田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

日曜日も働いています。

2010-07-18 19:36:10 | 日記
今週末は3連休の企業も珍しくないというのに休日出勤である。明日の祭日も当たり前のように出勤である。労働基準法の遵守などというのは建設業界ではお題目にすぎず経営者も末端の労働者も無頓着である。労働者を過酷な違法労働から守るための法律があるなどと考えたこともない無知な労働者が建設業の末端を担っている。公共事業工事の重なる冬場などは1ヶ月間一日も休みなしで働く事など日常茶飯事であるから、仕事の少ない夏場くらい休ませてあげればと思う。わが社の作業員も今日は数週間ぶりに休日となったようである。工場の舗装修繕となると、どうしても土曜日と日曜日しか工事ができないから休日出勤となるのだが、代休を申請しようものなら理屈の通らぬ役員が休んでばかりいると大声でどなり散らす。まるで休みを取ることが犯罪でもあるかのような態度に工事部の責任者は戦々恐々でびくびくしている。そんな工事部に嫌気をさしたのか3か月前に入社した土木技術者が退職を決意した。休みも取れない会社ではまともな家族生活ができないという理由である。いくら家族のために働くとはいっても、その家族と触れ合う時間さえ奪われる職場では長続きしないであろう。私も、以前勤めていた会社で海外への単身赴任を引き受けることになり1年8か月の間にわたり欧州と日本を3か月おきに往復する生活をしたことがある。たまたま息子が高校受験の時期にあたり、後々妻と息子から厳しいお咎めを受けた経験がある。家族とのコミュニケーション不足は、最悪の場合家庭崩壊にもなりかねない。休むことが悪であるという古い考えをすてきれない役員がいる会社では、彼を引き留めることはできなかった。高度成長期の時代に自分たちが必死に働いて現在の会社を守ってきたのだから、従業員たちも同じ思いで働くべきと信じて疑わない無能な役員は早々に退陣してほしいものである。まさに老害以外の何物でもない。神隠しなど期待しても無駄であれば、ぽっくり信仰でこの世を去ることを祈るしかないのか。ああ嘆かわしい。