北京市国際芸術学校 雑技魔術専攻 期末発表会 in 中国雑技団

北京市国際芸術学校の雑技、魔術(マジック)専攻の学生達の期末発表会が中国雑技団のリハーサルスタジオで今日の午前9時から行われたもようです。

参加者はこちらの41名の学生、うち20名が今期で卒業なんだそうです。
中国雑技団の団長を始め、校長や様々な関係者はもちろん、発表に参加していない学生達も
先輩達の演技を見て、学んでいたそうです。



では学生達によって演じられた演技を写真で見てみましょう。
はい、皆さん。勘違いしてはいけません。これから見る演技は雑技団員の演技ではなく
学生です。まだ団員になってない学生の演技です。

（1）花盘

雑技って聞いて、真っ先に思い浮かべる人も多いかもしれない演目ですね。
まだまだお皿3枚が多いのは、学生というところでしょうか。
ちなみにこの演目、意外と疲れる演目ってご存知でしたか？
腕がめっちゃ疲れるらしく、某雑技団員はイヤって言ってました（笑）

（2）爬杆

チャイニーズポール！
最近、これをさらに進化させた如墨 杆技 という演目が披露されましたが、
やはり基本はこのスタイルなんでしょうね。

（3）对手顶

中国雑技の基本の倒立姿勢をふんだんに取り入れ、ステージ上でたった2人、道具なしで
作り出される芸術ですね。

（4）女士单人柔术

ソロコントーション！
中国雑技団のショーの中でも1シーンを飾ることが多い演目ですね。
しっかりと後進も育成しています。

（5）蹬人

フットジャグリング、イカリアンゲーム
人数も活かして、高さを作るのも人、人、人です。

（6）软钢丝

スラックワイヤー
こちらも古くから中国雑技でいろんな雑技団で演じられている定番の演目ですね。

（7）集体技巧

実は今回一番驚いたのがこの演目です！
えっ！？これを学生時代にもう習得しちゃうの？って。
数年前にモンテカルロサーカスフェスティバルでゴールデンクラウンを受賞した演目です。
その時の中心人物が実は何年か前に辞めたんですがその時彼に
「あの演目はどうなるの？」
と聞きました。すると
「大丈夫。他の人もどんどん練習して育ってる」
と。
なるほど。既に学生時代から叩き込んでるんですね。

（8）女士三人造型

女性が持つ柔らかさ、女性とは思えない力強さ
そういったものが合わさった芸術作品ですね。

（9）手技

会場を盛り上げるクラウンのような役目も背負ったジャグリングのようですね。

（10）地圈

これぞ中国雑技！というフープダイビング！！
雑技の中の雑技ともいうべき演目で、当然のように学生時代からみっちり鍛えてきますね。

（11）集体空竹

そしてこちらも雑技を代表する雑技演目、ディアボロです。
団体での演じ方も先輩直伝という感じがします。
誰かが抜けてみすぐに誰かを補充できる体制、そして世界のいろんなところで
同時に中国雑技を届けることができる体制。さすがです。

（12）集体球技

そして、最後にはこれまで見たことがない演目です。
ボールジャグリングの団体バージョン。
これは実際にステージで見てみたいですね。

どうでしたか？
見てるうちに学生というのを忘れそうになりませんでしたか？
中国雑技団を下支えする学校。こういう学校の存在が演技のレベルを支え高めているんですね。
なお、20名はこの後中国雑技団の団員に正式になるそうです。
いつかどこかで彼ら彼女らの活躍を見られるかもしれませんね。
楽しみです。


(おまけ)
でも十三人顶碗はさすがになかったですね。
やっぱり、この演目が一番難しいんやろうな〜と思ったのでした。

中国雑技団の大道具チーム

昨日、紹介した中国雑技団の新演目《如墨 杆技》
あまり大掛かりな道具を使わない演目も中国雑技では多いですが
こちらは本来のチャイニーズポールを新しい形に、筆の動きを表現するために
大掛かりな大道具が組まれてます。
では、どういうメンバーがやってるか気になりませんか？
実は中国雑技団にはしっかりとした専門チームがあります。
それがこちら



