけて、あぁ~しあわせ。
空くとすぐに持ってきてくれるパン。
大きめの粒の塩がのってて、おいしいです。
うちの家族はみんな大好き(特に長男)
かなりお腹いっぱいだったのですが、
デザートを食べないなんてありえない!わけで。
「本日のデザートは6種類ございまして」
と説明してくれた方は、話しっぷりはそんなに流暢じゃなく、
でも、おいしく楽しくデザートを味わってほしい、というような
誠実な思いが伝わってきました。
話しているうちに、「パティシエの人?例の?双子の?」ということが判明。
パティシエの方自らが説明に来てくれるんですね。
「ずっとレストランだったのでこういうサービスの仕方にまだ慣れていなくて」
いえいえ、好感度大ですよ~。
迷った末にお願いしたのが、木イチゴとフレッシュアプリコットのソルベに
ラムとミントがきいたカクテル風の‘モヒート’。
どれも小さめのポーションで持ってきてくれました。
これに、木イチゴとローズなんとかのソース。
ソルベにかけていただくそうです。
友だちはアプリコットのソルベにオレンジとシチリア産のはちみつのソース。
どっちのソースもおいしそう。
まずは、そのままで。
木イチゴ、濃厚です。果実の味と香りがギュッと濃縮されてます。
アプリコットは香りも味もさわやか。
で、それぞれのソースをかけてみる・・・変わりますね~。
かけたら、また違ったおいしさ。
木イチゴのソース、オレンジのソースとかけまくり。
この木イチゴのソース、ローズの香りがすごくするんですが、
それを口に入れることに違和感がないと言ったらいいのかな?
スプーンを口に持っていこうとすると、ふわっとい香りがして、
その香りがそのまま味になって口にひろがる・・・ような。
モヒートは、白いムース(?)のツルっと感とラムの香りに混ざる
ミントの爽やかさが絶妙。今度はお腹いっぱいになる前に、
普通のサイズでお願いしたいな。あ、もしかして夏のメニュー?
飲み物は始めコーヒーを願いしたんだけど、他のテーブルに出ている
小さな鉄瓶が気になって聞いてみると、お茶だそう。
パティシエの方はお茶にこだわっていて、自分でも買い付けに行くんだそう。
やっぱり、そういう思い入れのあるものはいただいてみなくっちゃね。
私のお願いしたデザートにはハーブティが合うということなので、
カモミールティーをお願いしました。
けっこう小さめと思っていたけれど、3~4杯はあったのかな?
すごいおいしい、でも、おなかいっぱ~い、という状況に。
たくさん話して、たくさん食べて。
気がついたら、最後のお客さんになってしまった。
帰るときには、オーナーの方始めスタッフの方が外に出てお見送り。
最後はオーナーさんが握手で「ありがとうございます」って。
いえいえ、こちらこそ、本当に楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございます。
ちなみに、オーナーの方とか、パティシエの方以外のスタッフの方も
いつも笑顔で、いろいろ説明もしてくれて、すごく感じがよかったです。
放っておき加減と気が効き具合のバランスが絶妙でしたね~。
次に行く日が楽しみです。