多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

マカオ旅行記 その2

2012-05-04 22:34:00 | マカオ旅行記 2012
朝6時ぐらいに家を出てから夜10時すぎ.
すでに16時間を越えましたが・・・旅行中の私は止められない(笑)

ってなわけでオール雨予報な上の雨男な私なので雨が降ってない今こそ夜の街を
観光しながら歩くチャンス!とばかりにさっそくホテルから外に出てみました.
ホテルを出た目の前にあるのが“四面佛”

金色に輝くアシュラマン+もう一つ顔 
これといったもんじゃないんですけど,ホテルの目の前にあって
バスで帰ってくるとちょうどここを通過してホテル側に横断するんで
しょっちゅうこいつの前を通ってたんです.
そいつとのファーストコンタクトでした.
そしてしばらく歩いてるとすんごい目立ってて
写真撮れっていってるような感じのものが見えます.

なにを隠そう!私はこの時はこれがヴェネチアンホテルだと思っていたさ(笑)
実際には2011年にオープンしたばっかりのギャラクシーホテルです.
うちのホテルからは競馬場の横を歩けば10分ぐらいでいける距離でしたね.
ギャラクシー⇒ヴェネチアン⇒シティオブドリームって並んでて,
その逆方向では歩いて帰ってきたことあります.
ただし!!
カジノホテルは所詮ホテルです.私が夜景で見たいのはもっと違う場所なんで逆方向に歩きます.
目的地はマカオ半島!!ってなわけで歩きながらタクシーを待ってただけなのでしうた.
そしてタクシーをゲットしたら運転手さんに
『噴水池』と書いた紙を手渡したら,すぐに連れて行ってくれました.
それがこちら!!

そう,ガイドブックでもよく見かける“セナド広場”です!!!
正式名称は“議事亭前地”なんですけどね.それより『噴水池』と地元では
呼ばれていて分かりやすいそうです.あっちなみにガイドブックの受けうり.
他にも『主教座堂』⇒『大廊頂』
とか地元で親しまれてる名前ってのがあるみたいです.
そういうのって重要だって知るのはまた今度のお話(笑).
タクシーが止まった場所は全然こんな広場見えてなくて,あれれ?って思ったんですけど
運転手さんがあっちだよって指差してくれて教えてくれました.
こういうちょっとしたしぐさでこの国のドライバーさんの感じって分かりますよね.
そして信号を渡って・・・
あっそうそうこれが信号↓

オーストラリアに少し似てて,歩行者用だとタタタタタタタって音がなってました.
信号も地域によってそれぞれです.
この広場はいろんな建物が集まってます.
たとえばこちらは郵政局↓

タクシーが止まったサイドにあって広場と道を隔てたところにあるのが民政総署↓

1784年建築,1940年に現在の形になったポルトガル統治時代の政治の中心なんだそうです.
1Fは図書館になっていてそこには2万冊の書籍が収められているとか.
図書館以外の部分は土日含めて9時~21時までなら公開されているようで
シャンデリアとかいろいろ見所があるそうだけど・・・中に入られる時間帯に居なかった私~(涙)
今回の旅行ではいろいろ回った変わりに中に入ったりとかはあんまり出来てないんですよね.
原因は“朝早すぎる”or“夜遅すぎる”でした(笑)
だからこそもう一回!もう一遠征したら位置感覚がつかめているからいろいろ行ける気がするんですよね~
そして慈悲堂大楼↓

