多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

久々に漫画を買う

2009-09-13 12:21:32 | Weblog
いったいいつ以来なんだろうか.
『ナポレオン―獅子の時代―』
カレカノとかフルバとかも好きでしたが
こういう歴史もんで男臭い漫画もけっこう好き.
というか普通の小説とかだったら,歴史もんばっか読みますからね.
ナポレオンに関しても,詳しい本を読みたいと思いつつも
なかなか立ち読みしてこれってので出会えてません.
もちろん,こいつは漫画です.史実に忠実っていうよりは史実をもとに
漫画家さんが好きな世界を描いて作っているだけなんで
知りたいって欲求を満たす目的より,ただ男臭い漫画が読みたかったって
ことのが80%以上なんですけどね.
でもナポレオンにはやはり興味があります.
フランスがヨーロッパのほぼ全域を支配したわけですからね.
時代が全然違うので比べたらダメなんですが,
今最強の国と言われるアメリカはっていうと
朝鮮戦争ではたかだか朝鮮半島すら制覇できなかったんです.
そう考えると彼がどういう戦略を持っていたかとか
どういう生き方をしたのか,どういう人達に影響を受けたのかと
ドンドン興味が出ちゃうんですよね.

ちなみに私が興味ある有名歴史上の人物は
・アレクサンドロス
・ハンニバル
・カエサル
・ナポレオン
・ヒトラー
・スターリン
ってとこかな.
他にも社会の教科書に出てくる人にはいろいろ興味がわくのですが
彼らはやったことがとてつもないですからね.
中国人が入ってないのは,
三国志?
中国人同士で殺しあった内戦じゃんって思いが強いからだったりします.

興味に順位を付けると
1位カエサル
2位スターリン
3位ヒトラー
4位ハンニバル
5位ナポレオン
かな.
カエサルとスターリンはある意味対照的です.
共に革命的なことを起こすのですが
カエサルは反逆した者達も受け入れながら,ジワジワと確実にことを進めるも
暗殺で志途中にて人生を終え,
かたや,スターリンはっていうと強引にことを進めつつ
敵はもちろんライバルというライバル,
気にいらない奴,とにかく殺しまくる.
そして彼はっていうと人生を別荘で静かに終える
(暗殺説もありますけどね).
目指した国家像は全然違うんで比べちゃダメなんですけどね.
ヒトラーは私がなんで興味をひかれるかっていうと
私は現在の世界が彼に対して正当な評価をしていないと感じるから.
ユダヤがもつ力が強いのと,ドイツという国が全責任をヒトラーに
押し付けることで戦後を解決しようとしたからなんですが,
私はもっと冷静にヒトラーという人間を評価しないといけないと思ってます.
なんせ彼はあっという間にフランスを落としたわけですから.
スターリンもヒトラーが攻めてきた時は本当に生きた心地がしていなかった
みたいです.
(個人的には,日独伊ソで4ヶ国同盟を結ぶことがあの戦争に勝つ方法
だったとは思ってるんですけどね.
それ以前にドイツなんかと手を組んで欲しくなかったけど)
経済的にもどういう政策をして第一次世界大戦後のドイツを立て直したのかを
もっちきちんと知りたいと思います.
あと,私ってちょい反骨っていうかへそ曲がりな所があるんですよね~
・ドイツではヒトラーを称えると逮捕される
とか聞くと,逆にすんごい興味が出てきて,この方針にイライラしたりします.
思想,言論の自由ってのをなんだと思っているんでしょうか.
まあそれを許さなかった,ヒトラーに対してそう思うとはちょいおかしい
話しでもあるんですけどね.
大学院の時に研究室にアメリカからの留学生が来た時の話をすると,
私がヒトラーをウィキってたら,その写真を見たとたんアメリカ人が
「彼は狂っている」
とヒトラーを指して言ったのです.
「なぜ?」
と聞いたら,逆に「どう思っているか」
と聞かれたので,私はフランスを一気に攻め落とした力を認めて
「少なくとも頭はいいと思う」
と言ったら
それだけであきれたように出ていったんですね.
誰かのことを狂っているといいながらその理由すら説明しない.
こんな態度を見せられるとますますヒトラー寄りになっちゃいます.
あと,最近あった出来事では,アメリカ経由でメキシコに行くのですが
そこに
・ユダヤ人の虐殺にかかわっていない
・ネオナチじゃない
とか項目にチェックいれないといけないわけです.
はっきりいいます.
もしユダヤ人虐殺にかかわった元国家社会主義ドイツ労働者党に
所属していたという人が私にかくまって欲しいっていってっきたら
私は100%かくまいます.
戦後のこの国家社会主義ドイツ労働者党に対する考え方は異常すぎます.
マークや敬礼すらさせない徹底ぶり.
ユダヤ人もユダヤ人で虐殺した数々の相手の中で彼らだけを追求する.
まさに弱い者いじめ.
虐殺という弱いものいじめをされたからって次は自分がやるっていうんですから
ユダヤ人っていうのは本当に性格が悪い.
反面教師にしないといけないです.
『イスラエルの中心でハイルヒトラーと叫ぶもの』
とかよく言ったもんです.
本当にやったら逮捕されますけどね.
ちなみに念のために書いときますが,
私は虐殺そのものは失策だと思っています.
例え,なんらかの理由があったとしても.
そもそも一つのユダヤ教という思想をもった人間をこの世から消すなんて
こと自体が不可能なんです.
不可能なことを下手にするぐらいならもっと現実的なことをした方がよかった.
この辺は実はスターリンのが頭がいい.
彼もユダヤ人を後に虐殺しましたが,その前に使える奴は使った.
ユダヤ人を守るようなふりをして集められる軍資金を集めさせた.
もちろんいうまでもなく,用が済めば粛清です.
だから,今の認識でもきっと事実でもスターリンのが一枚も二枚も
上手なんじゃないかな~って思ってます.
もっとも・・・
基本的に私は二人とも大嫌いなんですけどね.
でも嫌いと評価するかどうかってのは別の世界の話なんですよね.
嫌いだし,尊敬もできないし,彼らの元で生きたいとも思わないけど
偉人であることは間違いないんじゃないかという思いが強いです.


ということで
なんかいい本とかお勧めがあったら教えて下さい.
参考にしたいと思います.

コメント
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