わたしは七十四歳 独り暮らしで なるべく自力で遣って来た 十年以上 入眠剤を飲んでいた 毎日しゃないけど そして、毎日じゃないけど。……いま、クスリの副作用か 認知症かのせいか? 少し前までは、よく聞く話 なったらなったで仕方ない 悟ったつもりでかまえていてっけ でも、いざ さうしたことに遭遇すると、ショックだった 何もかも自分でやろうとしていた。自分本位で迷惑かけっぱなし云々といわれ わたしもそういうことが多い人間とわきまえていたつもりだった。隣の芝生は青いばかりしゃない。赤もあるし枯れたのも見られる 衝撃だった 精神的に問題ある五十の子供(初老の爺さんということ)がいる。彼にわたしの預貯金などが行くように 公的な手続きを済ませていた ……つもりだった。もちろん、本人の意思を確認してからである。わたしが聞くと 有耶無耶になるので行政書士たちに証書を作ってもらった。
そして、数年 わたしの記憶が飛んだ現実に遭遇したのである。
即 入眠剤(詳細は省くけど)を服用中止
わたしは自分の物語(内観して自分を曝け出してみる)を、書いている。出勤前に作品を書いていたし同人誌にもいれてもらった。娘にさきたたれてから、わたしは書き綴る ちかいうち、それも出来なくなるのだろうか? わたしは心の芯が飛んでいる。すっかり、パニクッている。仕方ないのは仕方ない 我ながら情けない
夜起きて わたしはf[cbyを立ち上げる 文字入力しては推敲し、朝の六時すぎからプリンターを使い出す。それでも迷惑かとハラハラしながら
このパソコンにはわたしの秘密 実人生が隠れている。母親の享年が迫っている。わたしも、そのときが来たら娘のところへ行ける それなのに、もう少し ボケたくない 自分の人生を書き終えてから ボケてほしい いままでの作品は破棄してしまった。あのときの事件があまりにも辛くて でも、やっぱり市井の物書きでいたかった 少し おちついたみたいでして…… ありがとうございました 夢見るばぁちゃんはいくつになっても大人になれないのです。それがわたしの人生
そして、数年 わたしの記憶が飛んだ現実に遭遇したのである。
即 入眠剤(詳細は省くけど)を服用中止
わたしは自分の物語(内観して自分を曝け出してみる)を、書いている。出勤前に作品を書いていたし同人誌にもいれてもらった。娘にさきたたれてから、わたしは書き綴る ちかいうち、それも出来なくなるのだろうか? わたしは心の芯が飛んでいる。すっかり、パニクッている。仕方ないのは仕方ない 我ながら情けない
夜起きて わたしはf[cbyを立ち上げる 文字入力しては推敲し、朝の六時すぎからプリンターを使い出す。それでも迷惑かとハラハラしながら
このパソコンにはわたしの秘密 実人生が隠れている。母親の享年が迫っている。わたしも、そのときが来たら娘のところへ行ける それなのに、もう少し ボケたくない 自分の人生を書き終えてから ボケてほしい いままでの作品は破棄してしまった。あのときの事件があまりにも辛くて でも、やっぱり市井の物書きでいたかった 少し おちついたみたいでして…… ありがとうございました 夢見るばぁちゃんはいくつになっても大人になれないのです。それがわたしの人生