1Fは博物館になっててイエズス会の宗教関連のものがたくさん保管されているそうです.
・・・
そう“そうです”ってことで中に入られてない~~~

この広場の雰囲気がすごく好きでした.
すごく綺麗ですよね.そしてそこから奥に繋がっていく感じとか

サイドに入っていく道とかも

マカオではきっと1,2を争う観光地だと思いますけどポルトガル時代のものが
いい形で残っているな~って感じました.
あとは世界大戦に巻き込まれなかったっていうのも大きいんでしょうね.
ただし!!
ポルトガルのここの占領した過程と支配仕方とかはめちゃくちゃでっせ.
イギリスのアヘン戦争なんてもう最低最悪のやり方ですけどそれに便乗してるんですから.
本来中国人ってのはそんなに根にもつ性格じゃないのかもしれないですね.
はっきりいって
日本なんかよりもよっぽどえげつない手段をイギリスやポルトガルはやったわけで
本来なら中国に反ヨーロッパ感情が根強く残るはずなんです.
それがなぜか反日感情になる(マカオにはないですよ).
つまりその反日感情は作られているわけですね.
本来自然にまかせておいて“反○感情”ってのが生まれるならその相手はヨーロッパです.
そこにどこかアジアを一つにしたくない白人達の陰謀が見え隠れすると
思ってしまうのは私だけでしょうか.
アジアには争うことはなく,しかし適度に対立しながら一つにはなって欲しくない
そう願うとしたらいったいそれはどこの国達,どこの人種か.
私はそう考えます.
と,
話が旅行記からかな~~~り離れてしまいましたが戻しますね.
電車がないマカオの話で脱線してしまうとは(笑)

この広場を歩いているとふと見つけた日本でもなじみの深~~いお店

いや~なんか両店舗ともにここにあるってだけでなんとな~く雰囲気が違いますよね.
そしてそこから奥へと進むと登場するのが聖ドミニコ教会

綺麗な教会ですよね.
1997年に改築されたので比較的新しい.
そしてここは美術館になってる・・・“そうです”.
ちょびっと曲がったところにこの教会があるってのがちょっとした私のお気に入りポイントだったりします.
そしてそしてマカオの特徴の一つがコンパクトさです!
ここまでタクシーを降りて2分ぐらいですがまだちょびっと歩くだけで違ったものに出会えるんです!

もう夜も11時前だったんで人も少ないんですけどね.でも進みます.
そこから2分ぐらいでしょうか.
目に飛び込んでくるのがやはりこれまたマカオで1,2を争う有名観光スポット!!

“聖ポール天主堂跡”
すぐとは思ってたんですけど,ここまですぐだとは(笑)
かつては東洋一壮大で美しいと言われた美しい教会だった場所.
1835年に火災でこの形↓

になってしまったみたいですね.
この建築には日本人キリスタンも加わったらしく,そういう意味でも必ず行きたい場所でした.
教会の位置から見下ろしたマカオの風景.

う~~ん,なんか1個邪魔な建物が(笑)
丘の上にあって,その下からもいい感じなんですよ.

これがイエズス会記念広場かな↓


ちなみにこの時,私はあるお店を探しておりました.
“ゼロ・ワークショップ”
というイタリアンのお店.
マカオでイタリアン?って思われるかもしれませんが,深夜の1時まで開いてて
しかもホテルじゃなくてこういう場所にある貴重なお店だったんですよね.
空港でもなんとなくマカオ着く前にお腹いっぱいになるともったいない気がして
食べるのを我慢してそしてそして探してたんです.
が,この辺りのはずなのに見つからない・・・

実はこの写真の中・・・正確にはその建物の奥なんですけど
そこにあるんですが,そのことに気がつくのはもう少し
いや,体感でいうとかな~~~り後のことなのでした.


などと旅行記書いてるといろいろ出来てないことを思いつきますね.
実際マカオを離れる時ってだいたいの目的は果たした感覚だったんですが
セナド広場の一連の建物にまさか入れるとは!!
というのも書きながら知ったことだし.
はぁ~せっかくの雨だったんだから入ればよかった~とか思いつつ
これでまた次回の楽しみができた!!とも思うのでした.

ちなみにこの時点で天気は曇り時々霧雨でした.
オール雨予報でこの状態だと観光に今のうちに出かけよう!!ってなるの分かりますよね~
コメント
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