お髭の優しそうなおじいちゃん。
こちらがチームを率いいる王建民さんです。


まるで子供の心を失っていない、自由なおじいちゃんって感じですね。
そしてこういう裏方にもきっちりとスポットを当てる中国雑技団なのでした。

こちらは演目を作り上げる途中の様子。

中国雑技団の演目を見る時、もし大道具に目がいったら、王建民さんたちを思い出してみてください。

香港で初披露された中国雑技団の新演目 《如墨 杆技》

香港が中国に返還されて20周年！
それを記念するイベントが香港各地で催されているみたいですが、
雑技ファンとして注目したいのがこちら
7月6日に香港文化中心大劇場で行われた《絶技天工》
劇場は満員御礼だったようですね。

そして披露されたのがこちらの演目！


見てください！なんちゅう贅沢なラインナップ！
モンテカルロサーカスフェスティバル ゴールデンクラウン受賞演目が
·集体空竹
·十三人顶碗
·地圈
·男女技巧
と4演目もある超豪華バージョン！日本公演も結構なメンバーでしたけど、超えてます。
男女技巧が滅多にみられないんですよね。かくいう私も実際に見たことがまだない。
さすが、香港返還20周年ですね！！
しかし、これだけでは終わりませんでした。

見たことありますか？
ないはずです。
私もありません。
それもそのはず、世界初公開された演目なんです。
準備してる様子は中国雑技団の微信とかでアップされてたので知ってはいましたが
完成、そして披露に香港が選ばれるなんて、お祝い感溢れますね。
演目名は《如墨 杆技》
記事によると、
「白と黒の衣装の芸人が書道の筆のような道具の間で高難度の技を繰り広げ
それはあたかも素晴らしい水墨画が描かれ完成していく様のよう」
とのことです(≧∀≦)
三本のチャイニーズポールは筆を表していて、人が移るとともに重さでポールも動く。
筆を動かし、墨が線を描く様子を体の大きさ長さも活かして表しているんでしょうか。
実際に見てみたいですね。
北京の中杂剧场こと东图剧场が一番見られる可能性が高いかな〜

重慶雑技芸術団 フィジーに立つ！

重慶雑技芸術団がフィジーを訪問し演技を披露したみたいですね。
披露された演目は
・空竹(ディアボロ)
・魔术(マジック)
・手技（ジャグリング)
・力量（ハンドトゥハンド)
そして重慶雑技芸術団を代表する演目
・水流星(ウォーターメテオ)
他、とのことです。
博覧なんちゃら広場ってところで数公演行われたそうですが、どれも満席だったようですね。
中国の魅力を伝えるために雑技という１つの伝統芸能をもって他国を訪問する。
大きな任務を背負ったツアーだったと思います。
参加された重慶雑技芸術団の皆様、お疲れ様でした。

いつか神戸にも来てくださいね〜
大阪と京都までは可！


ちなみに
公演の合間をぬって、ばっちり現地も楽しんだみたいです。



旅芸人の特権ですね(⌒▽⌒)

シルクのステージに立つチャンス！

シルクドゥソレイユがキュリオス日本公演に向けた日本人アーティストを募集してるみたいですね。
詳しくはこちらをご覧ください。

確かに日本公演用の日本人アーティストってたまに聞きますね。
こうやってこれまでも募集してたんかな。
私自身、見る方専門なのと、普段は雑技の方に注目して情報を集めてるので全く知りません。
初めてみたショーのドラリオンの辻さんとかどういう経緯でドラリオンに参加されたんでしょうかね。
奥澤さんは日本公演以前からコルテオメンバーで
クーザはあのステージに連れてかれる人が日本人ダンサーでしたよね。

