多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

『ダンサー 、 セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣 』を見に行く

2017-07-30 15:00:36 | Weblog
DANCERって映画を見に行ってきました。邦題はタイトルの通りです。
久々に映画館で映画を見ましたね。
しかもそれがこんなにもいい映画だなんて、さすが私!持ってるな〜と自画自賛です(⌒▽⌒)

映画はセルゲイ・ポルーニンというバレエダンサーに密着したドキュメンタリー映画です。
若くして才能を発揮しロンドンやロシアで活躍したバレエダンサーの半生を描いてます。
小さい頃の映像がしっかり残っているあたり、家族の期待を一身に受けたんだなと感じます。
自分の学費のために父と祖母が出稼ぎにいき、
自分が舞うことで家族が再び1つになれると信じて進んでいた中での両親の離婚。
バレエに対するモチベーションのもちかた。
生身のセルゲイ・ポルーニンが描かれています。
そしてこの動画に繋がっていきます。最後の舞と決めて取り組んだ作品。
Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle


この動画がアップされると瞬く間に再生数が増えていったそうです。
(その大元の動画はこれじゃないと思いますが)
それは動画を見れば分かりますよね。
そして寄せられるコメント。
その後、彼は再びステージに立っています。
両親や祖母を初めてステージに招待した公演で映画は締めくくられています。

いろんな立場、いろんな視点からこの映画は観れると思います。
私は雑技を愛する1人のファンとして観てました。
雑技だけでなく、舞踊、音楽そういったものは本当にそれを受けとる人の人生や人生観を
変えてしまうぐらい影響力をもったものだと思います。
それがきっと本当の感動なんだと思います。
そして思ったのは、こうやって私たちが本当に感動しているんだということが
伝わることはまたアーティストのモチベーションに繋がるのだということ。

私はふと初めてドラリオンを観て手紙を書いてた頃を思い出してました。

実はこの日観る映画の候補にこの作品は入ってなかったんですが、というか存在を知らなくて
映画館に行く20分ぐらい前に知り、急遽これにしたっていう背景があります。
出会いって不思議ですね。
まるで私はこの作品に吸い寄せられたかのようでした。

素晴らしい映画です。
コメント
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