モンテの砦と聖ポール天主堂を繋いでいる階段．
マカオに来た日の夜と逆のルートで再び聖ポール天主堂へ！
逆ルートからなのでポール天主堂も後ろから．
夜はこの辺りが閉じちゃうんで気がつかなかったんですが
この壁は登られるようになってるんですよね～
いうてもただの焼け残った“壁”なので補強も兼ねてるんだと思います．
無料なんで是非登りましょう！
ここはギアの灯台と違って簡単に来られちゃうし,向かってくる観光客もたくさんです．
真昼間の正面からの天主堂↓
・・・
雨です,ハイ．
モンテの砦のあたりにいた時は止んでくれてたんですけどね～
ここで再び雨でした．
でもまあこの日のこれまでの雨の様子からしたらたいしたことないさ！
と思ったんですが・・・
この天主堂は２度焼け落ちているんですが,１度目の消失の後の再建には
キリスト教を禁止され逃げてきた日本人も加わったといわれています．
そしてそれを閉める日本人が彫ったとされる漢字もこの壁にはあります！
意識してなかったんですが,何気に上の写真の中にあります．
が,画質を落としてるんで難しいかも．
右側の変な怪物がいると思うんですがそいつの横辺りに,読みやすいのは“聖母”かな．
聖母が怪物を踏んでいるんですが,この怪物は徳川家康だという話も・・・
しかしでかい！
できれば焼け落ちる前のも実際に見てみたかったですね．
あっちなみに日本人が参加っつうても安い労働力として使われただけみたいですけどね．
聖ポール大聖堂からはせっかくなので昨日発見した
スーチーとアンディラウが愛を深めるシーンで使ったとされる小道を通って・・・
と思ったら真横にあるのが世界遺産の一角のナーチャ廟だった～～～～～
いや～全然気がつかなかったです,昨日は．
なにかあるな～って思ったけどまさかそんなに大切なものだったと．
そしてそしてそのすぐ隣に壁がポルトガル人が１５６９年に築いたとされる“旧城壁”．
予定を変更して民家を突っ切りました．
ちょうどナーチャ廟と旧城壁の間から抜けられるんですよね．
抜けた先に茨林園と呼ばれる街があります．
かつて日本を追われた日本人が住んでいた場所だと伝えられています．
その後,日本人は再び明の圧力で追われたそうな・・・
そして中国人が移り住み,時は経ち,外部の人間は寄り付かなかったとか．
ただここにはかつて日本人が掘ったとされる井戸があると聞いたんですよね．
それを一目見てみたいな～と思って入り込んできたのですが・・・
現地の人でもあまり入らないとされるテリートリー．
あんなにも観光客がいた天主堂のすぐそばだというのに誰も外の人はいません．
それどころか中の人も誰も歩いてない・・・
そしたらずっと音が聞こえてるな～と思ってた正体が判明！！
ガスマスクをした何名かの人が殺虫剤か何かは分かりませんがそんなのをこのエリアの
いろんなところに散布しながら歩いてるんですよね．
どうりでこの街の人も外に出てないわけです．
一人だけおばちゃんが私が通ったときに窓を開けてみてましたが
たぶんその作業が終わったかを見てたんでしょうね．
ガイドブックにも閉鎖的な場所で野良犬も多くて立ち寄らない方がいいって
書かれているのはなんとなく分かりました．
そしていろいろ歩いてはみたんですが,結局井戸は見つかりませんでした．
ちなみによっぽど興味がない限りはここの観光はやっぱり勧めないです．
“治安”とかそういう意味での怖さはないんですけどね．