過去はともあれ
シルクドゥソレイユのステージにアーティストとして立てる機会が急募という形でくるのは
目指す人にとっては大きなチャンス！ですね。
アーティストじゃなくて客として立つのであれば。。。
頑張ればできますよ(笑）
クラウンにいじられるってだけですけどね。
それでもめっちゃいい思い出になります。
私もクーザで経験したので(⌒▽⌒)

ちなみにスタッフ募集やアーティスト募集は中国の公演でもやってました。
いろんな形で働ける機会はあると思うので、情報に敏感になってるといいかもしれませんね。

聚福楼が混んでしまうじゃないか〜 おはよう朝日 で紹介された 羊肉のお店

以前も紹介した羊の脚の丸焼きが食べられるお店、聚福楼
東京ではすでに大人気のお店でしたが、関西ではこれから根付いていくって感じで
知る人ぞ知るお店って感じでした。。。
が、
今朝。。。
今朝です。
関西の朝のお化け番組「おはよう朝日」で紹介されちゃった〜〜
ぶっちゃけパッと見た感じのインパクトがバッチリで味もバッチリなお店です。
こんなお化け番組で紹介されてしまうとどうなるか。。。
きっと予約が取りにくくなっちゃいますね〜
行くと結構な人がリピーターになっちゃうと思いますしね。
しかも食べ放題が始まってお得さもアップしてるんです。


たらふく羊肉が食えますよ〜
しかもミニビュッフェ。。。

なんでミニって付けたの？って思う豪華さ。
もうすぐきっと誰でも知ってるお店になりそうな気がします。
でも、
お店が続くのが大切だからいっか〜
私はGWだけで3回も行ってますしね。
ちなみに放送前に1日だけ先に予約入れてました。
これはラッキーです。

ちなみにお店はこちら


宗右衛門町の川側を見ながら歩いてたら見つけられると思います。
ホテルイビススタイルズ目指して、そこできょろきょろすれば見つけやすいかな。
たぶん、今は予約必須だと思うので、ぜひ電話予約してから行ってみてください。
激戦区の日本橋でもオススメのお店です。

日本の3つのサーカス 以外にサーカス 〜いくらサーカス〜

日本でテントで公演し、テントに周りに簡易ハウスを作って生活し
そして次の都市、次の都市へと全員で旅して行く。
そういう大規模なサーカスは現在、木下大サーカス、ポップサーカス、ハッピードリームサーカス、ワールドドリームサーカスの
3団体、4テントですが、実はサーカスという形で活動している団体は他にもあります。
そんな団体の１つが大阪を拠点に活動されているいくらサーカスさんです。
普段は大阪の専用スタジオを使ってのサーカス技やそれを用いた運動の指導をされ、
実際にサーカスの技を練習できるみたいです。
そしてイベントを主催したり、呼ばれて参加したりしながら実際にショーもされてるみたいです。
私も正直、HＰのプロフィール以上のことは知らないので、詳しくはこちらのプロフィールを見て欲しいのですが、
やはり私の目をひいたのがこちら
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2009年〜2011年 オーストラリアメルボルン、スインバーン工科大学サーカス学部（National Institute of Circus Arts ) にてサーカスを学び、学位取得。
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サーカス学部にその学位です。
サーカス学という言葉自体は大島先生などの本を読むと出て来る言葉なのですが
実際に学位となると想像ができません。
例えば私は理系の大学を出てますが、研究室で新しい研究に取り組み、その成果をもとに学位をとってます。
もちろん言うまでもなく、別に私がテーマを見つけたわけでも、発見したわけでもなく
先生がある程度レールを引いた上を走っただけですけどね。
では、サーカスでは？
工学的に理屈上どういう技まで可能かを見極める？
これからトライする人の肉体的特徴から、その技ができるようになる可能性を事前にシミュレーションし
最適な技の努力に取り組めるようにする？
全く分かりません。
そういう話を伺えるような関係がないどころか
全く面識がないので、現状どうしようもないですが。。。
とりあえず、まずはショーを見てこようと思います！
Facebookでの告知が出てました。

