多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

吊るされてみた  ちょっとしたサーカス体験(笑)!?

2012-07-12 23:10:25 | Weblog
今日“安全ベルト”ってのを生まれて初めて体験しました!!
体験したのは“胴ベルト型”という安全帯.
腰の上にベルトをつけてそのベルトからフック付きワイヤーが出てて
そのフックを頑丈な場所につけて高いところでの作業をする奴.
安全ベルトって聞いて一番連想するやつだと思います.
私はずっと
『安全ベルトを付けていたら安全なんだ』
そう思い込んでました.
ただ先生が『胴ベルト型は危険ベルトと呼ばれてます』とおっしゃるので
それなりに警戒はしました
したんです
警戒したんですが
・・・
実際に四つんばいになって,その後ほんの少しだけ
本当にすこ~~~~しだけフックの部分から体を上に吊られたのです.
たぶん10cmもないぐらいです.
その瞬間
『無理無理無理無理~~~~~~~~』
いや,ホント,
ちょっと腰より上で腹にきてしまって立ってのはあると思いますが
それを差し引いてもめちゃんこ苦しい!!
これはトレーニングなんで無理って思ったらすぐに足をつけますが
これが実際の高所の作業で突然足を滑らせてこの衝撃が突然襲ってきたら・・・
しかも助けがくるまでそのままだなんて考えたら・・・
恐ろしすぎました.
実際にフックの付ける位置を間違えるとワイヤーの長さ分だけ一気に落下するわけで
そこに自分の体重が一気にかかると内臓破裂を起こすこともあるそうです.
なんて恐ろしい安全ベルト,いや危険ベルト!!!


そこまで思ってふと思い出したんです.
こういうベルトってつけてたよね・・・って.

ほら!!!!
もう完全に私の独断と偏見というか趣味!愛!!!で選んでますけど
たしかに安全帯を装着している!!!

私はずっとこれを付けているのを見てもなんとも思ってなかったんです.
これで安全だとぐらいに.
でも失敗してバランスを崩すとあの痛みが!!!
いえ,
実際にはそういうのがないぐらいに鍛えているんだと思います.
でもふとふいにってこともあれば
バランスの崩し方とか.
安全ベルトがあるから“転落”という大怪我は防がれる
ただし
安全ベルトがまた凶器にもなる
そういう中での練習.
普段アーティストの皆さんがどういった環境,緊張感の中で練習をし
そしてどれだけの危険とのとなり合わせてで演じてくれているのか
それを改めて実感しました.
実際に感じる・・・まさに実感.

私の独断と偏見と趣味に愛でバレエオンライトを選びましたが
どの演目だってそうですよね.
安全帯っていろんな演目で目にします.
ハイワイヤーだってつけてますし,チェアバランスも.

でも自分の体重って凶器ですね.
一箇所にかかるとそりゃもう恐ろしいもんです.
でもエアリアルティッシュの胴体にまきつけてグルグルグル~って降りる技.
あれなんかも全体重が最後止まる時なんかはその一点にかかるんですよね.
“鍛錬”
重い一言です.
それを経て演じられる演目を目の前にした時,
それに応えられる最高の喝采を送りたいですね.

ちなみに・・・
ハーネス型っていう胴体全体で支えるタイプの安全帯だと比較的耐えられます.
私が仕事でつかう時は是非ハーネス型を用意してもらいたいです.


ワンビンすごいな~~~~~
コメント
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