私はもちろん2000円コースですけどね。
どんなショーを作られるのか楽しみです。

Toruk 台北遠征ついでに こちらもどう？ 舞铃剧场 ディアボロシアター

今のところ、Torukのアジアツアーの中では一番日本に近い位置なのが台北ということで
シルクファンで台北遠征をされる人は少なくないはず。
昨日はTorukの前半に行かれる方に、ショーといっしょに楽しめそうなものをお勧めしましたが
今日は後半に見に行かれる方向けです。
それがこちら

以前、東京でのイベントでも一部芸人が来日していた舞铃剧场、日本語だとディアボロシアターの
ショーが台北から比較的近い雲林という場所で見られます。
たった1日、7月15日という1日だけのチャンスしかないですが
まさに日本の連休とも被るタイミング。遠征される方もいるのではないかと思っての紹介です。
ディアボロをメインに１つのショーを作り上げるって興味深いですよね。
シルクだけってなんか寂しい気がするんですよね。
台北地元の劇団のショーもいかがでしょうか。

それは1枚の写真から。。。。 行きたくても行けない ワールドステージデザイン 2017 in 台北

ハンショーの方がWeChatにアップされていた写真。
台北に来てるだ〜とだけ最初思ったのですが、
なんですかこの展示会！！
ステージデザインショーなんて展示会があるってこと自体を知りませんでした。
そこにアップされてた様子だと



なんだかおもしろうじゃないですか〜
しかも時はまさに台北アバター時代！！

7月6日からのアバターと少しだけ被ってるんです！
これはアバターの開幕近辺狙った人は勝ちですね。
私はっていうと。。。
ぎりぎりの16日なので完全アウトでーす

アバターのショーが来日する予定があるのかないのかは分かりませんが、
台北は今わかってる範囲では一番近い距離。
行かれる方も多いと思います。
もしも予定があいそうな方は、この展示会も合わせてみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら

7月1日は。。。。

昨日は中華系でいろんな記念日があり、そこにポップサーカスの初日が被って書けませんでしたが
7月1日は他にも。。。。

カナダの建国記念日です！
シルクドゥソレイユ発祥の地ですね。
Facebookを巡ればシルクでカナダでやってるショーではカナダの国旗を顔にペイントしたり盛り上がってる様子がアップされてました。
なんせ150周年ですからね。

そして私の中で印象に残っているアーティストさんでいうと
ドラリオンのジョバンニことフィリップさんが誕生日だったようです。
私にとっての初サーカスがドラリオンで、初クラウンがジョバンニたちあの3人組(4人組？)でした。
その後もいろんなクラウンをいろんなショーで見ましたが
私の中でフィリップさんのどこか上品さを感じる笑い、楽しい雰囲気が一番好きです。

そうなんです。
私、どんなに周りがうけてても下品だと感じるとダメなんです。
クラウンとしてどうかじゃなく、これだけは好みですね。
実はトーテムにはまりきれなかったのもそこにあります。
そういう意味ではクラウンって私はそこまで注目しているポジションじゃないのに
実はショーに対する印象が左右されている大切なポジションになってる気がします。

しかし、日本公演のあと、まさかフィリップさんがZEDのクラウンとして再来日するとは思わなかったし
そのZEDが終わったあとも日本に滞在し活動してくれるとは夢にも思いませんでしたね。
残念ながらまだZED以降の日本でのフィリップさんを一度も見られてないのですが
いつか見たいですね。
フィリップさん、お誕生日おめでとう！
そして日本で活躍してくれてありがとう！
素晴らしい一年になるように祈っています。
なおフィリップさんは昨日から始まりました、こちら

ワンダースリーというショーに出演されてます。
詳しくはこちらをご覧ください。